新潟久紀ブログ版retrospective

思わずつぶやいた…眩しい人物たち1

23歳でインドネシア大統領補佐官に就いたプトリ・タンジュンは、大財閥を築いた父の七光りや支援を得ずしての実業家であると共に起業インフルエンサーとしての実力を買われたらしい。「起業精神が重要」「経営ノウハウは人の生き方に通じる」との信念はコロナ禍での生き残り方を考える上でも響く。

新潟大学 特任教授の 伊藤充 先生曰く「その時代が要請する生産力を上げられた地域の人口は増える。人口増加 を目標とするのではなく時代に適合する生産性拡大を目指すべき」。右肩上がりの生産性を見出すのは難しいが、新型コロナ 感染数など「負の拡大」の抑え方が住民増のカギになる時代かも。 

新潟の産業振興について有識者と談話。行政はメニューを揃えて個別企業手上げ方式での補助や支援策を講じがちだが、少し違うと思う。県がやるべきは広い視野で内外の企業や産地の組合わせ等の中に新たなビジネスの仕組やチャンスの芽を見出し、武田修美さんや福田恭子さんやら...県内の若い"仕掛け屋"達と連携して展開していくことでは。

2020年4-6月のコロナ激震下での営業収益改善ランクトップが、電子商取引関連企業と聞いても驚かないが、当該企業の創業契機は、鶴岡祐太氏が大学生の時に母親からネットショップ開設の相談を受けて、個人が手軽に使えるサービスの需要増を予見したことらしい。"素人の困り事"に"拓ける隙間"を見出す力が興味深い。

病院経営の立場でも住民の生活動態が気になり、大手コンビニの経営動向も参考指標として注目しているが、コロナ禍で全面悪化かと思いきやセブンイレブンは巣ごもり需要を捉えて売上げを前年並みに戻している。著書で凄さを知るあの鈴木敏文氏が退いてもイズムは息づいているのか。戦略性を見習いたい。 

皮肉屋?的感じもする柳井正氏だが、直接の発言も伝聞も多々頷かされる。「リアルがダメな企業に電子商取引は成功できない」。デジタルに向かう前に良い現物作りを、というあたりまえの事が、DXなど流行のワードで世間が浮かされる熱ですり替わらないよう、"お堅い役所"こそ不動の視座を持つべきかも。 

十日町 ・津南地域の 医療 講演会で、小出病院の布施克也院長曰く「医療は病院完結から 地域完結 へと変化。国連では #SDGs で誰一人取り残さないとの標語提示」。新潟県立病院 の累積赤字対策は、病院単体の損益改善のみならず、地域としての医療体制という政策的な役割と負担の議論の中で見えてきそうだ。

新潟県立松代病院 の鈴木和夫院長と談話。新型コロナ 拡大を踏まえ、医療環境が脆弱で高齢弱者も多い田舎の小病院にて、感染を招かない対策徹底はもとより、最悪事態において公的医療機関として封じ込め策を講じつつ対処するにはどうすべきかを緊張感をもって日々思案している。強い責任意識に感じ入る。 

新潟県立十日町看護専門学校 がR2.4月に開校した。最新鋭の実習室や #患者ロボット など県内初の機器装備は新設校ならではだが、新潟県の基幹病院の 新発田病院 長でもある #塚田芳久 校長は「基本に立ち返り人を見ることを忘れず、#看護の心 を大事にして欲しい」と第一期生36人にエールを送った。 

(「思わずつぶやいた…眩しい人物たち1」終わり。)
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