ソマリア沖、海賊退治、
日本の昔の話、
1例、本能寺の変の時、キリスト教、イエズス会の面々の当時の日記によると、
安土に滞在していたオリガンティーノ、セミリオ以下のイエズス会の面々は琵琶湖の島に逃れようとした、
ところが途中で日本人の住民から襲われた。
ジョアン・フランシスコはたいした物は持っていなかったが、袖の中の聖務日禱書を奪われ、ディオゴ・ペレイラは帽子と上衣を奪われた、
島に着いた一行は島人から金銀を出せ、出さぬと殺すぞ、と脅迫された、
あいにく、宣教師達は清貧を旨とするイエズス会、高価な持ち物など持っていず、難を逃れた、
この島人達をフロイスは【海賊】と書いている。
勿論この島人達は通常は琵琶湖で漁業をしたり、海上運搬の仕事をしている者達であるが、戦国動乱期にはその争乱に乗じて、海賊に変貌する。
2例、
修道士アルメイダは肥前大村へ帰るべく有明海を渡るべく船に乗っていた時、海賊に襲われた、
その時の日記
『私達が上陸せねばならなかったある港に至りました時に、2隻の舟が私たちところにやって来ました。私達の乗船は小さいものでしたから、彼等はそれからなんの抵抗も受けない事を知りますと、私達の持物すべてを奪いました、以下略』
下着まで奪い、
挙句に海賊は船の道具もすべて持ち去った、帆も碇も櫂も、誰からが『これでは陸に行けない、せめて櫂の2~3本は残してくれと嘆願すると、海賊達はその男をひどく痛めつけた。
この海賊達もその正体は沿岸住民で動乱期に必ず現れる現象で、彼ら海賊からすると一種の経済行為で有った。
当時、戦国期は当然の行為だったのかも知れない。
さて、ソマリア、国内は内戦状態に明け暮れ、貧困と飢餓に塗炭の苦しみに喘いでいる。
ソマリア沖の海の資源は外国の大型漁船が不法に入りこみ、軒並み浚って行き、挙句には、ソマリア沖に有害化学物質、核廃棄物は投棄される、
沿岸住民は大型漁船に抗議しても、銃で脅され、廃棄物業者の船に抗議しても同じく脅され、国連に訴えても、調査するとの回答だけ、
なんら解決の糸口は見えず、海岸線に打ち上げられた科学物質の影響で死人まで出る、病人は多数、沿岸住民はその目の前の海を眺め、何を思う、食べる物奪われ、生きて行けない、
結局、仲間を募り、憎い外国船を打ち払いたい、追い出したい、沿岸住民の男達これまで苦渋の飲まされ続けた怨念も重なり、徒党を組み、組織を作り、憎い外国船を襲い、金品を奪う事を始めた、その経済行為で日々、妻子家族を養う。
彼等は命がけで生きる為に、家族を養うが為に海賊となった。
海賊の退治に西側の国々は力を合わせソマリア海域を巡回、商船の警護にあたり、拠点を襲撃する事まで計画に入っている、
そこでまた、不幸な出来事が沢山起き、憎悪を生み、世界の乱れの要因が出来、彼等は西側の国を恨み、イスラム過激派と組む方向に行く、
西側の国々のみならず、中国まで海軍を出している、
何カ国の国があの海域に出てるのかは知らないが、ドイツが1700人程度との話、
その合計の予算をソマリア沿岸住民の生活安定の為に使えないものだろうか?
道路、家屋、学校・教育、病院、緑化事業、農業生産向上プロジェクト、自然エネルギー設備、港湾の整備拡張、
一時的に全世帯に給付金もいい、物価が安いから一人一万でも大変な金額になる筈、
なんだが、素人的な考えなのだろうか?
生活が安定すれば海賊もしなくなる、
また、ソマリア海域の保安はソマリア人が行うのが本来の姿、
そこを通行するのなら、通行料をある程度払うのも一考かも、
海賊退治は憎悪の連鎖の胎児を産む。
日本の昔の話、
1例、本能寺の変の時、キリスト教、イエズス会の面々の当時の日記によると、
安土に滞在していたオリガンティーノ、セミリオ以下のイエズス会の面々は琵琶湖の島に逃れようとした、
ところが途中で日本人の住民から襲われた。
ジョアン・フランシスコはたいした物は持っていなかったが、袖の中の聖務日禱書を奪われ、ディオゴ・ペレイラは帽子と上衣を奪われた、
島に着いた一行は島人から金銀を出せ、出さぬと殺すぞ、と脅迫された、
あいにく、宣教師達は清貧を旨とするイエズス会、高価な持ち物など持っていず、難を逃れた、
この島人達をフロイスは【海賊】と書いている。
勿論この島人達は通常は琵琶湖で漁業をしたり、海上運搬の仕事をしている者達であるが、戦国動乱期にはその争乱に乗じて、海賊に変貌する。
2例、
修道士アルメイダは肥前大村へ帰るべく有明海を渡るべく船に乗っていた時、海賊に襲われた、
その時の日記
『私達が上陸せねばならなかったある港に至りました時に、2隻の舟が私たちところにやって来ました。私達の乗船は小さいものでしたから、彼等はそれからなんの抵抗も受けない事を知りますと、私達の持物すべてを奪いました、以下略』
下着まで奪い、
挙句に海賊は船の道具もすべて持ち去った、帆も碇も櫂も、誰からが『これでは陸に行けない、せめて櫂の2~3本は残してくれと嘆願すると、海賊達はその男をひどく痛めつけた。
この海賊達もその正体は沿岸住民で動乱期に必ず現れる現象で、彼ら海賊からすると一種の経済行為で有った。
当時、戦国期は当然の行為だったのかも知れない。
さて、ソマリア、国内は内戦状態に明け暮れ、貧困と飢餓に塗炭の苦しみに喘いでいる。
ソマリア沖の海の資源は外国の大型漁船が不法に入りこみ、軒並み浚って行き、挙句には、ソマリア沖に有害化学物質、核廃棄物は投棄される、
沿岸住民は大型漁船に抗議しても、銃で脅され、廃棄物業者の船に抗議しても同じく脅され、国連に訴えても、調査するとの回答だけ、
なんら解決の糸口は見えず、海岸線に打ち上げられた科学物質の影響で死人まで出る、病人は多数、沿岸住民はその目の前の海を眺め、何を思う、食べる物奪われ、生きて行けない、
結局、仲間を募り、憎い外国船を打ち払いたい、追い出したい、沿岸住民の男達これまで苦渋の飲まされ続けた怨念も重なり、徒党を組み、組織を作り、憎い外国船を襲い、金品を奪う事を始めた、その経済行為で日々、妻子家族を養う。
彼等は命がけで生きる為に、家族を養うが為に海賊となった。
海賊の退治に西側の国々は力を合わせソマリア海域を巡回、商船の警護にあたり、拠点を襲撃する事まで計画に入っている、
そこでまた、不幸な出来事が沢山起き、憎悪を生み、世界の乱れの要因が出来、彼等は西側の国を恨み、イスラム過激派と組む方向に行く、
西側の国々のみならず、中国まで海軍を出している、
何カ国の国があの海域に出てるのかは知らないが、ドイツが1700人程度との話、
その合計の予算をソマリア沿岸住民の生活安定の為に使えないものだろうか?
道路、家屋、学校・教育、病院、緑化事業、農業生産向上プロジェクト、自然エネルギー設備、港湾の整備拡張、
一時的に全世帯に給付金もいい、物価が安いから一人一万でも大変な金額になる筈、
なんだが、素人的な考えなのだろうか?
生活が安定すれば海賊もしなくなる、
また、ソマリア海域の保安はソマリア人が行うのが本来の姿、
そこを通行するのなら、通行料をある程度払うのも一考かも、
海賊退治は憎悪の連鎖の胎児を産む。
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