二子玉川 de ぼちぼち絵日記

二子玉川在住主婦の好きなモノ絵日記。街歩きやスイーツ、エンタメ、昭和レトロ等 コメントお気軽に!☆

豊岡12 コウノトリの郷から

2010-06-19 15:26:25 | 旅行

(野生のコウノトリが観測できる「ハチゴロウの戸島湿地」)

佐渡のトキについては小学校の頃 国語の教科書でも取り上げられて とても印象に残っていたので 今回豊岡市のコウノトリを見るのにぜひ 子供を連れて行きたいと思いました。

国の特別天然記念物コウノトリについて少しお勉強。
体長は約1.1m、体重は4.5~5.5kgで羽を広げると2mにもなる大型の鳥で、蛙、ドジョウ、ナマズ、フナなどの生き物を食べて暮らします。
西洋では赤ちゃんを運ぶ鳥、日本ではしあわせを運ぶ鳥として親しまれたコウノトリ。
かつては国内各地に生息していたのが 生息環境の悪化で数を減らし、、
1971年 日本最後の野生のコウノトリが豊岡で死んで 日本の空からコウノトリが姿を消しました。

転機は 1985年、ロシアから幼鳥が贈られカップルができ、平成元年に待望のヒナ誕生。 
今、136羽のコウノトリが豊岡で暮らし、36羽は 再び自由に空を飛んでいるそう。




(豊岡市コウノトリの郷公園)


コウノトリが日本で最後まで生息していた豊岡では、コウノトリの「野生復帰プロジェクト」が進められています。
農薬や化学肥料を極力減らした 「コウノトリ育む農法」の田んぼ。


豊岡の中学生が市長に直談判して 学校給食にも使われるようになった「コウノトリ育む米」。


世界でも 3000羽程度しかいないコウノトリ。
豊岡市の活動は 世界から注目を浴びています。

とはいうものの、高齢化が進む農業で減農薬の田んぼを守る労力は どんなに大変だろうなぁ、と思う。。

「コウノトリ育む米」を ときどきでも消費することが コウノトリ保護にもつながります。
最近では コウノトリ米を使ったスイーツもでているので 見かけたらちょっと思い出してくださいね。

戸島湿地便り には最近巣立ちした野生のコウノトリの様子がみられます。
息をのむほど、綺麗ですよ~~



⇒ 兵庫県立コウノトリの郷公園
⇒ JAたじま コウノトリ育む米
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