多分こうなっているだろうということは、分かってはいたのだが、今日衛星画像を解析して衝撃を受けている。メコン本流に2016年1月建設の始まったドンサホンダムは、凄まじいスピードで建設が進められている。現地に行く前に、状況を確認しようと、現時点で最新の2016年3月6日のランドサット衛星の撮影した画像をみた。メコン本流の最も有効な「魚の道」は完全に干上がって、そして、すでにダムの形が見え出していた。 . . . 本文を読む
メコンオオナマズが毎年1尾は捕獲されているラオスの漁場。日本の梁(やな)に似た構造のリーという漁具が仕掛けられている。このリーには毎年1尾のメコンオオナマズが捕獲されている。 この場所の下流にはメコン本流ダムとしてその建設による魚類の遡上障害が懸念されているドンサホンサムが計画さている。このリーのある場所はフーサホン(サホン分流)というメコン本流の一部だがそのサホン分流の最大の落差の場所がこの映像の場所となっている。 ことし、まだメコンオオナマズは捕獲されていない。20140702 . . . 本文を読む
思いもよらない因縁を感じている。メコン川を渡る通学路、渡船方法を検討していたがその解決策となりそうな方法は、なんとボクの自宅前の川にあった。明治時代に考案された「岡田式渡船」それは保戸島という長良川の中洲と川岸を渡すことを目的とした発明で全国で60箇所で使用され、海外でも普及したという。 . . . 本文を読む
メコン川河口から500kmあまり 標高80mに位置する ラオス南部のコーン島 落差20~30mの滝が連なるシーパンドーン(4000の島)と呼ばれる中洲。その滝の上流で汽水域に棲むアカメの仲間が捕れた。 . . . 本文を読む
メコン流域委員会は突然の水位上昇はラオス、ビルマ 雲南つまりはメコン上流域での降雨が原因であるとしている。中国のダムが原因ではないとしているのだが?信じがたい。とても不思議な水位変動をしている。降雨ならこんな水位変動はしないのではないか? . . . 本文を読む
メコン本流ダムの建設を間近にして、今年5度目のラオスである。5月の来訪はメコンの支流、タイでの魚類調査を依頼されて来たものの、あとの4回はラオスのシーパンドーン地方の魚の遡上を撮影に来ている。ところが、その4回とも、見事にその時期を外してしまった。 . . . 本文を読む