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◎100点越える作品並ぶ 神制「8月展」

2009年08月30日 | 公演・演劇・展示
 神戸学生制作会による「8月展」が、8月25日から30日にかけて西宮北口ギャラリー(ACTA西宮東館6F)で開催された。テーマ展と自由展あわせて100点を超える作品が展示され、会場を彩った。【8月30日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸学生制作会は神戸大学美術部凌美会をはじめとする関西の9大学の美術部によって構成され、毎年2月と8月に展覧会を開催している。中でも8月展は、自由展とテーマ展の二部構成となっている。今回は「誕生」をテーマにひとりひとりが発想をふくらませ、海や動物など命を描いたものから「音の始まり」という題の個性的なものまで、想像豊かな作品が出展された。

 今年の8月展から会場外で展示会開催を知らせるビラ配りを始め、集客数が大幅に増したという。「ビラを手にした人が結構たくさん入ってきますね」 と受付をしていた神制の部員は笑顔で話した。1日の集客は90人ほどで、そのうちビラを配った時間帯の来客が圧倒的に多く、確実に効果をあげている。

 自由展では絵画だけでなく立体的な作品も展示され、実際に懐中電灯を使って中をのぞきこめるような作品もあり、訪れた観客を楽しませた。
 「太陽」という油絵を出展した凌美会の工藤真佑子さん(法・3年)は「作品に対する思いか解らないが、いつも泣きながら(絵を)描くんです」と制作時の様子を振り返った。また、引退が迫っていることを受け、「私が凌美会としていられる時間はもうわずかだが、下の代の人たちに期待している。しっかり引き継いでいきたい」と次を担う後輩たちへの思いを話した。(記者=義原由樹子)

【写真】訪れた観客らは数多くの作品をひとつひとつ丁寧に観賞していた(8月28日・西宮北口ギャラリーで 撮影=義原由樹子)

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