滋賀年金者ジャーナル

全日本年金者組合滋賀県本部の公式ブログです。

「時の目」  (5)      年金者組合 滋賀県本部委員長 谷 悦男

2013年04月24日 | 時の目 ( 滋賀県本部谷委員長 )
人が柵と網囲いの中で

甲賀の山里は ここ数年の間にシカ、イノシシ、サルとカラスの農作物への鳥獣害がひどくなりました。

シカやイノシシは 夜行性で夜に仕事をするし、高齢化で とことん追っ払う元気もなく、

サルはロケット花火の音にも慣れてしまって、群れに近づくと 逆に脅されるような始末です。

それで とうとう 集落と田畑を全長17キロメートルの金網の柵で囲ってしまうことになりました。

人が柵の中で暮らすことになったのです。 動物園とは逆です。

とはいっても これはシカとイノシシに対する対応策で、サルやカラスには通用しません。

サルやカラスに対しては、天井部分も含めて 網で囲わなければならないのです。

私は 学生時代には果樹を専攻していました。

人生の最晩年を桃や葡萄を作って暮らすべく準備中なのですが、二重の囲いの中での農作業にはどうにもなじめないでいます。

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