滋賀年金者ジャーナル

全日本年金者組合滋賀県本部の公式ブログです。

講演 「原発事故による放射能被害」

2013年12月07日 | 彦根・愛犬支部
 「非核の政府を求める彦根の会」 は 12月7日、彦根市内で原発問題についての講演会を開きました。

    

 講師は、前滋賀県労連議長で 年金者組合 彦根・愛犬支部副委員長の杉原秀典氏。

    

 杉原さんは、安倍政権が 秘密保護法を成立させ、

憲法を変え 国民が知らないうちにアメリカと一緒に戦争を始めるための大きな武器を手に入れた。

また、原発についても 資料が国民に知られると原発なくせの運動が広がるので、これを隠してしまい、

さらに、表現の自由まで 阻害してしまおうとしている。

しかし、圧倒的多数の国民が、秘密保護法の本質を 見抜いてしまった。

だから、彼らは 武器を手に入れたが、 墓穴を掘ってしまったことになる。

しかし、我々の運動がなければ、彼らは墓穴に入らないので、頑張ろうと、訴えました


 杉原さんは、以上の前置きに続き、福島原発事故の現状を詳しく解説し、

原発は 事故が起きると 暴走し 制御不能になり、

核廃棄物を無毒化できないという根本問題があると 指摘しました。

さらに、 7月8日に 施行された 「原発の新規制基準」 は、原発を再稼働させるための基準であると告発、

最後に、 今後の対策として、

放射能で海を汚さない基本原則を確立すること、

収束宣言を撤回し 非常事態という認識の共有をはかる、

再稼働と原発輸出のための活動を 直ちに 停止する、

東京電力を破たん処理し、コスト優先 ・ 安全なおざり政策を 抜本的にただす、

原発ゼロの声を政治の力として結実させ、

自然エネルギーの利用を爆発的に進めることなどが 重要であると 提起しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする