先日の講義の際に、ご質問があった件、
キヤノンさんに問い合わせをしまして、下記の回答が得られましたので、
ここに記載いたします。
下記の文章だけで分かりにくいようでしたら、
次回の講義の際にご説明したいと思います。
質問内容: カメラ:キヤノン EOS R
暗所でのAFに関して、F値の暗いレンズを使用して
ISO感度を上げると性能が上がってAFが合うか?
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キヤノンさんからの回答:
EOS Rの測距可能輝度範囲は、カメラのISO感度設定に関わらず
EV-6までとなります。
また、F1.2よりも開放F値が暗いレンズを装着した場合は、
測距可能輝度範囲がEV-6よりも明るくなります。
AF用のゲインとカメラ設定のISO感度は別物であるため、
ISO感度と測距可能輝度範囲に関連性はありません。
また、開放F値が暗いレンズを付けた場合はAFセンサーに
入光する光量が低下するため、スペック値よりも
測距可能輝度範囲が明るくなります。
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更に、一眼レフカメラの場合についても伺った所、下記のような回答をしていただきました。
(文章そのままでなくて、私が要約しております。)
機種: EOS 1DX mk3の例
1. ファインダーを使用して撮影の場合
AF測距輝度範囲: EV-4~ EV21
(中央 F2.8対応測距点、ワンショットAF、常温、ISO100)
F2.8までの明るいレンズは、同じ性能。
(開放F値 F1.2のレンズを使用しても、F2.8のレンズでもEV-4まで。)
F2.8よりも暗いレンズの場合は、輝度範囲が狭くなります。
2. ライブビューで撮影の場合
AF測距輝度範囲: EV-6 ~ EV18
(F1.2、中央測距点、常温、ISO100、ワンショットAF)
F1.2よりも暗いレンズの場合は、輝度範囲が狭くなります。
ですので、光学式ファインダーを搭載している一眼レフカメラを使用している場合には、
暗所でAFが効かない、と言う場合には、開放F値の明るいレンズを使用して、
ライブビューで撮影すると、AFが効く可能性が高いという事になります。
キヤノンさんに問い合わせをしまして、下記の回答が得られましたので、
ここに記載いたします。
下記の文章だけで分かりにくいようでしたら、
次回の講義の際にご説明したいと思います。
質問内容: カメラ:キヤノン EOS R
暗所でのAFに関して、F値の暗いレンズを使用して
ISO感度を上げると性能が上がってAFが合うか?
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キヤノンさんからの回答:
EOS Rの測距可能輝度範囲は、カメラのISO感度設定に関わらず
EV-6までとなります。
また、F1.2よりも開放F値が暗いレンズを装着した場合は、
測距可能輝度範囲がEV-6よりも明るくなります。
AF用のゲインとカメラ設定のISO感度は別物であるため、
ISO感度と測距可能輝度範囲に関連性はありません。
また、開放F値が暗いレンズを付けた場合はAFセンサーに
入光する光量が低下するため、スペック値よりも
測距可能輝度範囲が明るくなります。
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更に、一眼レフカメラの場合についても伺った所、下記のような回答をしていただきました。
(文章そのままでなくて、私が要約しております。)
機種: EOS 1DX mk3の例
1. ファインダーを使用して撮影の場合
AF測距輝度範囲: EV-4~ EV21
(中央 F2.8対応測距点、ワンショットAF、常温、ISO100)
F2.8までの明るいレンズは、同じ性能。
(開放F値 F1.2のレンズを使用しても、F2.8のレンズでもEV-4まで。)
F2.8よりも暗いレンズの場合は、輝度範囲が狭くなります。
2. ライブビューで撮影の場合
AF測距輝度範囲: EV-6 ~ EV18
(F1.2、中央測距点、常温、ISO100、ワンショットAF)
F1.2よりも暗いレンズの場合は、輝度範囲が狭くなります。
ですので、光学式ファインダーを搭載している一眼レフカメラを使用している場合には、
暗所でAFが効かない、と言う場合には、開放F値の明るいレンズを使用して、
ライブビューで撮影すると、AFが効く可能性が高いという事になります。