今日は昨年の10月台風、そして追い打ちをかけた年初めの季節風被害で全滅したパパイヤ農園再生のため新しく苗植えをした。
品種は、一代交配のフルーツパパイヤの苗 三種類。
青いうちに収穫すれば 野菜として青パパイヤ、黄色く熟させるとフルーツになる。
友人が協力し、ユンボーで荒地になった枯れたパパイヤ樹木や雑草を除去 鋤がけをしてくれたので
助かった。
注文した苗も届いていたので 昨日、急遽トラクターでロータリーがけをした。
ここ数日天候不順で 局地的大雨で土が湿っていたが来年収穫する為には早く植える必要があり 無理矢理のロータリー作業となった。
今日しか植え付けチャンスが無いので 暑い中 午後から19本の苗植えをすることに。
昨日より 硬い土をスコップで掘り起こし、穴の中に牛糞堆肥と牛糞ペレットを入れ 1穴バケツの半分ほどを使い 肥料と土を鍬で混ぜる。
本来なら、牛糞を事前に散布しトラクターで鋤き込んだ後に植え付けするのが良いのだが 雨続きで
とにかく苗を土に預ける事を優先した。
パパイヤの苗は、真っ直ぐ植えずに 斜め植え。
これは、台風常襲地の本島のパパイヤ被害を少なくする事と、低い位置で収穫できる為の 二つの目的がある。
午後2時から始めた作業は 暑さに我慢できず 水分補給の休憩を何度も取りながら 午後5時半に何とか18本の苗植えをする事が出来た。
苗が活着するまで 2日に一度の水やりが必要。
そして活着後は、1ヶ月に一回の有機肥料などを施肥しないと樹木が太くならず雌花のつきが悪くなる。
パパイヤには、メス 両生類、オスと3種類あるが着果するのはメスと両生類。
雌花を咲かせる為には 早く樹木を大きくするのがコツだと 苗屋さんから聞いた。
来年夏以降、安定的な提供ができるように管理をしっかりとしていきたい。
青パパイヤには、酵素が豊富でヘルシー野菜として知られているが ネットストアのお客様から次のような驚きの効能を聞かされ 私も驚いた。
「お客様」妻が出産まぢかなので 青パパイヤが母乳に良いとの事で購入した、出産予定日の何日前に届けて食べさせたいのでそれまでに必着で発送して欲しい、、とのこと。そして、5キロ注文の青パパイヤの保存方法を教えて欲しい、、と、そのご主人は細かく聞いてメモを取っていた。
このように、知らないところで私の青パパイヤが母子の健康の為に タイ料理やアジア料理、酵素取り等々必要とされている大切な物だと知らされ、再度 パパイヤ農園の再生に取り組むことにした。
今回、一代交配品種のデメリットを知ったので、島に伝わる在来種の生命力の強さのメリットを活かし 両方を栽培する事で緊急時を凌げるような パパイヤ栽培を目指します。