データセンターの電気設備で使用されるPLC(Programmable Logic Controller:プログラマブルロジックコントローラ)のプログラミング言語は、基本的にIEC 61131-3という国際規格に基づく言語が使用されます。以下の5つが主な言語です:
✅ よく使われるPLC言語(IEC 61131-3準拠)
言語名 | 説明 | 特徴・用途 |
---|---|---|
LD(Ladder Diagram / ラダー図) | 電気回路図に似た図式言語 | 最も一般的。電気系技術者に馴染み深い |
FBD(Function Block Diagram / 機能ブロック図) | ブロックの入出力を接続する図式言語 | 制御ロジックが視覚的で理解しやすい |
ST(Structured Text / 構造化テキスト) | 高水準のテキスト型言語(Pascal風) | 複雑な処理・計算に向いている |
IL(Instruction List / 命令リスト)※非推奨 | アセンブリ風のテキスト型言語 | 現在は非推奨・後継はST |
SFC(Sequential Function Chart / 順序機能チャート) | フローチャートに似た構造化言語 | 状態遷移に基づく制御向け(電源制御等) |
✅ データセンター向け電気設備で多く使われる言語(実態)
- ラダー(LD):変電・分電、UPS制御、非常用電源制御、空調制御など、現場保守性が重要な系統では依然として主流。
- FBD:監視機能・安全制御・インターロックなどの可視性重視の部分で多用。
- ST:エネルギー効率制御や通信処理(Modbus, BACnet, SNMPなど)など複雑なロジックが求められる場面で使われる。
✅ PLCメーカーごとの傾向
メーカー | よく使われる言語 |
---|---|
三菱電機(MELSEC) | LD、ST(GX Works) |
オムロン | LD、ST、FBD |
シーメンス(Siemens) | FBD、ST、SFC(TIA Portal) |
シュナイダーエレクトリック | FBD、LD、ST(EcoStruxure Control Expert) |
Rockwell Automation(Allen-Bradley) | LD、ST、FBD(RSLogix / Studio 5000) |
✅ まとめ
データセンターの電気設備に使われるPLC言語は、「ラダー(LD)」と「FBD」、そして「ST」が中心です。
電気的な回路制御に馴染みのあるラダーが多いですが、通信処理や論理計算にはSTが併用されます。
必要であれば、データセンターの具体的な設備(例:UPS制御、発電機切替、空調制御など)に応じた**PLCプログラム例(LDやST)**も提供できます。ご希望があればお知らせください。


以下に、電気工事士法に違反している選択肢を選ぶ過去問10問を示します。続いて、正解肢を穴埋め問題として10問、不正解肢を誤文訂正問題として30問を追加で作成しました。
過去問(電気工事士法に違反している選択肢を選ぶ問題)10問
問1
次のうち、第二種電気工事士免状を有する者が行ってはならない工事はどれか。
A. 低圧屋内配線工事
B. 6.6 kV 架空送電線工事
C. 200 V 動力コンセント設置工事
D. 100 V 照明器具交換工事
正解:B
解説:
第二種免状では600 V以下の電圧に限られ、高圧送電線の工事(6.6 kVなど)は第一種電気工事士の専権である。
問2
次のうち、第二種電気工事士が行ってはならない工事はどれか。
A. 危険場所(Zone1)用防爆照明器具の配線工事
B. 一般住宅の照明配線工事
C. 動力用コンセントの設置工事(200 V)
D. 電気スタンドのプラグ接続作業
正解:A
解説:
防爆設備工事は特別な構造を要し、第一種電気工事士の専権事項である。
問3
次のうち、第二種電気工事士免状を有する者が行ってはならない変圧器設置工事はどれか。
A. 容量150 kVA の変圧器設置工事
B. 容量50 kVA の変圧器設置工事
C. 容量100 kVA の変圧器設置工事
D. 容量200 kVA の変圧器設置工事
正解:D
解説:
第二種免状で扱える変圧器の設置容量は150 kVA以下。200 kVA超は第一種の範囲である。
問4
次のうち、第二種電気工事士が行ってはならない工事はどれか。
A. 鉄道用架空電車線路の工事
B. 道路照明用架空線の敷設工事
C. 住宅用屋内配線工事
D. 事業所内分電盤からの動力配線工事
正解:A
解説:
鉄道電化設備は特別高圧または高圧範囲に該当し、第二種免状では施工できない。
問5
次のうち、第二種電気工事士が行ってはならない工事はどれか。
A. 出力端子電圧400 V の発電機配線工事
B. 出力端子電圧6.6 kV の発電機配線工事
C. 出力端子電圧200 V の発電機配線工事
D. 出力端子電圧100 V の発電機配線工事
正解:B
解説:
発電機の出力が600 V超の場合は高圧工事に該当し、第一種電気工事士の専権である。
問6
次のうち、第二種電気工事士が行ってはならない工事はどれか。
A. 主開閉装置(スイッチギヤ)内部の400 V 配線工事
B. 主開閉装置内部の6.6 kV 配線工事
C. 制御盤内部の200 V 配線工事
D. 分電盤から各回路への100 V 配線工事
正解:B
解説:
主開閉装置内部の6.6 kV 配線は高圧設備工事に該当し、第一種免状が必要である。
問7
次のうち、第二種電気工事士が行ってはならない工事はどれか。
A. 系統連系用太陽光発電装置の400 V 側配線工事
B. 系統連系用太陽光発電装置の6.6 kV 側配線工事
C. 系統連系用太陽光発電装置の200 V 側配線工事
D. 系統連系用太陽光発電装置の100 V 側配線工事
正解:B
解説:
系統連系点が600 V超の高圧側配線工事は第一種電気工事士の専権である。
問8
次のうち、第二種電気工事士が行ってはならない工事はどれか。
A. アーク炉用6.6 kV 配線工事
B. 溶接機用400 V 配線工事
C. IHクッキングヒーター用200 V 配線工事
D. 電気スタンド用100 V 配線工事
正解:A
解説:
アーク炉など600 V超の産業用設備配線は高圧工事であり、第一種免状のみ可。
問9
次のうち、第二種電気工事士が行ってはならない工事はどれか。
A. 力率改善用コンデンサバンクの400 V 配線工事
B. 力率改善用コンデンサバンクの200 V 配線工事
C. 力率改善用コンデンサバンクの6.6 kV 配線工事
D. 力率改善用コンデンサバンクの100 V 配線工事
正解:C
解説:
高圧(600 V超)のコンデンサバンク配線は第一種免状の範囲である。
問10
次のうち、電気工事士法に違反している行為はどれか。
A. 工事現場に免状を携帯せずに工事を行う
B. 工事現場に免状を携帯して工事を行う
C. 免状を更新期限内に更新する
D. 免状の譲渡・貸与を禁止する
正解:A
解説:
作業に従事するときは常に免状を携帯・提示できる状態にしておく義務がある(法第17条)。
追加問題:穴埋め(正解肢×10)
1-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状を有する者が行ってはならない工事は、□□□□ kV 架空送電線工事である。
解答例:6.6
2-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士が行ってはならない工事は、危険場所(Zone1)用□□照明器具の配線工事である。
解答例:防爆
3-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士が行ってはならない変圧器設置工事は、容量□□□ kVA を超えるものである。
解答例:150
4-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士が行ってはならない工事は、鉄道用□□線路の工事である。
解答例:架空電車
5-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士が行ってはならない発電機配線工事は、出力端子電圧□□□ kV の場合である。
解答例:6.6
6-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士が行ってはならない工事は、主開閉装置内部の□□□ kV 配線工事である。
解答例:6.6
7-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士が行ってはならない太陽光発電装置の配線工事は、系統連系用装置の□□□ kV 側である。
解答例:6.6
8-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士が行ってはならない工事は、アーク炉用□□□ kV 配線工事である。
解答例:6.6
9-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士が行ってはならないコンデンサバンク配線工事は、□□□ kV の配線である。
解答例:6.6
10-1. 【穴埋め】
作業に従事するときは常に□□を携帯しなければならない。
解答例:免状
追加問題:誤文訂正(不正解肢×30)
問1の不正解肢
1-2. 「第二種電気工事士免状を有する者が行ってはならない工事は、低圧屋内配線工事である。」
訂正例:低圧屋内配線工事 → 6.6 kV 架空送電線工事
1-3. 「…200 V 動力コンセント設置工事である。」
訂正例:200 V 動力コンセント設置工事 → 6.6 kV 架空送電線工事
1-4. 「…100 V 照明器具交換工事である。」
訂正例:100 V 照明器具交換工事 → 6.6 kV 架空送電線工事
問2の不正解肢
2-2. 「…一般住宅の照明配線工事である。」
訂正例:一般住宅の照明配線工事 → 危険場所(Zone1)用防爆照明器具の配線工事
2-3. 「…動力用コンセントの設置工事(200 V)である。」
訂正例:動力用コンセントの設置工事(200 V) → 危険場所(Zone1)用防爆照明器具の配線工事
2-4. 「…電気スタンドのプラグ接続作業である。」
訂正例:電気スタンドのプラグ接続作業 → 危険場所(Zone1)用防爆照明器具の配線工事
問3の不正解肢
3-2. 「…容量150 kVA の変圧器設置工事である。」
訂正例:容量150 kVA の変圧器設置工事 → 容量200 kVA の変圧器設置工事
3-3. 「…容量50 kVA の変圧器設置工事である。」
訂正例:容量50 kVA の変圧器設置工事 → 容量200 kVA の変圧器設置工事
3-4. 「…容量100 kVA の変圧器設置工事である。」
訂正例:容量100 kVA の変圧器設置工事 → 容量200 kVA の変圧器設置工事
問4の不正解肢
4-2. 「…道路照明用架空線の敷設工事である。」
訂正例:道路照明用架空線の敷設工事 → 鉄道用架空電車線路の工事
4-3. 「…住宅用屋内配線工事である。」
訂正例:住宅用屋内配線工事 → 鉄道用架空電車線路の工事
4-4. 「…事業所内分電盤からの動力配線工事である。」
訂正例:事業所内分電盤からの動力配線工事 → 鉄道用架空電車線路の工事
問5の不正解肢
5-2. 「…出力端子電圧400 V の発電機配線工事である。」
訂正例:出力端子電圧400 V の発電機配線工事 → 出力端子電圧6.6 kV の発電機配線工事
5-3. 「…出力端子電圧200 V の発電機配線工事である。」
訂正例:出力端子電圧200 V の発電機配線工事 → 出力端子電圧6.6 kV の発電機配線工事
5-4. 「…出力端子電圧100 V の発電機配線工事である。」
訂正例:出力端子電圧100 V の発電機配線工事 → 出力端子電圧6.6 kV の発電機配線工事
問6の不正解肢
6-2. 「…主開閉装置内部の400 V 配線工事である。」
訂正例:主開閉装置内部の400 V 配線工事 → 主開閉装置内部の6.6 kV 配線工事
6-3. 「…制御盤内部の200 V 配線工事である。」
訂正例:制御盤内部の200 V 配線工事 → 主開閉装置内部の6.6 kV 配線工事
6-4. 「…分電盤から各回路への100 V 配線工事である。」
訂正例:分電盤から各回路への100 V 配線工事 → 主開閉装置内部の6.6 kV 配線工事
問7の不正解肢
7-2. 「…系統連系用太陽光発電装置の400 V 側配線工事である。」
訂正例:400 V 側配線工事 → 6.6 kV 側配線工事
7-3. 「…系統連系用太陽光発電装置の200 V 側配線工事である。」
訂正例:200 V 側配線工事 → 6.6 kV 側配線工事
7-4. 「…系統連系用太陽光発電装置の100 V 側配線工事である。」
訂正例:100 V 側配線工事 → 6.6 kV 側配線工事
問8の不正解肢
8-2. 「…溶接機用400 V 配線工事である。」
訂正例:溶接機用400 V 配線工事 → アーク炉用6.6 kV 配線工事
8-3. 「…IHクッキングヒーター用200 V 配線工事である。」
訂正例:IHクッキングヒーター用200 V 配線工事 → アーク炉用6.6 kV 配線工事
8-4. 「…電気スタンド用100 V 配線工事である。」
訂正例:電気スタンド用100 V 配線工事 → アーク炉用6.6 kV 配線工事
問9の不正解肢
9-2. 「…力率改善用コンデンサバンクの400 V 配線工事である。」
訂正例:400 V 配線工事 → 6.6 kV 配線工事
9-3. 「…力率改善用コンデンサバンクの200 V 配線工事である。」
訂正例:200 V 配線工事 → 6.6 kV 配線工事
9-4. 「…力率改善用コンデンサバンクの100 V 配線工事である。」
訂正例:100 V 配線工事 → 6.6 kV 配線工事
問10の不正解肢
10-2. 「…工事現場に免状を携帯して工事を行う。」
訂正例:工事現場に免状を携帯して工事を行う → 工事現場に免状を携帯せずに工事を行う
10-3. 「…免状を更新期限内に更新する。」
訂正例:免状を更新期限内に更新する → 工事現場に免状を携帯せずに工事を行う
10-4. 「…免状の譲渡・貸与を禁止する。」
訂正例:免状の譲渡・貸与を禁止する → 工事現場に免状を携帯せずに工事を行う
以上、過去問10問と追加の穴埋め10問・誤文訂正30問でした。試験対策にご活用ください。
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以下では、第二種電気工事士免状を有していても行えない工事に関する過去問(電気工事士法)のうち、代表的な10問について、もとの択一式選択肢(A)~(D)を示し、正解肢を穴埋め問題、誤答肢を誤文訂正問題に書き換えた追加40問を作成しました。各問ごとに解答例と解説を付しています。
問1
元の選択肢
A. 6.6 kV の架空送電線工事
B. 400 V 三相誘導電動機の結線工事
C. 200 V 動力用コンセントの設置工事
D. 100 V 屋内照明配線工事
1-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状を有していても行えない工事は、□□□の架空送電線工事である。
解答例:6.6 kV
1-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状を有していても行えない工事は、400 V 三相誘導電動機の結線工事である。」
解答例:「400 V 三相誘導電動機」→「6.6 kV の架空送電線」
1-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状を有していても行えない工事は、200 V 動力用コンセントの設置工事である。」
解答例:「200 V 動力用コンセント」→「6.6 kV の架空送電線」
1-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状を有していても行えない工事は、100 V 屋内照明配線工事である。」
解答例:「100 V 屋内照明配線」→「6.6 kV の架空送電線」
解説
第二種免状で扱える電圧は600 V以下に限られ、6.6 kVなど高圧(600 V超)の電路工事は第一種電気工事士の専権である。
問2
元の選択肢
A. 容量300 kVA の変圧器設置工事
B. 容量150 kVA の変圧器設置工事
C. 容量100 kVA の変圧器設置工事
D. 容量50 kVA の変圧器設置工事
2-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えないのは、容量□□□ kVA の変圧器設置工事である。
解答例:300
2-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、容量150 kVA の変圧器設置工事である。」
解答例:「150 kVA」→「300 kVA」
2-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、容量100 kVA の変圧器設置工事である。」
解答例:「100 kVA」→「300 kVA」
2-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、容量50 kVA の変圧器設置工事である。」
解答例:「50 kVA」→「300 kVA」
解説
施行規則により、第二種電気工事士の変圧器設置可能容量は150 kVA以下。300 kVAなど大容量変圧器は第一種の専権である。
問3
元の選択肢
A. 危険場所(Zone 1)用の防爆照明器具配線工事
B. 一般住宅の屋内低圧配線工事
C. 商店の店舗照明配線工事
D. 空調機制御回路の配線工事
3-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えないのは、危険場所(Zone 1)用の□□□照明器具配線工事である。
解答例:防爆
3-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、一般住宅の屋内低圧配線工事である。」
解答例:「一般住宅の屋内低圧配線」→「危険場所(Zone 1)用の防爆照明器具配線」
3-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、商店の店舗照明配線工事である。」
解答例:「商店の店舗照明配線」→「危険場所(Zone 1)用の防爆照明器具配線」
3-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、空調機制御回路の配線工事である。」
解答例:「空調機制御回路の配線」→「危険場所(Zone 1)用の防爆照明器具配線」
解説
防爆設備は、電線管・器具仕様など特別な規定(防爆構造等)があり、第一種電気工事士の専権分野とされる。
問4
元の選択肢
A. 鉄道の架空電車線路工事
B. プラスチック加工工場の動力配線工事
C. 一般住宅の照明コンセント工事
D. 商業ビルの動力制御盤内部配線工事
4-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えない工事は、鉄道の□□□□線路工事である。
解答例:架空電車
4-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えない工事は、プラスチック加工工場の動力配線工事である。」
解答例:「プラスチック加工工場の動力配線」→「鉄道の架空電車線路」
4-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えない工事は、一般住宅の照明コンセント工事である。」
解答例:「一般住宅の照明コンセント」→「鉄道の架空電車線路」
4-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えない工事は、商業ビルの動力制御盤内部配線工事である。」
解答例:「商業ビルの動力制御盤内部配線」→「鉄道の架空電車線路」
解説
鉄道電化(架空線路等)は高圧かつ特種施設に該当し、第一種免状保有者でなければ施工できない。
問5
元の選択肢
A. 6.6 kV 三相誘導電動機の結線工事
B. 400 V 三相誘導電動機の結線工事
C. 200 V 動力用コンセントの設置工事
D. 100 V 屋内照明配線工事
5-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えないのは、□□□ kV 三相誘導電動機の結線工事である。
解答例:6.6
5-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、400 V 三相誘導電動機の結線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
5-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、200 V 動力用コンセントの設置工事である。」
解答例:「200 V 動力用コンセント」→「6.6 kV 三相誘導電動機」
5-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、100 V 屋内照明配線工事である。」
解答例:「100 V 屋内照明配線」→「6.6 kV 三相誘導電動機」
解説
600 V超の電動機は高圧機器に該当し、第一種免状でなければ取り扱えない。
問6
元の選択肢
A. 出力端子電圧6.6 kV の発電機配線工事
B. 出力端子電圧400 V の発電機配線工事
C. 出力端子電圧200 V の発電機配線工事
D. 出力端子電圧100 V の発電機配線工事
6-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えないのは、出力端子電圧□□□ kV の発電機配線工事である。
解答例:6.6
6-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、出力端子電圧400 V の発電機配線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
6-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、出力端子電圧200 V の発電機配線工事である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
6-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、出力端子電圧100 V の発電機配線工事である。」
解答例:「100 V」→「6.6 kV」
解説
第二種では600 V超の発電機取り扱いは不可。高圧発電機は第一種免状の範囲。
問7
元の選択肢
A. 6.6 kV 主開閉装置(スイッチギヤ)内部配線工事
B. 600 V 主開閉装置内部配線工事
C. 400 V 制御盤内部配線工事
D. 200 V 動力盤内部配線工事
7-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えないのは、□□□ kV 主開閉装置内部配線工事である。
解答例:6.6
7-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、600 V 主開閉装置内部配線工事である。」
解答例:「600 V」→「6.6 kV」
7-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、400 V 制御盤内部配線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
7-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、200 V 動力盤内部配線工事である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
解説
主開閉装置(スイッチギヤ)など高圧盤内部は第一種免状専権。
問8
元の選択肢
A. 系統連系用太陽光発電並列運転装置の6.6 kV 側配線工事
B. 系統連系用太陽光発電並列運転装置の400 V 側配線工事
C. 系統連系用太陽光発電並列運転装置の200 V 側配線工事
D. 系統連系用太陽光発電並列運転装置の100 V 側配線工事
8-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えないのは、系統連系用太陽光発電並列運転装置の□□□ kV 側配線工事である。
解答例:6.6
8-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、400 V 側配線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
8-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、200 V 側配線工事である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
8-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、100 V 側配線工事である。」
解答例:「100 V」→「6.6 kV」
解説
太陽光発電の系統連系点が高圧側(6.6 kV)にある場合、その配線工事は高圧工事となり第一種免状が必要。
問9
元の選択肢
A. アーク炉用配線工事(6.6 kV)
B. 溶接機用屋内低圧配線工事(400 V)
C. 家庭用IHクッキングヒーター配線工事(200 V)
D. 屋内一般照明配線工事(100 V)
9-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えないのは、アーク炉用配線工事(□□□ kV)である。
解答例:6.6
9-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、溶接機用屋内低圧配線工事(400 V)である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
9-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、家庭用IHクッキングヒーター配線工事(200 V)である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
9-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、屋内一般照明配線工事(100 V)である。」
解答例:「100 V」→「6.6 kV」
解説
アーク炉など600 V超の産業用設備は高圧工事に該当し、第一種電気工事士の範囲となる。
問10
元の選択肢
A. 力率改善用コンデンサバンク配線工事(6.6 kV)
B. 力率改善用コンデンサバンク配線工事(400 V)
C. 力率改善用コンデンサバンク配線工事(200 V)
D. 力率改善用コンデンサバンク配線工事(100 V)
10-1. 【穴埋め】
第二種電気工事士免状では行えないのは、力率改善用コンデンサバンク配線工事(□□□ kV)である。
解答例:6.6
10-2. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、400 V 力率改善用コンデンサバンク配線工事である。」
解答例:「400 V」→「6.6 kV」
10-3. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、200 V 力率改善用コンデンサバンク配線工事である。」
解答例:「200 V」→「6.6 kV」
10-4. 【誤文訂正】
「第二種電気工事士免状では行えないのは、100 V 力率改善用コンデンサバンク配線工事である。」
解答例:「100 V」→「6.6 kV」
解説
高圧(600 V超)コンデンサバンクは高圧電気工事に属し、第一種電気工事士でなければ施工できない。
以上、第二種電気工事士免状保有者が行えない工事に関する過去問10問の選択肢を、正解は穴埋め、誤答は誤文訂正の形式で再構成した40問です。試験学習にご活用ください。
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以下では、「一般用電気工作物の適用を受けるもの」に関する問題(10問)について、もとの択一式の選択肢をすべて示し、正しい選択肢は穴埋め問題に、誤りの選択肢は誤文訂正問題に書き換えています。各問ごとに解答例と簡潔な解説を付しています。
問1
選択肢
A. 低圧屋内配線
B. 7,000 V以上の高圧送電線
C. 66,000 Vの変電所間配電線
D. 高圧キュービクル内の配線
1-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:低圧屋内配線
1-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、7,000 V以上の高圧送電線である。」
解答例:7,000 V以上の高圧送電線 → 低圧屋内配線
1-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、66,000 Vの変電所間配電線である。」
解答例:66,000 Vの変電所間配電線 → 低圧屋内配線
1-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、高圧キュービクル内の配線である。」
解答例:高圧キュービクル内の配線 → 低圧屋内配線
解説:
一般用電気工作物は電圧600 V以下の需要用設備を指し、その代表例が住宅・ビルなどの低圧屋内配線である。
問2
選択肢
A. 住宅用の屋内照明配線
B. 屋外公共用照明配線
C. 鉄道の架空電車線路
D. 道路信号灯制御回路
2-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:屋外公共用照明配線
2-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、住宅用の屋内照明配線である。」
解答例:住宅用の屋内照明配線 → 屋外公共用照明配線
2-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、鉄道の架空電車線路である。」
解答例:鉄道の架空電車線路 → 屋外公共用照明配線
2-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、道路信号灯制御回路である。」
解答例:道路信号灯制御回路 → 屋外公共用照明配線
解説:
一般用電気工作物には、歩道灯や街路灯などの屋外公共用照明回路(600 V以下)も含まれる。
問3
選択肢
A. 通信回線用の配線
B. 動力用配線
C. 信号制御用の電線
D. 家庭用テレビアンテナ配線
3-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:動力用配線
3-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、通信回線用の配線である。」
解答例:通信回線用の配線 → 動力用配線
3-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、信号制御用の電線である。」
解答例:信号制御用の電線 → 動力用配線
3-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、家庭用テレビアンテナ配線である。」
解答例:家庭用テレビアンテナ配線 → 動力用配線
解説:
需要家の電灯・動力用配線(600 V以下)はすべて一般用電気工作物に該当する。
問4
選択肢
A. 照明用配線
B. コンセント回路
C. 電話加入者線回線
D. CATVアンテナ配線
4-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:コンセント回路
4-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、照明用配線である。」
解答例:照明用配線 → コンセント回路
4-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、電話加入者線回線である。」
解答例:電話加入者線回線 → コンセント回路
4-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、CATVアンテナ配線である。」
解答例:CATVアンテナ配線 → コンセント回路
解説:
家庭・事業所のコンセント回路(100 V・200 Vいずれも含む)は、電圧600 V以下の一般用電気工作物である。
問5
選択肢
A. 100 V単相モーター用配線
B. 三相動力モーター制御回路
C. 直流電車線用配線
D. 6.6 kV高圧モーター用制御回路
5-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:三相動力モーター制御回路
5-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、100 V単相モーター用配線である。」
解答例:100 V単相モーター用配線 → 三相動力モーター制御回路
5-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、直流電車線用配線である。」
解答例:直流電車線用配線 → 三相動力モーター制御回路
5-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、6.6 kV高圧モーター用制御回路である。」
解答例:6.6 kV高圧モーター用制御回路 → 三相動力モーター制御回路
解説:
動力用配線のうち、三相200 V・400 Vモーターの制御回路も一般用電気工作物に含まれる。
問6
選択肢
A. 都市鉄道用架空電車線路
B. 道路照明用架空線
C. 一般住宅の屋内配線
D. 地下送電ケーブル
6-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:道路照明用架空線
6-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、都市鉄道用架空電車線路である。」
解答例:都市鉄道用架空電車線路 → 道路照明用架空線
6-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、一般住宅の屋内配線である。」
解答例:一般住宅の屋内配線 → 道路照明用架空線
6-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、地下送電ケーブルである。」
解答例:地下送電ケーブル → 道路照明用架空線
解説:
道路照明の架空線(600 V以下)は一般用電気工作物に含まれ、鉄道用や高圧ケーブルは含まれない。
問7
選択肢
A. 風力発電機の高圧交流配線
B. 太陽光発電システムの直流配線
C. ガスタービン発電機の遮断機二次側配線
D. 変電所の高圧一次側電路
7-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:太陽光発電システムの直流配線
7-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、風力発電機の高圧交流配線である。」
解答例:風力発電機の高圧交流配線 → 太陽光発電システムの直流配線
7-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、ガスタービン発電機の遮断機二次側配線である。」
解答例:ガスタービン発電機の遮断機二次側配線 → 太陽光発電システムの直流配線
7-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、変電所の高圧一次側電路である。」
解答例:変電所の高圧一次側電路 → 太陽光発電システムの直流配線
解説:
太陽光発電の直流配線(開放電圧600 V以下)は一般用電気工作物に含まれる。高圧・変電所側は対象外。
問8
選択肢
A. 溶接機用屋内配線
B. 溶接機用屋外配線
C. アーク炉用高圧配線
D. 通信機器用制御線
8-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:溶接機用屋内配線
8-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、溶接機用屋外配線である。」
解答例:溶接機用屋外配線 → 溶接機用屋内配線
8-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、アーク炉用高圧配線である。」
解答例:アーク炉用高圧配線 → 溶接機用屋内配線
8-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、通信機器用制御線である。」
解答例:通信機器用制御線 → 溶接機用屋内配線
解説:
溶接機のような需要設備への屋内低圧配線(600 V以下)は一般用電気工作物である。屋外・高圧は別扱い。
問9
選択肢
A. UPS装置の入力側配線
B. 非常用発電装置の出力側配線
C. 定置型バッテリーの充電配線
D. 高圧ガス機器のアース線
9-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:非常用発電装置の出力側配線
9-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、UPS装置の入力側配線である。」
解答例:UPS装置の入力側配線 → 非常用発電装置の出力側配線
9-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、定置型バッテリーの充電配線である。」
解答例:定置型バッテリーの充電配線 → 非常用発電装置の出力側配線
9-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、高圧ガス機器のアース線である。」
解答例:高圧ガス機器のアース線 → 非常用発電装置の出力側配線
解説:
建物内の非常用発電機から負荷側への配線も、600 V以下であれば一般用電気工作物である。
問10
選択肢
A. 受電点より上流側の配線
B. 主開閉器の下流側配線
C. 特別高圧受電設備内の配線
D. 防爆地区の照明配線
10-1. 【穴埋め】
一般用電気工作物の適用を受けるものは、□□□である。
解答例:主開閉器の下流側配線
10-2. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、受電点より上流側の配線である。」
解答例:受電点より上流側の配線 → 主開閉器の下流側配線
10-3. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、特別高圧受電設備内の配線である。」
解答例:特別高圧受電設備内の配線 → 主開閉器の下流側配線
10-4. 【誤文訂正】
「一般用電気工作物の適用を受けるものは、防爆地区の照明配線である。」
解答例:防爆地区の照明配線 → 主開閉器の下流側配線
解説:
受電点(引込口)から主開閉器を経て負荷へ至る低圧配線が、一般用電気工作物である。
以上、10問40小問の穴埋め・誤文訂正問題と解答例・解説でした。試験対策にお役立てください!