リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

観測点の数

2007-04-22 22:48:24 | アユの12ヶ月 川面からの記録
ギャンブルではないのだから、当たるとか当たらないでは困るのだ。

 以下の記事だが、1億ポイントで実際の観測などができるはずはない。
 予測するメッシュの数を多くするということだろうと思う。でもな。もとのデータが少なかったら、細かくしても精度が上がるとわけではない。
 そんなことやっているから、ますます当たらなくなるのではないか。もとい、予測できなくなっているいるのではないのか、ユーザーとしてそう思っている。

 天気予報の精度向上についてボクは対策はあると思っている。
 現在の気象庁発表にそって、予報するというシステムを改めること。そして、気象データは公表して予測については自由にするということ。
 そうしたら、「民間」の予報機関(会社)が自由に予報することができる。
ユーザーたる我々は、その予報機関を評価すればいい。そしてその正確さが検証できるのだ。

 気象予報は気象庁の専権事項ではない。

世界一当たる天気予報に、気象庁の観測ポイント1億強へ(読売新聞) - goo ニュース

☆テキスト版

*

世界一当たる天気予報に、気象庁の観測ポイント1億強へ
2007年4月21日(土)14:32

* 読売新聞

 気象庁は今年末をめどに、世界一の天気予報の的中率を目指し、コンピューターシステムの精度を上げる。

 大気に関する観測ポイントを1億強と大幅に増やして、3日後の台風進路予測のずれを今の320キロから20%減の260キロに減らし、週間天気予報で当たる確率を世界トップクラスの7割前後からさらに数%アップさせる方針だ。

 同庁が週間天気予報などに使っている2~9日後の予報計算では、地球全体の大気を細かいブロックに分けた「全球モデル」を採用。このブロックの各頂点の気温、気圧、風速などの観測データをスーパーコンピューターに入力し、天気を予測している。

 同庁は昨年春、それまでよりも約20倍計算が速いスパコンを導入したのを受け、全球モデルも改良する方針を決定。ブロックの頂点を現在観測している60キロ間隔の819万ポイントから、20キロ間隔の1億1000万ポイントに増やす。
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2 コメント

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モニタリング (ナカニシ)
2007-04-25 22:38:11
予報の基礎データになるモニタリングのシステムの向上について、気象分野はとても恵まれていると思います。何と比べてかといと・・・。
水生生物に関する環境やその生息データです。
なじみ易い海面漁業分野でいいかえると、海況や資源量でしょうか。
気象データと同じで、いますぐ役立つとはいえませんけど、これらのデータは地球環境や食糧や種の多様性確保という観点から、とても重要ですよね?
でも気象ほど、直接の重要性を認識されにくいためか、国・自治体のモニタリング予算・人員はどんどん削減されているのが現状です。
もう!しらないよ~♪
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モニタリングの方法 (ニイムラ)
2007-04-27 16:48:21
市民参加型のモニタリングとして琵琶湖博物館のうおの会は面白いと思っています。
 農水の田んぼの生き物調査も参考になるね。

http://www.lbm.go.jp/nakajima/FC00.htm
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