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TCP/IPプロトコル群におけるRFC3168に関するネットワークスペシャリスト試験問題

2025-06-11 06:58:26 | ネットワークスペシャリスト試験

以下は「TCP/IPプロトコル群におけるRFC 3168(Explicit Congestion Notification, ECN)」に関するネットワークスペシャリスト試験対策の選択式・穴埋め・誤文訂正問題(全10問)です。


■ 問題 1

RFC 3168が定義している主な技術はどれか。

  • A. IPアドレスの自動割り当て
  • B. 暗号通信の仕様
  • C. 明示的輻輳通知(ECN)
  • D. 再送制御方式

【正解】C 【解説】RFC 3168はExplicit Congestion Notification(ECN)を定義した文書である。 【穴埋め】RFC 3168は「明示的______通知(ECN)」を定義している。→ 輻輳 【誤文訂正】

  • A:DHCPに関連
  • B:TLS/SSLなど別RFC
  • D:TCPの機能

■ 問題 2

ECNが有効な場合、ネットワークが輻輳していることを通知する手段はどれか。

  • A. パケット破棄
  • B. ヘッダのビット設定
  • C. ARPブロードキャスト
  • D. 再送要求

【正解】B 【解説】ECNはパケットを破棄せずにIPヘッダとTCPヘッダに特定のビットを設定することで通知する。 【穴埋め】ECNは「ヘッダの______設定」により通知される。→ ビット 【誤文訂正】

  • A:従来のRED方式
  • C:ARPは別機能
  • D:TCPによる再送とは異なる

■ 問題 3

ECNの導入により期待される主な効果はどれか。

  • A. 帯域幅の削減
  • B. 通信の暗号化
  • C. パケット損失の回避
  • D. IPアドレスの増加

【正解】C 【解説】ECNは輻輳の早期通知によりパケット損失を回避し、ネットワーク効率を向上させる。 【穴埋め】ECNは「パケット______の回避」に寄与する。→ 損失 【誤文訂正】

  • A:帯域そのものは変わらない
  • B:暗号化とは無関係
  • D:IPv6等に関連

■ 問題 4

RFC 3168に基づくECNの導入にあたって、対応が必要な機器はどれか。

  • A. DNSサーバ
  • B. ルータ
  • C. メールサーバ
  • D. DHCPサーバ

【正解】B 【解説】ECNはルータが輻輳を検出し、対応するビットをセットする必要がある。 【穴埋め】ECN対応には「______」の機能変更が必要である。→ ルータ 【誤文訂正】

  • A/C/D:ECNと直接関係しない

■ 問題 5

IPヘッダのどのフィールドにECN用ビットが含まれているか。

  • A. バージョン
  • B. ヘッダ長
  • C. Type of Service(ToS)
  • D. フラグメントオフセット

【正解】C 【解説】ECNはIPヘッダのToS(後のDSフィールド)の下位ビットを利用する。 【穴埋め】ECNは「ToS(DS)フィールド」に「______ビット」を含む。→ 下位 【誤文訂正】

  • A/B/D:ECN用ビットは含まれない

■ 問題 6

ECNが動作するには、通信の両端のホストがどのように設定されている必要があるか。

  • A. 片方のみ対応
  • B. どちらもECN非対応
  • C. 両方がECN対応
  • D. TCPのみ有効

【正解】C 【解説】ECNは送信元と受信先の両方が対応している必要がある。 【穴埋め】ECNは「通信の______」が対応している必要がある。→ 両端 【誤文訂正】

  • A/B/D:機能しないか不完全

■ 問題 7

TCPヘッダでECN通知に使われるフラグはどれか。

  • A. SYN/ACK
  • B. ECE/CWR
  • C. URG/FIN
  • D. PSH/RST

【正解】B 【解説】ECEは輻輳通知の受信、CWRは輻輳情報の送信済み通知に使用。 【穴埋め】TCPヘッダにはECN用に「ECE」と「______」が定義されている。→ CWR 【誤文訂正】

  • A/C/D:通常の制御フラグでありECNとは無関係

■ 問題 8

RFC 3168で定義されているECN対応の確認方法はどれか。

  • A. TCPシーケンス番号の一致
  • B. ECN対応フラグの交換
  • C. DNS名前解決
  • D. MTUサイズの自動調整

【正解】B 【解説】通信開始時にECN対応を示すフラグの交換が行われる。 【穴埋め】ECN対応は「ECNフラグの______」で確認される。→ 交換 【誤文訂正】

  • A/C/D:ECNとは関係しない

■ 問題 9

ECNの有効性が特に期待される通信の特性はどれか。

  • A. 低遅延を必要としない
  • B. 再送が頻繁なUDP
  • C. 輻輳制御が必要なTCP
  • D. 一方向のみのデータ送信

【正解】C 【解説】TCPは輻輳制御を行うため、ECNの通知を利用できる。 【穴埋め】ECNは「______制御」を行うTCPで有効である。→ 輻輳 【誤文訂正】

  • A/B/D:ECNとの関連性が薄い

■ 問題 10

RFC 3168が実装される以前のネットワーク輻輳制御の手法はどれか。

  • A. ECN
  • B. RED(Random Early Detection)
  • C. OSPF
  • D. IGMP

【正解】B 【解説】REDはパケット破棄によって輻輳を検出していた。 【穴埋め】REDはパケットを「______」ことで輻輳を通知する。→ 破棄 【誤文訂正】

  • A:RFC 3168で導入された新技術
  • C/D:ルーティングやマルチキャストのプロトコル

「TCP/IPプロトコル群におけるRFC 3168(Explicit Congestion Notification)」に関する問題10問(選択式・穴埋め・誤文訂正形式)を文書に追加しました。次にRFC 768(UDP)やRFC 791(IP)など他の関連文書をご希望であればお知らせください。



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