明日から奈良記念だ！

明日から奈良競輪場で、開設58周年記念競輪
「春日賞争奪戦」が始まります。

ただ、近年は便利なもので、
インターネットで1ヶ月前に斡旋される予定の選手を、
検索して知ることが出来ます。

そうなると楽しみ方はただ一つ…。

トップ選手で誰が欠場するか…(笑)。

自分で書き込んでおいて、何とも皮肉な言い回しだなあ…(汗)。

まあ…今回の斡旋に至っては、日曜日まで高松競輪場で
「東西王座戦」を走った選手も入っていましたし、
昨年度の年間最優秀選手や新人選手の表彰式が
直前にありましたので、忙しいスケジュールなので、
欠場も仕方なしか…。

って、んなわけねえだろが、ボケェ!!

と、言いたいのが一般ピープル＆競輪ファンの本音。

選手の言い訳は、大概決まって…。

「出場しようとは思ったんですけど…。」

「直前に、体調を崩してしまって…。」

「お客さんに、車券で迷惑をかけるわけにも行かなかったので…。」

が、大方の言い訳です。

でも…疲れていようが、やる気のある選手は走りに来ます。
つまり、どのように弁解しようが、ファンから見れば
大概は言い訳にしか聞こえてきません。

世間は今、不況だ、仕事が減ったと言われています。
正社員に至っては、薄給で人員整理が急激に
進んだお陰で、大変激務になっています。
ちょっとの病気で休もうものなら、ブラックリストに
入るかもしれない中、恐怖に怯えております。
つまり、疲れていようが、休みたくても簡単には
休むわけにはいかないのです。

それがどうでしょう…。
トップに君臨する、競輪界の華とも言われる選手達が、
何とも贅沢な話ではありませんか!


僕の書き方は、辛口であっても、
決して誹謗中傷しているわけではありません。
競輪が好きなので、少々きつい書き方になってしまうのです。
同人誌もそうなのですが…。

体調管理は、確かに年齢を重ねる毎に難しくなるものです。
僕も最近、感じることがあるので、気持ちだけは解ります。
大怪我をして、欠場を余儀なくされるのならば、
それ以上言うつもりはありません。

何度も言いますが、体調管理だって、
プロの仕事の一つだと思います。
欠場するのは勝手かもしれませんが、
目玉の選手が欠場することで、売上げが目標を下回ることは
避けられないでしょう。
今までが、場外を沢山展開してきたことによる、
奇跡みたいなものであって、今後はそんな訳にもいかなく
なってくるでしょう。

何故なら、庶民の財布の紐は、確実に堅くなっているからです。
商品に魅力がなければ、選択肢から外れる。
今の競輪も、そんな淘汰されていく状況にあります。
ファンが去っていけば、いずれは自分の首を絞めることに
なるのは間違いありません。

一時の欠場とは言っても、一時期流行った言い方をするなら…。

「全ては自己責任で…。」

と、言うことになりますね。


それでも、スケジュールは決まっているので、
淡々とレースは消化していきます。

まあ…それでも、見所がないわけでもありません。

今回も若手有望選手が多数斡旋されており、
戦法に関わらず、新鮮味のあるレースをして欲しいものです。
特に、奈良は一周333ｍの短走路。
主導権争いが激しく、展開も目まぐるしく変化します。
前残りを狙って、激しく脚を消耗した選手の後ろから、
いつの間にやら頭まで突き抜けて万車券！
何てことも多々あります。
前残りで手堅く決まりそうなイメージでも、
そうはいかない冬場のバンク。

さあ、大波乱の4日間となるのか？
この開催でダービーで狙えそうな選手を
探しておくのが吉。

では、熱いレースに期待しましょう。