神幸記 ~西野神社神職のみこしブログ~

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小樽地守稲荷神社 神輿渡御

2013年08月25日 | 平成25年 他社・他会の神輿渡御
今日はお昼から、西野神社神輿会「神力會」の会員さん達6人と、小神力會の会員さん達2人(小学生と幼児)と、私の計9人で、札幌の隣町・小樽市の錦町に鎮座する小樽地守稲荷(おたるじまもりいなり)神社の御神輿を担ぎに小樽へ行って参りました。今日は同神社の例祭日で、地元の神輿会「手宮稲凰会」の主管により、同神社御神輿の渡御が行われたのです。
同神社の御神輿を担ぐのは、私にとっては4回目、3年ぶりの事で、今回は、午後2時の宮出しから午後4時半までの宮入りまで、2時間半の全行程を奉仕させて頂きました。

今月に入ってからは、所謂“ゲリラ豪雨”が全国的に頻発し各地で猛威を振っていますが、甚大な被害が出ている山陽・山陰・九州程ではないにしろ、道内でも最近は各地で突発的に局地的な大雨が観測されており、今日は小樽も午前中、かなり強い雨が降っていたそうです。
幸い、私達が小樽に着いたお昼過ぎ頃には、小樽では青空が回復しており、そのため今回の神輿渡御の大半は天気に恵まれていたのですが、宮入りの15分くらい前になって急に大雨に見舞われ、私達御神輿の担ぎ手はほぼ全員、ずぶ濡れになってしまい、宮入りの直前にすっかり身を清められました(笑)。もっとも、雨は10分程度でやんだので、典型的な通り雨でしたが。

 

 

 

 



「おたるイカ電まつり」の会場(臨時のビアガーデン会場となっている道路上)では、焼きイカなどのおつまみを食べながらビールを飲んでいる沢山のお客さん達の前で、手宮稲凰会による「宮入り」と「餅撒き」が行われました。
またここでは、小樽地守稲荷の宮司さんにより、御神輿の御前で駐輿祭の神事も斎行されました。

 

 

一時的に雨が降ってきたため、神社への宮入り(還御)は少し早目に行われましたが、今回も無事に渡御を終える事ができました。

 



宮入りの後は、神社の近くにある会館で直会が開かれ、私達西野神社関係者は午後5時から1時間程参加させて頂きました。今回は、西野神社の神力會を含む24もの神輿会からそれぞれの会員さん達が助勢に来たそうで、直会も大変盛り上がりました。

私は勿論、今回も御神輿の担ぎ手として小樽まで助勢へ行ったわけですが、私にはその役割に加え、神社の車に神力會関係者の皆さん方を乗せて現地まで連れて行く、という運転手としての役割もあるため、直会では当然お酒は飲まず、直会の後は、神力會の会員さん達を乗せて札幌に戻り、その後、皆さんをそれぞれの家まで送り届けてから、その車を神社に返し、自分の車に乗り換えて我が家へと帰りました。

宮入りの直前には、あまり多くはない人数で御神輿を担ぎつつ急勾配の上り坂を上らなければならず、しかも上り切った所で突然大雨に見舞われるなど、それなりに疲れるような事もありましたが(笑)、それでも、全体的には結構楽しい神輿渡御でした!