先日のパンフォーカス写真の撮り方の講義に関して、御意見をいただきました。
フィルムカメラとデジタルカメラとでは、パンフォーカスの撮り方が違うのではないか? との事です。
こんなサイトをご参照下さい。
http://keisan.casio.jp/exec/system/1378344145
絞りを絞る事で、被写界深度が深くなって、ピントが合っている範囲が前後に広くなるのですが、それを計算してくれるサイトです。
このサイトで、後方被写界深度が無限遠になれば、パンフォーカスの写真になるという計算になります。
で、例えば24mmの焦点距離のレンズ、絞りF11を入力してみます。
先日、私が講義で、ご紹介した過焦点距離計算式に当てはめると、
過焦点距離が1.7454545mとなります。
この1.7454545mを、このサイトの ”被写体までの距離” に入力すると、
後方被写界深度: 無限遠
前方被写界深度: 872.73mm が算出されます。
よって、凡そ87cmから無限遠までピントが合ったように見える写真が撮れるという事になります。
でも、パンフォーカスと謳っていますが、
デジタルの場合、もしピクセル等倍で確認すると、ピントの甘い、ボケた写真になっています。
もし、ピクセル等倍でも、ピントが合っているようにするには、許容錯乱円径を画素ピッチの円径にする必要があります。
これはフルサイズ、APS-C、4/3によっても違いますし、画素数によっても大きく異なります。
ですが、ある程度のサイズの写真に焼きつけて、ある程度の距離で観賞する場合に
ピントが合っているとみなしてもOKとフィルムカメラの時代に採用された値とご理解下さい。
フィルムカメラとデジタルカメラとでは、パンフォーカスの撮り方が違うのではないか? との事です。
こんなサイトをご参照下さい。
http://keisan.casio.jp/exec/system/1378344145
絞りを絞る事で、被写界深度が深くなって、ピントが合っている範囲が前後に広くなるのですが、それを計算してくれるサイトです。
このサイトで、後方被写界深度が無限遠になれば、パンフォーカスの写真になるという計算になります。
で、例えば24mmの焦点距離のレンズ、絞りF11を入力してみます。
先日、私が講義で、ご紹介した過焦点距離計算式に当てはめると、
過焦点距離が1.7454545mとなります。
この1.7454545mを、このサイトの ”被写体までの距離” に入力すると、
後方被写界深度: 無限遠
前方被写界深度: 872.73mm が算出されます。
よって、凡そ87cmから無限遠までピントが合ったように見える写真が撮れるという事になります。
でも、パンフォーカスと謳っていますが、
デジタルの場合、もしピクセル等倍で確認すると、ピントの甘い、ボケた写真になっています。
もし、ピクセル等倍でも、ピントが合っているようにするには、許容錯乱円径を画素ピッチの円径にする必要があります。
これはフルサイズ、APS-C、4/3によっても違いますし、画素数によっても大きく異なります。
ですが、ある程度のサイズの写真に焼きつけて、ある程度の距離で観賞する場合に
ピントが合っているとみなしてもOKとフィルムカメラの時代に採用された値とご理解下さい。