きのう帰り着きました。この際、2つ報告します。
1 《福岡市営地下鉄ー福岡空港:国際ターミナル》を往復するさいの注意点(危険)・・・2階分の、地下鉄:空港駅と地上を上下するとき、専用エレベーターがないので、力が弱い高齢者や女性が大きな荷物を運ぶのは、とても危険(自分も他人も)。私は、行きではトランクといっしょに2メートルほど転げ落ち、帰りは、トランクだけが下まで滑り落ちました(他人がいないときに降りた)。
・駅員に話を聞いた・・・危険性は承知済。改修が予定されているので、その際に専用エレベーターが設置される(かもしれない)。されない場合は、国内線ターミナルに専用エレベーターで地上に上り、そこから、かなり回り道になるがバス乗り場(=無料の国際線ターミナル行きのシャトルバス)まで歩いていく。※トランクには車輪が付いているので引いて行ける。
2 ハノイの公立小学校3年生の 年間授業時間表・・・結論から言うと、日本とよく似ている。が、ベトナムのほうが「授業のコマ」が38h/週と多い。「英語:2h/週」と「情報(IT):同」がある。
下記が、実物と私のメモ。
・始業:7時40分~終業:月・水・木:17時 (授業8コマ)/火・金:16時20分 (7コマ)
・コマ(1単位時間)=40分。
・昼休み(昼食時間を含む)・・・11時10分~13時40分。2時間半。私の娘は、自転車で自宅に帰ってきて昼食を食べる。1時間ほど昼寝もできる。/学校には食堂があり、3割ほどが利用しているようだ(※7割ほどは自宅で)。「児童による掃除」はない。
・宿題・・・毎日ある。主に、国語と算数のようだ。娘の所要時間は30~1時間ほどだが、娘の知能はかなり高いので、全体平均では1~2時間ほどだろうか。/ ハノイの下町では、どの家も路地から丸見えで、夜、お父さんが一生懸命に小学生(自分の子)に教えている姿を見た。
・先生・・・1年に一度、「先生の日」があり、「庶民」は500円と花、「富裕層」は数倍のお金と花を先生にプレゼントしている。なお、先生の誕生日には、クラス全員で誕生ケーキ(直径25センチほど)を贈ってお祝いする。 ベトナムでは、先生はとても尊重されている。
(※日本も40年ほど前まではそうだった。朝日新聞等の「公務員叩き」のころから、急速に変わった。ただし、変化の主因は「親の高学歴化」にあると思うが。なお、今後は、フィンランドのように、「教師資格は修士以上」に移行していかないと、人材育成の面で他国より劣っていく可能性が高いと思う。総合的な国力が落ちていくということ。)
・学級・・・娘の学級の人数は45人ほどらしい。
・英語・・・娘の小学校では、1年生から英語を教えている。だから、9歳の娘(ベトナムでは9月新学期で、娘はもう4年生だが、日本では3月まで3年生)は、簡単な文を使える。
・情報・・・自分用にパソコンを買ったが、娘は何の説明も必要とせず、すぐに使いこなしていた。ユーチューブの視聴、日本語の勉強、ゲームなど。
~次回から歴史教科書比較に戻ります~
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