昨日の記事でも書かせて頂きましたが、昨日は、北海道神宮例祭に伴う鳳輦(ほうれん)の渡御が行われ、午前9時から午後4時40分頃まで、同神宮の厳かな鳳輦や、各祭典区の華やかな山車(だし)などを中心とした凡そ1400人の奉仕者から成る神幸行列が、北海道神宮の周辺や、本年の年番(主管)である第十六桑園祭典区の区内、市内中心部の一部を神幸しました。
北海道神宮の本殿には、大国魂神(おおくにたまのかみ)様、大那牟遅神(おおなむちのかみ)様、少彦名神(すくなひこなのかみ)様、明治天皇様の4柱の御祭神がお祀りされているのですが、同神宮では毎年例祭翌日(札幌まつり最終日)の6月16日に、その4柱の神様達を1柱ずつ鳳輦と称される立派な輿(こし)にお載せして、神様達に市内を神幸(渡御)して戴いているのです。
普段は同神宮本殿内陣の奥深くに御鎮座されている神様が、年に一度この日だけは、鳳輦に載って市内を廻られるのです。
その北海道神宮鳳輦渡御では、南2条東3丁目に鎮座する同神宮頓宮と、三越デパートや4丁目プラザ前のスクランブル交差点の2ヶ所で、それぞれ駐輦祭(神輿渡御でいうところの御旅所祭)が斎行されるのが慣例となっており、私は今回、4プラ前で斎行されたプロムナード駐輦祭を見学してきました。
私はこの時、狸小路商店街の狸神輿の担ぎ手の一人として狸神輿に供奉しておりましたが、担ぎ手の人数がかなり多かったため、実際には御神輿を担いでいる時間よりも御神輿に寄り添って歩いている事のほうが多かったという事もあり(つまり余裕があったため)、都心に於いては狸神輿と渡御のルートが重複する北海道神宮の神幸もほぼ同時に見たり撮影したりする事が出来ました。
今回の記事に貼付の写真はいずれも、昨日私が見学・撮影してきた、駐輦祭の斎場(4プラ前交差点)に到着する直前の北海道神宮神幸行列の一部と、プロムナード駐輦祭の様子です。

▲ 本年の札幌まつりの年番である第十六桑園祭典区の山車。
桑園祭典区は9年ぶり、7回目の年番奉仕となります。私はかつて一度だけ、北海道神宮の神幸行列に奉仕員として供奉した事がありますが、その時の年番も桑園祭典区でした。

▲ 第二十琴似祭典区の山車。
本年の札幌まつりから新たに加わる事になった山車で、山車の上の人形は、南北朝時代(神社によってはその歴史観からあえて吉野朝時代とも云いますが)に南朝方の武将として活躍した名和長年です。

▲ 北海道神宮の鳳輦と、鳳輦に供奉する人達。
鳳輦は全部で4基あります。なかなか雅な光景です。場所は札幌駅前通りです。

▲ 北海道神宮の鳳輦と、鳳輦に供奉する人達。
この日は一時的に霧雨や小雨が降ったりしましたが、この時は雨は上がっていました。

▲ 北海道神宮の鳳輦。
鳳輦の形や大きさ、鳳輦を担いでいる人達の装束などからも、御神輿との違いが分かるかと思います。鳳輦は御神輿のように勢いよく揺さぶって担いだりはしません。

▲ 北海道神宮の鳳輦に供奉する人達。
赤い装束(衣冠)を着装しているのは同神宮の神職です。鳳輦1基毎に1人の神職が供奉します。

▲ 北海道神宮の宮司が乗っている馬車。
駐輦祭で舞を奉納する巫女も一緒に乗っています。ちなみに、今年の宮司車を引いたのは、北海道帯広市のばん馬レース「ばんえい十勝」で活躍したばん馬です。

▲ 北海道神宮の責任役員が乗っている馬車。
この神幸行列に於ける馬車は、講長車1台、副講長車1台、宮司車1台、責任役員車2台の、計5台です。
以下の写真はいずれも、午後2時半過ぎ頃から斎行されたプロムナード駐輦祭の様子です。
駐輦祭では、4基の鳳輦の御前にて、祓主や大麻所役による修祓、宮司による祝詞奏上、巫女による舞の奉納、斎主以下祭員や参列者による玉串拝礼などが、大勢の市民や観光客などが見学する中、厳かに執り行われました。












下の動画は、この時の駐輦祭で、北海道神宮の巫女2人により大神様に奉納された舞の様子です。
舞に続き、巫女により参列者への鈴祓いも行われました。
駐輦祭の斎行中は、私達が担いでいた狸神輿や、四番街商店街の繁盛神輿は、駐輦祭参列者達の後ろに控えていました。
北海道神宮の本殿には、大国魂神(おおくにたまのかみ)様、大那牟遅神(おおなむちのかみ)様、少彦名神(すくなひこなのかみ)様、明治天皇様の4柱の御祭神がお祀りされているのですが、同神宮では毎年例祭翌日(札幌まつり最終日)の6月16日に、その4柱の神様達を1柱ずつ鳳輦と称される立派な輿(こし)にお載せして、神様達に市内を神幸(渡御)して戴いているのです。
普段は同神宮本殿内陣の奥深くに御鎮座されている神様が、年に一度この日だけは、鳳輦に載って市内を廻られるのです。
その北海道神宮鳳輦渡御では、南2条東3丁目に鎮座する同神宮頓宮と、三越デパートや4丁目プラザ前のスクランブル交差点の2ヶ所で、それぞれ駐輦祭(神輿渡御でいうところの御旅所祭)が斎行されるのが慣例となっており、私は今回、4プラ前で斎行されたプロムナード駐輦祭を見学してきました。
私はこの時、狸小路商店街の狸神輿の担ぎ手の一人として狸神輿に供奉しておりましたが、担ぎ手の人数がかなり多かったため、実際には御神輿を担いでいる時間よりも御神輿に寄り添って歩いている事のほうが多かったという事もあり(つまり余裕があったため)、都心に於いては狸神輿と渡御のルートが重複する北海道神宮の神幸もほぼ同時に見たり撮影したりする事が出来ました。
今回の記事に貼付の写真はいずれも、昨日私が見学・撮影してきた、駐輦祭の斎場(4プラ前交差点)に到着する直前の北海道神宮神幸行列の一部と、プロムナード駐輦祭の様子です。

▲ 本年の札幌まつりの年番である第十六桑園祭典区の山車。
桑園祭典区は9年ぶり、7回目の年番奉仕となります。私はかつて一度だけ、北海道神宮の神幸行列に奉仕員として供奉した事がありますが、その時の年番も桑園祭典区でした。

▲ 第二十琴似祭典区の山車。
本年の札幌まつりから新たに加わる事になった山車で、山車の上の人形は、南北朝時代(神社によってはその歴史観からあえて吉野朝時代とも云いますが)に南朝方の武将として活躍した名和長年です。

▲ 北海道神宮の鳳輦と、鳳輦に供奉する人達。
鳳輦は全部で4基あります。なかなか雅な光景です。場所は札幌駅前通りです。

▲ 北海道神宮の鳳輦と、鳳輦に供奉する人達。
この日は一時的に霧雨や小雨が降ったりしましたが、この時は雨は上がっていました。

▲ 北海道神宮の鳳輦。
鳳輦の形や大きさ、鳳輦を担いでいる人達の装束などからも、御神輿との違いが分かるかと思います。鳳輦は御神輿のように勢いよく揺さぶって担いだりはしません。

▲ 北海道神宮の鳳輦に供奉する人達。
赤い装束(衣冠)を着装しているのは同神宮の神職です。鳳輦1基毎に1人の神職が供奉します。

▲ 北海道神宮の宮司が乗っている馬車。
駐輦祭で舞を奉納する巫女も一緒に乗っています。ちなみに、今年の宮司車を引いたのは、北海道帯広市のばん馬レース「ばんえい十勝」で活躍したばん馬です。

▲ 北海道神宮の責任役員が乗っている馬車。
この神幸行列に於ける馬車は、講長車1台、副講長車1台、宮司車1台、責任役員車2台の、計5台です。
以下の写真はいずれも、午後2時半過ぎ頃から斎行されたプロムナード駐輦祭の様子です。
駐輦祭では、4基の鳳輦の御前にて、祓主や大麻所役による修祓、宮司による祝詞奏上、巫女による舞の奉納、斎主以下祭員や参列者による玉串拝礼などが、大勢の市民や観光客などが見学する中、厳かに執り行われました。












下の動画は、この時の駐輦祭で、北海道神宮の巫女2人により大神様に奉納された舞の様子です。
舞に続き、巫女により参列者への鈴祓いも行われました。
駐輦祭の斎行中は、私達が担いでいた狸神輿や、四番街商店街の繁盛神輿は、駐輦祭参列者達の後ろに控えていました。