「痛い目をする」
「失敗という授業料を払う」
朝のワイドショーが苦手だ、、、。
以前ちょっと若い時には、
ファッションをはじめ、簡単に世の中の情報をゲットできるので、...
ちょっとワクワクしてみていたのだけれど、
毎日の番組制作で、ネタも尽きるだろうし、
無理やり同じ事件や、ネタを引っ張って誇張して、
実際は現実とはかけ離れた報道ばかりだなぁ~と飽き飽きしている。
さっき「スッキリ!」の流していた情報に、、、(>_<)。。。
渋谷のあるSHOPが、試着のままの外出を無料で提供するという。。。
一人三点まで、携帯電話番号と氏名だけでオッケイ。
そのまま食事をしてもイイし、遊びに行ってもイイ。
気に入らず返却されたものはディスプレイに使い販売しないとのこと。
これについて、、、
軽率な司会者はこういう。。。
「そうですよね、、、
服って着て、歩いてみて、ある程度生活してみて、
窮屈だとか、着にくいとかありますよね、、、。
それが体験できるってイイですよね。」
余りのおバカな発言にこれまた(>_<)
番組タイトル、、、「ゲッチョリ!」にしなよ、、、
お洋服を扱っているからどうのこうのというわけではない。
何だか「無料」とか、
「使い切って結果が出なければ返品可」など、、、
商売の根本をひっくり返すやり方がバンバン出てきて、
すでに度を超しているように思うんだけど、、、(-_-;)
商品を開発し、そこに手間を掛け、カタチにしてゆく。
その間の携わる人たちの収入や、
また材料にかかる原価など、、、無料になるわけはないのだ。
消費者を甘やかし、当たり前となり、
自分のことばかりを主張する困ったお客も増えてきていることだろう。。。
文句を言って、お金を払わないで済むのなら、、、
その行動に恥ずかしさを捨ててしまえば、
どんなものでもいちゃもんをつけられるもんね、、、。
アメリカ式で、
お客様の言うことはなんでもウエルカムの大手で働いている友人が、
ワガママいっぱい、悪質なお客様が増えたと、、、頭を抱えていた。
至れり尽くセリの商法、、、
いやこれは子育てにも、教育にも共通することだと思うけど、
これはいづれ、、、相手にとってとても大切なところ、、、
「自立心」だったり、「自己責任」だったり、
ましてや「流れを知る」「相手の立場に立って考える」、、、
そして「感謝をする」「大事にする」、、、
とっても大切なことの芽を摘むことになりかねないよね、、、。
そしてそれはまた、、、その子供たちに受け継がれてゆく。。。
親の価値観は子供にダイレクトに反映するのだ。
裏にある色んな人のご苦労や努力を、
大人が教えて伝えて行かなければ、、、伝わって行かないだろう。。。
お互いにとって、、、どちらも利益のある折り合い地点、
これを模索する作業で学習できる人との関わり合い方、
自分の立場、主張したいことを伝えたり、
相手の望み、相手の状況などを思いやる、、、
そんな気持ちを育めなくなってしまう、、、
そんな原因のひとつになりかねないよね。。。
買って失敗をして、、、痛い目をする。
そして授業料を払う、、、
痛いからこそ、、、原因を考える。。。
その後の対処法を考える。。。
これって腹に落ちる、そして自分で考え選択する力をつける。
痛い目をしないように、、、ころばぬ先の杖、、、
そんな子育てにも似ているような気がする。。。
なんでも簡単に「イイよォ~」と尻拭いをしてもらっていては、、、
いつまで経っても学習能力が付かず、
大人になりきれない気もするのだが、、、。。。
とにかく、、、「無料」「返品オッケイ!」は、、、
ある意味コワイ。。。
目先の欲につられ、、、大事なものを失っている気がするのは私だけかな?
そして商売をしていて思う。。。
三波春夫の「お客様は神様です」ではなく、、、
そこにはきちんと「商品」があり、「接客」がある。
そして「気持ちのやり取り」がある。。。
心地よいエネルギー交換の場所であると私は思うのよォ~♪
なぁ~んてね。。。(=^・^=)
朝から長い文章ですみません、、、爆♪