黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

感覚と理論の狭間

2010年02月02日 | はるの成長日記
私はどちらかというと感覚派の人間なので、
理論的な話は苦手です。

だけど、理論派の方のおっしゃる
「なんでも引き寄せ引き寄せというのには違和感がある」という意見には同意です。

何かあると、
「あっ、それは引き寄せですね」
ってすぐいうのって、なんか胡散臭いじゃないですか(笑)

とかいいつつ、私もよくいってしまっているような気がしますが。
あぶない、あぶない、気をつけよ・・・。


じゃあ、それはどういう意味かと考えてみると、
何かを「決める」ことによって、
潜在意識にそれが刷り込まれるから起こることだと思います。

マツダの車を買ったとたん、
シェア的には低いはずのマツダの車ばかり目につくとか
妊娠したかも?と思ったとたん、
急に妊婦さんや子どもの姿が目に付くといったことです。

だから、正確には 引き寄せている のではなく、
意識がそちらに向いている ということなのではないでしょうか。

ということは、自分の心の風見鶏として使えそうです。


「気づき」という言葉もやたら使われます。
コーチングのセミナーにいっても、
やたらとこの言葉が飛び交っていて、うんざりすることも(笑)
やたらと何でも「気づき」で片づけてしまうと、
とても薄っぺらで安っぽく聞こえてしまうんですね。


だけど「気づき」という言葉の裏には、
新しく知る、とか、
今までもそこにあったけれど、
気がつかなかったことに気がつくとかいう意味もあると思います。
(オートクライン)
これはやっぱり、とてもコーチング的です。

だから、「気づき」という言葉ももっと深く掘り下げてみれば、
やはりとても重要なものなのでしょう。


だからこそ「引き寄せ」や「気づき」があったら、
「それは引き寄せですね~」
「それは気づきですね~」
ではなく、そこからもっと掘り下げていったり、
「じゃあ、その次はどうする?」と未来へ視点を移動させていったり、
具体的な行動に落とし込んでいくことがコーチとしては必要で、
それができるかどうかでコーチの力量の一部分がはかれます。

その他にも、コーチの力量がわかる部分があるのだけれど、
それは自分がクライアントの立場のときにも、実感することができます。

それを自分のコーチと共有できることがとても心地いいのです。



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