中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

2018年中国に留学した人数は約49万人

2019年04月25日 | 中国事情

4月12日付の中国教育部のホームページに拠れば、2018年に中国に留学した外国人の数は約492.185名だったとの事です。尚、この数字には台湾・香港等の地区は含まれていないとの事で、世界中の196の国々や地区から、中国に留学する為に来たとの事です。その数は2017年よりは、約3.000人増えたそうです。

国別では韓国からの留学生が一番多く約5万人、第二位はタイで約2万8千人、第三位はパキスタンで約2万8千人、第四位は、インドで約2万人、第五位がアメリカで約2万人、ロシヤからの留学生も多い様でアメリカに次いで第6位で、約1万9千人との事です。日本は第10位で約1万4千人となっています。

インドネシア、ラオス、ベトナム、バングラデシュ、モンゴル等アジア諸国からの留学生の数もそれぞれ一万人を超えるとの事です。欧州では、フランスからの留学生が一番多く約1万人。イギリス、ドイツからの留学生も居ると思いますが、残念ながらこれらの国からどの位中国に留学生が来たかに付いての数字はありません。

留学先は、北京市が一番多く約8万人、次いで上海市が約6万人、江蘇省が約4万5千人等なっています。博士課程や修士課程に留学する人も多く、現在博士課程で留学して居る人の数は、約25.000人、また、修士課程で留学して居る人は約59.444人との事。尚、2018年、中国政府からの奨学金を貰い中国で留学して居る人数は、約63.041人で留学生全体の12.18%を占めるとの事です。

パキスタンやバングラデシュ、ネパールからの留学生の多くは最初中国語を学び、その後、医学部(中医を含む)に進学する人が多い様に思います。大理には大理大学があり、大学には医学部もあり留学生が多いのですが、その多くパキスタン、バングラデシュ等の国からの留学生との事で、その数は200名近くに上るとの事。大分前になりますが、河南省の河南医科大学に知り合いも居るので行った事もあるのですが、矢張り外国人留学生が約100名程いて、ほとんどがパキスタンやバングラデシュ等の国からの留学生との事でした。

私が中国に初めて留学したのは1988年の事ですが、その頃(注:1980代末から1990年中頃迄)は日本からの留学生が圧倒的に多く、北京市の北京大学、北京第二外国語大学、北京外大や上海市の上海交通大学、復旦大学等には日本から来た留学生が短期留学生を含めると100名近くいた様に思います。

 


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