4・意識からの調整

このように意識を捉えるならば、この現実世界への心身の関わり方も違ってくるように思えるのです。

身体について言えば、ちょっとした症状を不安に思うのではなく、体に語りかけながらその症状が何故発せられているか知るようにしながら、自らを癒したりすることもできます。

心に問題が生じてネガティブな感情が湧いてきたら、その中に沈むのではなく、意識から自らの心に寄り添いポジティブな方へ導いてあげてはどうでしょうか？

このように、意識により心身ともに健康な状態を維持することは、決して不可能なことではないと思えるのです。

自分自身の体を自分という命（魂）の乗り物と捉えるとその心は、無限に在る意識を写し出す鏡と見ることができるかもしれません。

誰の意識も悠久なる完全なるものだからこそ、時空も次元も超越可能なのだと思えるのです。

それでは、この現実世界での体とそこ在る心は、何故？不完全で病気や老化そして不安定などを引き起こすのでしょうか？

それは、自分の意識に対して
尊敬や感謝を持たなくなってしまったからのように思えるのです。
このことは、人類の歴史の中のある時期から始まり受け継がれてきているように思うのです。

他者を敬い感謝するのも大切ですが、もっと大切なことは、自分自身の崇高な意識にこそ感謝し敬うことだと思うのです。

この地球と共に次元移行して行こうとするなら最も大切なことは、
受け継がれて来たマイナス面を捨て本来の真の意識、すなわち、本来の自分を愛し理解することなのではないかと思っているのです。

こういったことに意識の焦点を合わせていれば、心身が安定し地球とも強く繋がれ、より一層、安定していけるように思えるのです。

しかし、そんなことは希望せずに現実世界の荒海の中に意識を集中させてみたい、それこそが生きている貴重な体験だと捉える人もいるはずです。

それは、それぞれの人の選択であり意識という側から見れば、いずれは同じ位相に行き着くのだと思えるのです。

何故なら、意識は完全で無限ですから時間や場所などに左右されるわけもないと思うのです。

今、この時に次元移行を希望すればその道に在り、希望しなければその道にはいないのだと思うのです。

それでは、希望する人はどんな準備が必要なのでしょうか
？


続く