今年W杯が行われるドイツのブンデスリーガが面白い
最終節では2位決定戦と降格決定戦が同時に行われたのである。
【まずは2位決定戦から】
今年の2位争いは高原所属のハンブルガーSVとブレーメンの対決である
FWの補強をしたいハンブルガーにとっては是が非でも2位を死守したいところ。
2位になると14億の予算が確保されるらしい。
ここ2試合で11得点をしているブレーメンがやはり攻勢に出る。11点といったら
グランパスが10試合以上消化しても追いつかない数字である。
先制点はドイツ代表のクローゼのクロスを絶妙のタイミングで飛び込んだ
クロアチア代表のクラスニッチのゴールで先制。
その後はハンブルガーが何度も惜しいシュートを放つが肝心の決定力が無い。
そんな中バルバレツのヘッドで同点に追いつく。しかし今日の試合は八百長か
と思われるくらいブレーメンよりでハンブルガーのPKと思われるシーンを流し
逆にブレーメンの大したこと無いファールがPKになってしまう。
しかしPKははずし1-1であったが後半27分にクローゼのゴールにて2-1
としそのままブレーメンが逃げ切りました。CLでバルセロナなどを簡単に勝たせ
ないほどの実力も伴ってきたブレーメン。来期も注目のチームである。
【続いて降格決定戦】
降格にリーチをかけているのがボルフスブルクとカイザースラウテルンである。
皮肉にも最終節で降格決定のデスマッチを行うことになってしまった。
こちらの試合は前半20分に得点ランキング3位になったアルティントップの得点
でカイザースラウテルンの先制。アルティントップはシャルケに兄弟がいるトルコ
の選手である。しかしボルフスブルクも後半に同点に追いつく。同点弾はマキアディ
による得点であった。勢いに乗りクリモディッチが追加点でついに逆転する。
このまま勝利するかと思われたボルフスブルクであるが41分に同点に追いつかれ
てしまう。結果2-2で終了。前節勝ち点わずかに1勝っていたボルフスブルクが
結局残留となった。降格してしまったチームからアルティントップのような20得点を
取るような選手がいるとは驚きである。それだけ力の差が無いという事であろうか。
間違いなくアルティントップは移籍するであろう。