フィリピンで実際に使用されて効果の上がっている方法がこれ、
ペットボトルに砂糖とイースト菌をいれて炭酸ガスを発生させて蚊を集めている。
1.ペットボトルの上から20%程度のところでカット
2.切った部分を逆さにしてジョウゴのように逆さにしてはめる。
3.ペットボトルが1リットル入りなら、この中に砂糖50gと水100g、そしてドライイーストを2g入れる。
4.周囲を黒い紙で包んで完成。
室内の風の当たらない暗いところ、台所の隅とか寝室の壁際などに置くとよいようだ。
ただ、フィリピンのような、サトウキビ栽培が盛んで、パン食の人口がある場所でなら砂糖もイースト菌も手に入りやすいと思うけれど、メコン川流域ではサトウキビは栽培されていても高級品、精製した砂糖(ブラウンシュガーでも)はかなりの高級品となっている。そして米食文化圏だから.イースト菌となると入手はかなり難しいことになる。
そこで 検索していて見つけたのが。こちら
こちらは吸引器で集める高度なトラップだが炭酸ガスの発生は 卵の殻とお酢を使用している。
卵の殻を溶かしたら さん
こちらの方法では2.3日で溶けてしまうようだが、お酢と卵の殻で3日間くらいは炭酸ガスが発生できるということでもある。
ラオスでは市場でお酢(ワインビネガー)は売っているようだ。卵は鶏が毎日産んでいるので簡単に手に入る。
ワインビネガーの濃度を調整したら地元の減量で炭酸ガス発生装置ができるかもしれない!
これで、実験開始と思ったのだが、いくつかネットを徘徊しているとこんなページに行き当たった。
どうやら蚊というのは「足のにおい」が好きなようで、炭酸ガス以外にも誘引される臭いがあるということだ。
ただし、ラオスではほとんどの人が靴を履かないから靴下もない!!(ことが多い) つまりはつかえねー!
さらに、気がかりなことが書いてあった。
「The scientists believe that the yeast may release other gases in addition to CO 2 , when it ferments, that are similar to other gases that humans produce.」
イースト菌が炭酸ガスを出すときに、人間が発生して蚊を誘引する「その他のガス!」も出すらしい。
すると、イースト菌の利用の方がお酢と卵の殻よりもより効果的ということなのだろうか?
さて、ともかく、比較してみようとおもって、ドライイーストを注文した。
そのとき、ふと、面白い考えがうかんだのだった!! つづく…。