ルアンパバーンの風景

ラオスの世界遺産『ルアンパバーン』(Luang Phabang)の静かな風景を載せていきます。
実際は暑かった。

(無題)

2006-11-15 | 宗教
それを「宗とする教え」とすればそれは宗教になる。基本的には感情的・嘲笑的になる時点で無宗教はありえないだろう。アルツハイマー以外は濃かれ薄かれ宗教を持っているものである。灰色の人にとっては松坂の入札額も宗教と映るだろう。「宗教は全てカルトである」と見做しても普遍的ではない。宗教とはすべて、カルト化する要素を孕んでいるというものである。経済の教えでは「神は商品で宗教団体はシステムである」。心理学の教えでは「神は心の支え」。それは自分を保護する役割もあるが、思考基盤の硬直化が進めば、神や宗教をそのように見なさない思想をタブーとして異質排除することにもなる。それが反社会的な攻撃性に至ったときに、破壞カルトと呼ばれることとなる。また、仏教とか神道など、ほとんどの宗教の本質が思考基盤をより普遍的なものに移行さすもの,または思考基盤を抜けようとする反宗教的なものなのだが、宗教を音楽のように「語り得ぬもの」と捉えることをしないのはなぜだろう。心の支えになると知って信仰しないのはなぜだろう。保身だろうか。単にアニミズム的な傾向に基づくところであろうか。自己矛盾でもありメビウスの輪なところでもある。


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