佐藤雄平知事が、米の「安全宣言」を行った後も「怪しいお米、セシウムさん」の検出が続く福島県は27日、またしても伊達市の農家2戸の米から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える1110ベクレルと700ベクレルの放射性セシウムを検出し、福島県内で規制値超えが判明した農家は伊達市や福島市等、3市1町の計38戸となったと発表。
県によると今回、基準値を超えたセシウムを検出した2戸は伊達市旧小国村の農家で、「怪しいお米、セシウムさん」こと汚染米は伊達市内の直売所で、既に約57.5キロが販売されていると言う。
販売されたのは1110ベクレルを検出した農家が出荷した精米済みのもち米であり、昨年10~11月に39袋が販売されたと言い、県は販売した汚染米の回収を呼び掛けている。
そんな中、JA全農福島は2011年県産米の一部銘柄に付いて、卸業者への売り渡し価格(相対取引価格)を引き下げる方向で調整を始めた事を27日に明らかにし、早ければ30日にも実施の方向。
理由として、東京電力の福島第一原発事故を受けた「風評被害」で販売が低迷する中、価格引き下げによる消費喚起が狙いと言う。
暫定基準値を超えるセシウムが、次から次に検出されている状況なのに、未だに恥ずかしげも無く「風評被害」と言う言葉を使うJA全農福島には、怒りを通り越して呆れるしかない。
まぁ、当ブログのエントリ、福島産あんぽ柿と米の生産者にも書いた様に、福島の農家は生産者の都合ばかりを重視して、消費者の事は考えていないのだろうな。
福島の全ての農家が生産者重視では無く、消費者の事を考えて生産や出荷を控えている農家も居るので、福島の農家と一括りにしたくはないが、福島の農家全体のイメージが悪くなるのは必至であり、真面目な農家は可哀想だ。では。
関連エントリ
・怪しい食品、福島産と日本の基準
【ネッタイムス・東坊京門・作】
県によると今回、基準値を超えたセシウムを検出した2戸は伊達市旧小国村の農家で、「怪しいお米、セシウムさん」こと汚染米は伊達市内の直売所で、既に約57.5キロが販売されていると言う。
販売されたのは1110ベクレルを検出した農家が出荷した精米済みのもち米であり、昨年10~11月に39袋が販売されたと言い、県は販売した汚染米の回収を呼び掛けている。
そんな中、JA全農福島は2011年県産米の一部銘柄に付いて、卸業者への売り渡し価格(相対取引価格)を引き下げる方向で調整を始めた事を27日に明らかにし、早ければ30日にも実施の方向。
理由として、東京電力の福島第一原発事故を受けた「風評被害」で販売が低迷する中、価格引き下げによる消費喚起が狙いと言う。
暫定基準値を超えるセシウムが、次から次に検出されている状況なのに、未だに恥ずかしげも無く「風評被害」と言う言葉を使うJA全農福島には、怒りを通り越して呆れるしかない。
まぁ、当ブログのエントリ、福島産あんぽ柿と米の生産者にも書いた様に、福島の農家は生産者の都合ばかりを重視して、消費者の事は考えていないのだろうな。
福島の全ての農家が生産者重視では無く、消費者の事を考えて生産や出荷を控えている農家も居るので、福島の農家と一括りにしたくはないが、福島の農家全体のイメージが悪くなるのは必至であり、真面目な農家は可哀想だ。では。
関連エントリ
・怪しい食品、福島産と日本の基準
【ネッタイムス・東坊京門・作】
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220202024.html
アメリカで原発をめぐるトラブルが相次いでいます。
カリフォルニア州南部の原発建屋内で、微量の放射能漏れが見つかり、
電力会社が運転を止めて原因を調べています。
放射能漏れが見つかったのは、
サンディエゴ市近郊のサン・オノフレ原発3号機です。
原発を運営する電力会社の発表によりますと、先月31日午後5時半ごろ、
3号機の配管から水漏れが見つかり、予防的に原子炉を停止しました。
漏れた放射性物質の量はごくわずかで、職員への差し迫った危険はなく、
建屋の外への放出はなかったとしています。
AP通信は、ほかの複数の配管でも損傷が見つかっていて、
電力会社が原因を調べていると報じています。
前日には、中西部イリノイ州の原発が外部電源を失い、
緊急停止するトラブルがありました。
水産物の放射性物質 調査結果を説明(福島県)
http://news24.jp/nnn/news8653100.html
最も高かったのはいわき沖のコウナゴで、
1キログラムあたり1万4,400ベクレル、ヒラメなどからも高い値が検出された。
横浜市12年度当初予算案 放射能対策に22億円
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120202/CK2012020202000068.html
幸いにも放射能漏れの被害は小さく、大事には至らなかったみたいだが、こう言ったニュースが日本では大きく扱われない事に違和感を覚える。
福島第一原発にしても、原発事故は収束どころか現在でも、放射性物質をバラ撒き続け、放射能汚染水の漏出が続いているのに、余り大きな事だと感じなくなって来たのは、事故に対する感覚が麻痺しているのかも知れないな。
福島第一原発事故の前だったら大騒ぎする様な事でも、大した事に感じないのは如何なものか。
原発事故への慣れとは恐ろしいと思う。
2012年1月31日午前中までに、福島第一原発4号機から、
高濃度汚染水8.5トンが漏出していたことがわかりました。
この汚染水は、1リットルあたり3万5500ベクレル。
こんな高濃度汚染水が、4号機の原子炉から漏れだしたというのです。
事故当時、4号機の原子炉内には、燃料棒がないとされていました。
それでは、なぜ高濃度の放射性物質を含んだ水が漏れ出たのでしょうか。
東京電力の会見によると、どうやら、
4号機の燃料プールと原子炉の間にあったゲートがゆるみ、
燃料プールの汚染水が原子炉に流れ込んでいるようなのです。
福島原発の海洋汚染マップ見ると、刺身も食べられなくなる?
http://matome.naver.jp/odai/2131829810240813801
東日本大震災:11年産米、福島12市町村100ベクレル超 対象農家2.5%、作付け制限計画へ
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20120204ddm001040016000c.html
暫定規制値(同500ベクレル)超を検出したのは
福島、伊達、二本松の3市9地区で既に公表済み。
新たに公表された「100ベクレル超500ベクレル以下」は3市に加え、
本宮、田村、白河、相馬、川俣、桑折、
国見、大玉、西郷の12市町村の56地区だった。
◇1キロ当たり500ベクレル超
福島市 福島市小国村、
伊達市 月舘町、小国村、掛田町、富成村、
柱沢村、堰本村、二本松市 渋川村
福島県以外に出荷するなら5ベクレル以下に厳しい基準に見直してほしいですね。
原発事故を起こした東電が、その後も原発を管理している事にも疑問符が付くし、作業は東電が遣るにしても、原発の監督は別に専門チームを立ち上げて遣る方が良い様な気がする、東電は駄目過ぎる。