◎ソロ部門でグランプリ受賞 第1回管打楽器コンテスト

　関西学生吹奏楽連盟主催の「第1回管打楽器コンテスト」が10月11日、大商大ユニバーシティホール蒼天で行われ、応援団総部吹奏楽部の須佐太一郎さん（法・2年）がソロ部門でグランプリに輝いた。その他、アンサンブル部門に出場した吹奏楽部のフルート4重奏が「審査員特別賞」を受賞した。【10月13日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】

　須佐さんは、主にマーチングで使用されるスネアドラムでJay Wanamaker作曲の「Free Flight」と「Cyclone」を演奏。バチを使ったパフォーマンスも披露したものの、審査員からは演奏後、「パフォーマンスは余裕を見せるためにやるもの。まずは音楽ありき」と厳しい指摘を受けた。自身でも「自分の未熟さを知った。0点の演奏に近い。納得できるものではない」と反省を口にしていただけに、グランプリ受賞を聞くと「実感がない。信じられない」と驚きを隠さなかった。今年から始まったこのコンテストについては「機会があればまた出たい」と話した。
　
　フルート4重奏は、審査員の印象に残った団体、奏者に贈られる「審査員特別賞」を受賞。このコンテストに向けては2週間ほどしか練習しなかったというが、審査員からは「息が合っていた」と高評価を得た。

　ソロ部門には須佐さんの他に3人が出場。いずれも銀賞だった。（記者＝浅井淳平）

【写真】グランプリに輝いた須佐さん（10月11日　大商大ユニバーシティホール蒼天で　撮影＝浅井淳平）