中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

中国の農貿市場について

2017年12月15日 | 中国事情

大理古城内には、農貿市場が四か所程あります。一番規模の規模の大きい農貿市場は、朝から日が暮れる迄の一日中開いていますが、他の農貿市場は午前中だけだったり、午後3時或いは4時頃から日暮れ迄だったりと開いている時間帯も色々です。

当然大理古城内にも、中国語で云うところの超市(スーパー)も何軒もあるのですが、地元の人の多くは今でも農貿市場で肉、魚、野菜、果物、豆腐等を買う人が圧倒的に多い様です。

私は旅先でも必ずの様に農貿市場を覗くのですが、農貿市場に行って初めて分かる事も多いです。このブログで触れた雲南省の石扉豆腐の事なども農貿市場へ足を運ばないと分からない事ではあります。この石扉県の農貿市場に行って初めて、他の土地では見られない程の沢山の豆腐屋と様々な豆腐が農貿市場には並んでいる事を知りました。農貿市場を覗いて改めて石扉県が豆腐の街である事を実感した次第です。

また、雲南省大理市大倉県の農貿市場では、他では見られない様な形の豆腐も見かけましたが、これも農貿市場に行ってこそ分かる事です。山芋の回で触れた日本の自然薯の様な山芋も農貿市場で無ければ見る事は出来ませんで、所謂超市(スーパー)では自然薯の様な山芋は見かける事は出来ません。

最近では北京、上海等の大都市に住む人は、農貿市場で買い物をする人も減っている様ですが、大理等の都市や農村部ではまだまだ農貿市場が活躍しています。

 

農貿市場では、10月頃からこの様に蜂の巣が売られています。昆明市の農貿市場で。

 

 昆明の農貿市場で見かけた小ぶりな餅。1989年に昆明で語学留学していた際、良く買った事を懐かしく思い出しました。

 

 

イナゴは貴州省や雲南省では割合良く見かけます。

 

 

この様な「毛豆腐」も農貿市場で無ければ見る事は出来ない物です。油で軽くソテーして食べますが美味しいです。野菜と炒めた物もあります。大理古城の農貿市場で。

 

10月11月には、この様に新鮮な「蛹」が売られています。大理市や保山市スーパーには冷凍した蛹も売られています。大理市下関の農貿市場で


バラの花。大理市下関の農市場で。

 

 

トンボの幼虫ヤゴは大理では一年を通して食べられる食材の一つで養殖されている様です。

 

この様に規模の小さい農貿市場も村では見かける事が出来ます。

 



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