息も絶え絶え~大学末期編~

期末ではなく、末期です。

北海道記~最終日~

2005-02-25 | ぶろぐ
と、言うわけで、怒涛の最終回。
今日は、管理人@さっき挨拶を「今晩は」にしちゃってたので直しました です。
どうでもえぇっちゅうねん。

最終日。携帯からの更新は後でリンクさせます。

午前中はぐうたらり。のんびり起きて、同輩・先輩の3人でのんびり滑りに出ました。特に事件は起こらず、普通に良質の雪を楽しめたと思います。

宿に戻るとチェックアウト後ではあったのですが、温泉を利用させて貰えるという事で入浴。

ここで普通の服に着替える事になった訳ですが、「あれ、帰りは短パンじゃないの?」という煽り。
「そこは流石に、ね。行きでもうインパクトは過ぎちゃったでしょ?寒いだけだから。」と断る僕。「えー。」と煽る同輩。「もう短パンはしまっちゃったよ。」と僕。









短パンに履き替えたよ。←バカ。

お昼ご飯を食べよう、という事になったのですが、色々な議論の末カップラーメンに決定。
「最終日だから豪華に!」とかいう概念はねぇのか?という周囲の視線を尻目にお湯を貰ってカップ麺をズズズとすする悲しい学生三人。

時間が来たので空港までのバスに乗り込む。連日の疲れもあり、みんな爆睡でした。ちなみに一発目に「ばくすい」で変換を押したら「縛吸い」という卑猥な誤変換が。どうでもええっちゅうねん。
さらに言ってしまうと、僕は一人だけ眠らずに3日目に行われた完徹萌えトークの隠し録音を聞きなおしてクスクス笑ってました!!



面白い、とかおもってたんですけど、やっぱりキモチワルイ。「萌え」てアナタ。



そして流れる車内アナウンス。

「現在、新千歳空港、滑走路が積雪によって封鎖、されて、おります。詳細な情報は、空港カウンターにて、各自、確認の方、お願い致します。」


この時、僕達は事態の深刻さに気付いていなかった。
誰もが、「おいおい、遅延かよ。」という程度のノリであった。
雪国・北海道、空港も雪国仕様であろう、除雪も溶雪も出来るだろう、と。

参照:携帯からの更新。

午後6時50分。僕らの本来の出発予定はANAの飛行機で7時半に新千歳を発つはずでした。
しかし。
JALに至っては6時50分の段階で7時以降の便のキャンセルが決定。
ANAはというと、頑なに「不明」。

怪しすぎる。
そんな面持ちでみんなが家に電話をする中、僕は友人とお土産を買いあさり、挙句ウニ・イクラ弁当を購入して食すという余裕っぷり。

19時20分。
幹事から方向があり、「欠航は無い」との事。搭乗口へ移動。その際、お土産はみんな何を買ったか、という話になる。

先輩「さっきやっとスープカレー買ったよ。」






ガッデム。

なんてこったい!ここに来て大泉さんのスープカレーを忘れていた!あの時買えば良かった!!
欠航かどうか、という時に落ち着いていたのに、いざ飛ぶ、と決まってから驚異的なテンパりをみせつける管理人。呆れかえる友人。
そのうちの一人が「荷物持っててやるから走れ。」という神の一手を繰り出してきたのです。アリガトウアリガトウ、壊れた機械のように繰り返した後、一人でローソンに駆け込んで、とりあえずスープカレーを二個ひっつかんでレジに。女子大生風の集団の前に割り込んで、レジに。ごめん、女子大生風の人たち。

テンヤワンヤで何とか荷物を預け、チェックをくぐって待機。

すると、出発は30分遅れて20時になる、とのアナウンス。ほら見た事か30分遅れで飛ぶじゃないか、とふんぞり返る管理人。

5分もしないうちに21時に変更。

ほら見た事か知ったかをするんじゃありません!、と大ブーイングを受ける管理人。
という訳でトランプ突入。先輩には「ドラバラ」のCDを聞かされる。普通によい曲が多くてびっくりでした。僕は森崎さんのジャイアンと言われるあの声はそんなに嫌いじゃないです。そして大泉さんは上手過ぎる。

20時40分、いよいよ搭乗かな?と思っていると、「21時半に変更」というアナウンス。


この時点で家が埼玉の奴は帰宅手段を失い、他の仲間も電車が無くなるという恐怖に晒され始める。

運命の21時30分、これ以上変更は無いらしく、怒涛のように押し寄せる人間達。詰まる搭乗口。結局離陸したのは22時を回っていました。千葉に住んでいる先輩はタクシーチケットを握り締める。

いい加減みんながテンパり始める。

僕は京急一本だから、そう安心していた管理人ですらまさかのピンチ。0時を越えたら危ないやーん。

23時50分、羽田着。ダッシュ。しかし荷物が中々流れてこない。その間、携帯で検索をかけた奴が既に京急も品川方面は死んでいる事を知り、OTL。家に電話して迎えに来てもらう事に。
東京でも埼玉寄りの人々は、希望を捨てずにダッシュ。学校の帰りに終電を使った事のある僕も「まだ横浜方面は・・・!」と諦めずにダッシュ。


携帯からの更新

ギリギリで0時22分の終電に飛び乗る事に成功。

他の人はかなり悲惨で、良い方から順に、タクシーチケットで帰宅・車で迎えに来てもらった奴の家に宿泊・現金でタクシー、など目もあてられない状況。

かくいう僕も蒲田からは特急しか出ていないという現実にぶちのめされる。
とりあえず自宅に電話。横浜の次に停まる上大岡まで車で来れるか聞いてみる。っていうか春休みボケしている僕は普通にこういう質問をしたんですけど、時は既に1時近い平日の深夜、翌日も普通に会社のある父には酷だったと思います。来てくれましたけど。
上大岡で無事に父に拾われると、携帯に家から着信が。テンパっている母でした。

母「今、ドコなの?」
ヨル「えっと、寝ちゃって、終点の金沢文庫まで着ちゃったの。。」
母「えぇ!!?お父さんは上大岡まで行っちゃったよ!!?」
ヨル「知らないよ・・・。こっちまで来れないか聞いてみて。それじゃあ、、」

何故こんなデタラメが口から出たのかは不明ですが、完璧に迷える子羊を演じきりました。即座に父の携帯に着信が。

父「もしもし。・・・うん。えぇっ!?文庫まで!!?そんなの知らないよ。もう高校生なんだから自分で判断させろ。じゃ、もう帰る。」

即座に今度は僕の携帯に着信。

母「もしもし。もうそっちまで車では行けないから、タクシーで帰っておいで。」
ヨル「え、えぇ!そんなにお金持ってないよ・・・。無理だよぅ。」
母「ウチの前に停めてもらって!そしたらすぐにお金払いにいくから!」
ヨル「う、うん、わかった。じゃ、じゃあね。」

アニーとかに受かりそうなくらいの演技っぷりで騙し続行。

家に着く。父が先に入って行く。僕は家に電話。
ヨル「あ、もしもし。タクシー拾ったんだけどね、えっと、家までの道を何て言えばいいかわかんないの。」
母「えっ。ちょちょちょ、ちょっと待って!いまお父さんが帰ってきたから!ねーねー、ウチまでの道ってなんて言えば~~~」

そろーっと電話を繋げながら階段を上る僕。

母「もしもし!あのね、とりあえずウチの住所を言ってみて!」

ガチャリとドアを開けて肩を叩く僕。

母「え?あ?い?うん?え?あ?(以下エンドレス)」
ヨル「あぁ。いいタクシーが見つかったから。」
母「お金はっ?」
ヨル「まだ。」
母「わかった!」

ドタドタドタと階段を駆け下りる母。ドコ!?タクシーはドコ!?と聞く母。

まだわかんないのかい・・・OTLと軽く鈍さに涙目になりつつ
ヨル「(父を指差して)アノ人にいくらか上げるといいよ。」
と一言。
母「え?あ?い?うん?え?あ?(以下エンドレス)」

父が事情を、っていうか嘘っぱちを説明すると
母「もう信じられない!もう信じられない!モウシンジラレナイ!!モウシン(以下エンドレス)」

1時40分という深夜の出来事。

いや、疲れました。

今回の旅行全体の感想を言うと、北海道さんもやり過ぎだし、僕もやり過ぎた。とにかくネタに満ち溢れて疲れてたまらないモノになりました。そしてまぁ、長い事忘れないだろう、って感じです。濃すぎ!
とは言え、北海道、良いトコでした。働き手も若い人が多かったし、空気も乾燥してるけど綺麗、雪は良いし、また行きたいっす!今度は少しぐらい晴れてくれても良いと思いますよ>北海道さん

携帯からのあんな更新に付き合って下さった皆様、これを全部呼んで下さった方がどれだけいるかは知りませんが、お粗末な事後レポにも付き合って下さった皆様、ホント感謝感謝!ありがとうございました!これからもよろしく頼むぞよ!

さて、今晩には一発普通の更新を行う予定でござい。一日引きこもってたのでネタが無いと言えば無いんですが、あると言えば、ある。(どっち)
では!

北海道記~4日目~

2005-02-25 | ぶろぐ
人生のウチでこの日ほど解説したく無い日は無い。
今日は、管理人@どこまで公開していいのか自分でも不明 です。
「どこまで着いてこれるかな?」という問いかけも虚しく、管理人がダウンというごめんなさいな状況ですが、残り二日分、今からいきます!

4日目。参照:携帯からの更新

僕を含めた一部は前夜の萌えトークのせいで著しく睡眠時間が不足しているという状況から話は始まります。
あの、ぶっちゃけて、スキー場に出たは良いものの、もうもはやブリザードと戦うHPなんぞ残って無いわけですよ。だから1本滑ったらもうレストハウスへ逃げました。

ヒドイ。

で、ずっと何を頼むでもなくぐうたらりとしている事2時間近く。

ヒドスギル。

挙句、先輩が「よし。ジンギスカンを食べよう。」とか言うものだからさぁ大変!昼間っから焼肉大会が開かれまして。
美味かったです>ジンギスカン
臭くなりました>ウェアとかマスク
焼肉臭くない?ってリフトで見知らぬ人に言われました>僕

ま、美味しかったし良しとしましょう。
で、問題は食べ終わった後ですよ。せっかく天気も良くなってきたというのに、満腹感と疲労から2時前にして帰還しようとする者が続出!そこは無理に待てよ待てよと引き留めましたが結局後半残っていたのは僕と先輩の二人だけ。

で、また疲れてたんですよね。

二人組で行動すると、リフト(4人乗り)に乗るときに相乗りになる事が多かったんですが、平気で

ヨル「先輩はどんな時に萌えますかー?
先輩「ガスッ(わき腹をパンチ)」
ヨル「ぐふ。何ですか!萌え萌え言っちゃ駄目ですか!」
先輩「あぁ?(キレ)」
ヨル「というか豪雪の割には斜面が意外とモフモフ、あ、いや、萌え萌えしてませんね!」
先輩「何でここにきて羞恥心を失ったの?」
相乗りしたボーダー「プッ!」


どうかしてた・・・OTL


もう疲れてたんです!とだけ言っておきましょう。

そしてこんな状態で、事件は起こった。
その時僕は先輩からちょこっと教えてもらった、内側&外側両方のエッジを立てて行う「レールターン」なるものにトライしてたんです。両のエッジを立てる、ってことは限りなく抵抗がゼロに近づくため、下手に直滑降をするよりもスピードが出る訳です。すごい!そう思った僕は果敢に挑み続けてました。左にターンする時は中々上手くイケるんですが、右はまだフラつきます。今思えば「フラつく」という事を自覚してあの超高速モードに突入したのはマズかった。
リフト乗り場の前に、ある程度の斜面がありまして、僕は乗り場までの勢いをつける為、例のターンを用いてスピードに乗っていたわけです。その時、確かにボーダーが多いな、とは思ってました。しかし密集しているわけではなかったのでそこまで意識せずにガンガン加速した訳です。そこで右のフラつきが出てしまった。本来予想していたコース取りに反して右にあまり曲がらなかったんです。得意な左に曲がり始めると、そこにはお下げ、つまり女性のボーダーが!
しかしながら左はある程度安定している。よし、思いっ切り曲がろう。そう思ったんです。
しかもそのボーダーは、こっちに曲がってきて、一度立ち上がった状態、ま、普通に考えれば次は逆側に曲がる訳ですよ。
どういう訳かまたさらにこっち側に曲がってきた訳です。
ひ、ひえー!!
レールターンで思いっ切り曲がる→さらに加速、そんな状態でブレーキなんぞ掛けようものなら僕が一回転しながらその女性に突っ込む事は間違いなし!
「自分の旋回能力を、新品のHEADの真っ赤に輝く板を、信じるんだ!!」
ぐっと膝を落とし込んで全力で回避を試みました。


ドガッ。


自分が吹っ飛んだのはわかりました。両足の板が外れたのも、わかりました。足が痛すぎるのも、わかりました。しかし、地面に叩き付けられた僕は、自分に意外とダメージが無い事も気付きました。なのに僕は地面に大の字でうつ伏せになったまま起き上がろうとしなかった。何故かって?

人を殺した、と、そう思った。

つまりは、

こっちも死んだフリをするしかない!

という幼稚園児並みの思考でもって事態の収拾を図ろうとしたのです。




ウンコ以下です。ごめんなさい。

しかしそこはやはり高校生。明らかに自分の行動が3歳児未満の対応であり、それはちっとも事態を収拾しないと思い、立ち上がって座り込んでいる女性のトコに駆け寄ったんです。すると周りには連れのイケメン男数人が!


彼女を殺した、だから僕も殺される、と、そう思った。

ネタではない。マジである。僕は本当にそう思ったんです。

ヨル「ご、ごめんなさい!!」
どうでもいい話ですが、僕はあまり「すみません」という言葉を使いません。

するとその女性は
女性「え?あ、あぁ、大丈夫です。・・・大丈夫ですか?」

とりあえず人を殺してはいない事に気付き、ホッとするのも束の間、ポンっと肩に手を置かれる。


あぁいよいよ公開処刑の始まりか、と、そう思った。

無論、これも冗談ではない。
他の一般客の前で僕は「何しとんねん、おぉ!!?」の怒号と共になぶり殺しにされると思い、うっすら涙すら浮かんだ。しかし、

イケメン「大丈夫ですか?」
何と僕の板を拾って持ってきてくれているではないか。
ヨル「あ、いや、僕なんかは全然ホントに大丈夫なんですけど!そちらの方は大丈夫ですか!?」
イケメン「この子(女性)は強いから大丈夫です。な?」
女性「え、あ、はい、大丈夫でーす。」
ヨル「ボードとか、壊れてませんかっ?」
女性「あ、それも全然大丈夫でーす。」
イケメン「っていうか、君、ホントに大丈夫?凄かったけど(笑)」
ヨル「ホントに大丈夫です。」
イケメン「そう。じゃ、気をつけてね。」
ヨル「はい!本当にごめんなさい!では、失礼します。」

僕は生きている。

というか、よく考えてみれば後ろから突っ込んだのであれば僕が何にもぶつからずに吹っ飛んだというのはおかしい訳で。多分、僕はギリギリでボードの上を滑った後に吹っ飛んだ、という事なんだと思う。危なすぎる。「気をつけよう」という最低限の意識に改めて気付かされました。

リフトでまた上まで行って、ちょっと滑って気が付いたのは、靴がバカになってる。留め具が片足に4つ、計8つあるんですが、うち3つが勝手に外れる自動解除システムがいつの間にか導入されており、非常に足元がぐらつく。

3度目のスキーなのに・・・OTL

でもそれは足首が異常に疲れるというぐらいで済みましたけども。
いや、本当に危なかった。

事件はそれでは終わらない。
ナイターにいって、宿に戻る間際、今度は先輩がボードに突っ込まれる。今度はホントに突っ込まれる。いってぇ、と呻く先輩。遠くまで吹っ飛んだボーダーが起き上がってこっちをチラリと見る。両手を広げて「何してんだ?」の意を示す先輩。

スルーして滑り出すボーダー。

「完全に告訴!完全に告訴!!」と爆笑しながら叫ぶヨル。
「おぉい、『勝訴』の紙はお前が持てぇ、ヨルぅ。」とキレる先輩。



そんなこんなで、夜の更新になるわけですが。





どこからツッコもうかしら。

1.タイトルが「萌え」
2.二重投稿、しかも時間差
3.病んでる?
4.シャラポワ?
5.ごめゎ?
6.みんな大好き?萌え?

この時点で結構量は以前に飲んだ時を遥かに凌駕していました。
何ていうかね、その以前のをチラッと読んで頂ければわかると思いますが、もう、僕が飲むという事自体がネタにされている。ひどい煽りよう。

先輩「わあ。俺のコップ入れると間接キスを狙ってヨルが全部飲んじゃうもん!」

飲み干したよ。

先輩「待って!ここでその缶を開けたらヨルが全部飲んじゃう!あ、開けちゃった!」

飲み干したよ。

ペースが尋常じゃなかったです。しかもすっごい疲れてましたからね、速かった、やられるのが。これもちょっとピックアップで。

・ポッキーゲームならぬカルパス(小さいジャーキー)ゲームを男しかいないのに提唱する。→可決しちゃう
・買出しに行った先輩に多分タメ口とか聞いて戻ってきた時に首から投げられる。
ごめんね、の意を込めてほっぺにチュウ。
・カリカリ梅を口から半分出してチュウをして回ろうとするも取り押さえられる。
・煽りには全部乗った。
・缶に液体が残ったまま暴れるとこぼれる、という理由から飲み干して回る。
・変な動きをする。
電気から垂れる紐相手にボクシング。
・デューク歩き。
・萌え萌えうるさい。
お尻を出す。


これこそ完全に告訴。ヒドイ。


僕はホントに飲むだけではこんなにはならないんですが、イカンセン疲れすぎていた。徹夜での萌えトーク&昼間の大事故&夜はナイター。これだけで酔ってもおかしくはない状態。以前の時は完全に記憶があったのに対し、今回は、もう、あんまし覚えてないっす。今度っからは如何に限界を超えるか、ではなく如何に理性を保ち続けるか、という事にチャレンジしたいです。

しかし本当にひどい・・・OTL

※次回、怒涛のラストです。最後まで北海道さんは僕らに息つく暇も与えなかった・・・。