オリジナル「107ソングブック」  Original  natarsher seven

全く、個人的趣味の音楽の一つ。高石ともやとナターシャセブン。
「107ソングブック」の曲をオリジナルの歌詞で

博多どんたくばやし(ぼんちかわいや)

2013-07-22 | natarsher seven

博多どんたくばやし(ぼんちかわいや)

 

ぼんち可愛や 寝んねしな      品川女郎衆は 十匁目  

十匁目の 鉄砲玉          玉屋が川ィ すっぽんぽん

一度は気休め 二度は嘘       三度のよもやに ひかされて
浮気男の くせとして        女房にするとは しゃれかいな

もうしもうし 車屋さん       ここから柳町ァ なんぼです
大勉強で 15           3銭に負けとけ アカチョコベ

もうしもうし 床屋さん       頭をハイカラさんに つんでおくれ
後短く 前長く           なるだけベッピンさんが 好くように

三味の音じめや 笛太鼓       杓子たたいて 浮かれ出す
かぶっておかしき にわか面     どんたく囃子の にぎやかさ

浮かれどんたく 春の宵       柳並木の 那珂川に
想うお方と たたずめば       月もおぼろに 顔かくす

博多どんたく 松ばやし       恵比寿に大黒 福禄寿
千代に繁昌の 街じゃもの      めでたく祝うて すっぽんぽん

 

宋との貿易を活発化させた平清盛の子重盛が博多の町にもたらした恩恵への謝意を示したのがはじまりとされていると伝えられています。

松囃子というのは、正月にはその年の新しい神様が門松に降りてくる、その松のみどりのめだたさに託して、それぞれの領主に対する年賀の行事として始まりました。

明治5年、国家神道だけを奨励する新政府下の県知事によって、「神仏の祭りごとを派手にしてはならない」と松囃子・山笠共中止させられますが、「天皇さんのお祝いならよかろうもん」と紀元節松囃子と言う名目で明治12年2月12日の紀元節に再開され、「博多どんたく」と呼ばれるようになり戦時中、一時中断されましたが昭和22年焼土の中から「どんたく」で町おこしの呼びかけがあり、年に一度の無礼講の行事として年々盛んとなりました。

 

ということのよう。

まあ

「天皇さんのお祝いならよかろうもん」と紀元節松囃子と言う名目で明治十二年二月十二日の紀元節に再開

するというのも博多の人間らしくて…。

ただ、他県の人間からすると福岡県としては「武田節」と「祝いめでた」を思い浮かべてしまうのだけれど。

やはり九州を代表するお祭りとして「どんたく」ということになるのでしょう。

京都祇園祭は「コンチキチン」を思い浮かべるようにどんたくには「まつばやしの大黒天 言い立て、どんたくばやし/ぼんち可愛いや」ということではないのでしょうか。


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