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干し椎茸から基準値4倍超セシウム、既に販売

2012-02-10 15:50:14 | ニュース
今回は当ブログのエントリ、埼玉県茶業協会が放射性物質の全データを非公開等に書いた「食の安全」に関するエントリと言う事で。
横浜市は9日、静岡県藤枝市の加工業者が出荷して横浜市港北区のスーパーで販売された干し椎茸(乾燥椎茸)から、国の暫定基準値(規制値)である1キログラム当たり500ベクレルを大きく上回る2077ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表。

横浜市と静岡県によると、静岡県を除く9県で生産された干し椎茸を、藤枝市の業者が混ぜて袋詰めした80グラム入りの商品で、原産地名は日本産と表示されていた。
業者は、神奈川県と東京都内の計8店舗で販売した汚染椎茸等、全商品の自主回収を進めている。
この問題で静岡県は、椎茸を生産した9県の県名は「公表出来ない」とコメントしているのだが、何故に公表しないのだろうか、公表が出来ない理由が知りたいもんだね。

静岡県と言えば当ブログのエントリでも、フランスで静岡産茶葉からセシウム検出やら静岡県、放射性物質の隠蔽を業者に要請等でも色々と書いて来た通り、何かと問題の有る自治体だわな。
また、静岡県の川勝知事、また逆ギレにも書いた様に、知事がテンパった言動をする度に静岡県のイメージを低下させる為、川勝知事は「歩く風評被害」とも言われている。
静岡県に限った話では無く、米の安全宣言を行ってから、セシウム汚染米が続出した福島県の佐藤知事もそうだが、自治体や首長の拙い対応を見る度に、私は「地方分権」して本当に大丈夫なんだろうかと、素朴な疑問を感じてしまう。

地方分権とは、財源や権限を国や中央省庁から地方自治体に移譲させる事なのだが、その辺りの事を書くと長くなるし、今回のテーマは食の安全に付いてのエントリなので、地方分権に付いては差し控えるとする。
この度、発覚した「怪しい干し椎茸、セシウムさん」のみならず、最近は放射能汚染食品に付いてマスコミは大きく報じない事も気になる。
特に今回の様に販売された汚染食品を回収する際には、テレビや新聞で大きく報道すれば、回収作業の手助けになると思うけどね。

マスコミは、自らに都合の良い時は「国民の知る権利」とやらを持ち出す癖に、こう言う問題の時の「国民の知る権利」はどうなんだって話だな。
まぁ、あれだ。食の安全に付いては、当ブログでも色々と書いているので、以下のエントリを読んでみて下され。では。

関連エントリ
怪しい食品、福島産と日本の基準
食の安全、日本の常識は世界の非常識
日本の暫定基準値は異常な数値

【ネッタイムス・東坊京門・作】

2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2012-02-11 01:27:29
激しく同意の事を略して激同、または禿げ同とか禿げ上がるほど同意と言いますが、禿げしく禿げしく、激しく激しく同意って感じ
放射能汚染関係とか大事な事なのにマスコミが報じないのは異常な事ですよ
前からマスコミはジコチュウな感じがしましたが、311から顕著に現れますね
マスコミは国民の知る権利なんか関係ない感じですよ
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どうも (東坊京門)
2012-02-11 21:43:52
放射能汚染食品に付いて、テレビや新聞が余り大きく報道しない事は由々しき問題だと思う。
汚染食品を購入した消費者が、テレビや新聞しか情報源が無ければ、自身が汚染食品を購入した事を知らないと言う事も有り得る。
汚染食品に関する情報を消費者に提供する事は、マスコミの義務だと思うね。
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