昨日で、子育てコーチングくらぶ”ダブルス”の仲間だった岡本彰子コーチが退会されました。
退会されるとコーチのお部屋にあったエッセイなどもなくなってしまうのですが、
彰子さんが私が初めてダブルスと出会って登録するきっかけになった日のことを
エッセイに書いてくださっていたので、
そのまま消えてしまうのはしのびなく、こちらに転載させていただきます。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
「ようこそ!ダブルスへ」
もう、2ヶ月以上前のことになりますが、
3月26日のダブルス2周年&タオさんの出版記念パーティーの日のことです。
開始時間の少し前、私は廊下で、訪れる皆さんをお迎えしていました。
「こんにちは。 どうぞ、こちらです。」
と、向こうから歩いてくるお母さんと娘さんを見て、驚きました。
会場に向かう電車で、途中までお向かいに座っていた親子だったのです。
(えっ! 本当にここに来る人だったんだ・・・)
その2時間前、私はこのお母さんと娘さんを見かけていたのでした。
日曜日の午前中、奈良から大阪の会場に向かう電車はすいていて、
私も座ることができました。
向かいに座った親子に目がとまったのは、どうしてだったでしょう。
お母さんの膝の上に 3歳ぐらいの女の子が座っていました。
ふたりともきちんとしたよそ行きの服装で、私は、自分の息子が
このぐらいの時のことを思い出して、ずいぶん違うなぁ・・・などと思っていまし
た。
しばらくすると、娘さんが座席に座ってお母さんがその前に立ち、
私は、お母さんの着ているエレガントなスカートに見とれていました。
そのうちに、娘さんが、「窓の外を見たい。」と言いました。
お母さんが、それはできないと断ると、娘さんは少し大きな声を出しました。
もう一度、お母さんが何かを言うと、「いややぁ」という娘さんの声がまた大きくなりました。
すいた車内の中、ふたりの会話は周りの人にはっきり聞こえていました。
私も、息子が電車の中で、無理を言ったり、大声を出して困ったことがあります。
どうなるんだろう。どうするんだろう。
少し身を固くしている私がいました。
それでも、お母さんの話し方や調子は変わりませんでした。
二言三言、娘さんとおだやかに会話をして、それから、娘さんの靴を脱がせました。
娘さんは、窓の外を見ながら、満足そう。
「今日は電車で寝るねん。」
私も、ほっと嬉しい気持ちになりました。
そして、ふと思いました。
「このふたり、今日のパーティーの参加者だったりして♪」
私は、時々、そんな想像をしてしまうのです。
でも、侮れません。昨年から2度ほど、そう思った知らない人と、目的地が一緒だったことがあるのです。
しかし、よく考えてみると、私は、打ち合わせのために早めに家を出ているので、
会場につくのは、パーティーの1時間前。時間帯が合いません。
地下鉄に乗り換えるために、電車を降りたとき、その親子の姿はありませんでした。
それが、まさか本当に、ダブルスのパーティーの参加者だったなんて!
パーティが終わった後、私はそのお母さんを探して、声をかけました。
同じ電車に乗り合わせていたこと、その時に見たおだやかな対応に、
温かな気持ちになったことを伝えたかったのです。そこで、ご自宅は神戸なのだけれど、
たまたま用事があって奈良から電車に乗ったこと、娘さんにとっては、
この日が初めて電車体験だったということを知りました。
少しお話をして、そして、お別れして・・・そこでお話は終わると思っていました。
4月半ばに、ダブルスに新しい登録コーチが仲間入りしました。
黒田 はるみコーチです。
自己紹介のメールを見て驚きました。あの時の、電車のお母さんではないですか。
彼女はコーチだったのです。
道理で、あの落ち着いたやりとりができるはずです。
そのことで、私自身のことを思い出しました。
2年前、ある子育てコーチングの講演会で、タオさんに出会ったことが、
私が登録コーチになるきっかけでした。すでにダブルスの会員になっていたものの、
登録コーチになるのは、もっと先のことだと思っていました。
会場で、もしかしたらメルマガ「タオとアービーの実録!子育てコーチング」のタオさんも
来ているかもしれない とひそかに期待していた私の横に、偶然タオさんが座ったのでした。
人の出会いや縁って不思議ですね。
こうして、出会えたことを嬉しく、そして感謝しています。
次は、どなたと、どんな出会いがあるでしょう♪
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
この日のことは私もよく覚えています。
この日の前日は私の両親と一緒に奈良にお泊りしていたのでした。
ダブルスの設立2周年のセミナーがあることは知っていましたが、
そのような事情からこの日程では無理よね、とあきらめていたところ、
友達からお誘いのメールがきたのでした。
それでもまだ悩んでいたところ、夫が「行ってきたら」と背中を押してくれ、
まだ赤ちゃんだった風を引き受けてくれたのでした。
とはいうものの、いつも車で移動することが多い我が家。
奈良から大阪までの乗り換えの多い長時間の電車移動は、
私にとっても花にとっても初めての経験で、
途中で気分が悪くなりはしないか、
トイレに行きたいといったりしないか、
車内で騒いだりしたりしないかと心配が山積みでした。
案の定、花は途中で「ママのお膝の上じゃなくて自分ひとりで座りたい」
もうそろそろ目的地の駅だというのに「お外がみたい」とか、
ポカポカの陽射しをうけて気持ちよくなり「このまま電車で寝たいの~」などといいだしたりしたのです。
花が少し声を荒げた時、車内の空気が変わったのは私も感じていました。
まさかその様子を一部始終みられていたとは(笑)
そんないろんな不思議な引き寄せが連なって、
彰子さんやタオさんとも出会うことができました。
彰子さんの独特のあたたかいふんわりとした雰囲気が大好きでした。
これからのご活躍もとても楽しみです。
退会されるとコーチのお部屋にあったエッセイなどもなくなってしまうのですが、
彰子さんが私が初めてダブルスと出会って登録するきっかけになった日のことを
エッセイに書いてくださっていたので、
そのまま消えてしまうのはしのびなく、こちらに転載させていただきます。
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「ようこそ!ダブルスへ」
もう、2ヶ月以上前のことになりますが、
3月26日のダブルス2周年&タオさんの出版記念パーティーの日のことです。
開始時間の少し前、私は廊下で、訪れる皆さんをお迎えしていました。
「こんにちは。 どうぞ、こちらです。」
と、向こうから歩いてくるお母さんと娘さんを見て、驚きました。
会場に向かう電車で、途中までお向かいに座っていた親子だったのです。
(えっ! 本当にここに来る人だったんだ・・・)
その2時間前、私はこのお母さんと娘さんを見かけていたのでした。
日曜日の午前中、奈良から大阪の会場に向かう電車はすいていて、
私も座ることができました。
向かいに座った親子に目がとまったのは、どうしてだったでしょう。
お母さんの膝の上に 3歳ぐらいの女の子が座っていました。
ふたりともきちんとしたよそ行きの服装で、私は、自分の息子が
このぐらいの時のことを思い出して、ずいぶん違うなぁ・・・などと思っていまし
た。
しばらくすると、娘さんが座席に座ってお母さんがその前に立ち、
私は、お母さんの着ているエレガントなスカートに見とれていました。
そのうちに、娘さんが、「窓の外を見たい。」と言いました。
お母さんが、それはできないと断ると、娘さんは少し大きな声を出しました。
もう一度、お母さんが何かを言うと、「いややぁ」という娘さんの声がまた大きくなりました。
すいた車内の中、ふたりの会話は周りの人にはっきり聞こえていました。
私も、息子が電車の中で、無理を言ったり、大声を出して困ったことがあります。
どうなるんだろう。どうするんだろう。
少し身を固くしている私がいました。
それでも、お母さんの話し方や調子は変わりませんでした。
二言三言、娘さんとおだやかに会話をして、それから、娘さんの靴を脱がせました。
娘さんは、窓の外を見ながら、満足そう。
「今日は電車で寝るねん。」
私も、ほっと嬉しい気持ちになりました。
そして、ふと思いました。
「このふたり、今日のパーティーの参加者だったりして♪」
私は、時々、そんな想像をしてしまうのです。
でも、侮れません。昨年から2度ほど、そう思った知らない人と、目的地が一緒だったことがあるのです。
しかし、よく考えてみると、私は、打ち合わせのために早めに家を出ているので、
会場につくのは、パーティーの1時間前。時間帯が合いません。
地下鉄に乗り換えるために、電車を降りたとき、その親子の姿はありませんでした。
それが、まさか本当に、ダブルスのパーティーの参加者だったなんて!
パーティが終わった後、私はそのお母さんを探して、声をかけました。
同じ電車に乗り合わせていたこと、その時に見たおだやかな対応に、
温かな気持ちになったことを伝えたかったのです。そこで、ご自宅は神戸なのだけれど、
たまたま用事があって奈良から電車に乗ったこと、娘さんにとっては、
この日が初めて電車体験だったということを知りました。
少しお話をして、そして、お別れして・・・そこでお話は終わると思っていました。
4月半ばに、ダブルスに新しい登録コーチが仲間入りしました。
黒田 はるみコーチです。
自己紹介のメールを見て驚きました。あの時の、電車のお母さんではないですか。
彼女はコーチだったのです。
道理で、あの落ち着いたやりとりができるはずです。
そのことで、私自身のことを思い出しました。
2年前、ある子育てコーチングの講演会で、タオさんに出会ったことが、
私が登録コーチになるきっかけでした。すでにダブルスの会員になっていたものの、
登録コーチになるのは、もっと先のことだと思っていました。
会場で、もしかしたらメルマガ「タオとアービーの実録!子育てコーチング」のタオさんも
来ているかもしれない とひそかに期待していた私の横に、偶然タオさんが座ったのでした。
人の出会いや縁って不思議ですね。
こうして、出会えたことを嬉しく、そして感謝しています。
次は、どなたと、どんな出会いがあるでしょう♪
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
この日のことは私もよく覚えています。
この日の前日は私の両親と一緒に奈良にお泊りしていたのでした。
ダブルスの設立2周年のセミナーがあることは知っていましたが、
そのような事情からこの日程では無理よね、とあきらめていたところ、
友達からお誘いのメールがきたのでした。
それでもまだ悩んでいたところ、夫が「行ってきたら」と背中を押してくれ、
まだ赤ちゃんだった風を引き受けてくれたのでした。
とはいうものの、いつも車で移動することが多い我が家。
奈良から大阪までの乗り換えの多い長時間の電車移動は、
私にとっても花にとっても初めての経験で、
途中で気分が悪くなりはしないか、
トイレに行きたいといったりしないか、
車内で騒いだりしたりしないかと心配が山積みでした。
案の定、花は途中で「ママのお膝の上じゃなくて自分ひとりで座りたい」
もうそろそろ目的地の駅だというのに「お外がみたい」とか、
ポカポカの陽射しをうけて気持ちよくなり「このまま電車で寝たいの~」などといいだしたりしたのです。
花が少し声を荒げた時、車内の空気が変わったのは私も感じていました。
まさかその様子を一部始終みられていたとは(笑)
そんないろんな不思議な引き寄せが連なって、
彰子さんやタオさんとも出会うことができました。
彰子さんの独特のあたたかいふんわりとした雰囲気が大好きでした。
これからのご活躍もとても楽しみです。