滋賀年金者ジャーナル

全日本年金者組合滋賀県本部の公式ブログです。

政府の社会保障制度改革国民会議が遂に本性を!

2013年07月29日 | 滋賀県本部
 政府の社会保障制度改革国民会議は 今日 29日、 高所得者の年金給付見直しなど 分野別の改革ポイント案を提示しました。

与党は参院選中、国民の 「痛み」 を伴う改革についての議論を手控えていましたが、与党の勝利を かさに着て、負担増と給付抑制の具体策を打ち出すなど、国民イジメの本性を表してきました。

「給付は高齢世代、負担は現役世代」 という現在の制度を見直し、「全世代型の社会保障」 へ転換するという。

具体策でも、少子化対策を最初に明記し、 高齢者に偏っていた従来の社会保障制度 の見直しを打ち出しています。

結局は、 国民の負担を増大する一方、 「持続可能な社会保障を構築していくためには、徹底した給付の重点化・効率化が求められる」 として、 社会保障の切り捨てを進めるものです。

何のことはない、 世代間格差を煽りたて、 高齢者の福祉を切り下げるという 使い古された手法の繰り返しに 過ぎません。

世代間格差を解消するのであれば、 高齢者福祉を切り捨てることなく、 若年層の非正規労働を無くし 社会保障を拡充すればいいのです。

政府のごまかしに騙されることなく、高齢者の年金切り下げに対し 行政不服審査請求を使って大きな運動を展開していきましょう。


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