猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

「箱の夫」

2007年08月06日 | 読む
「箱の夫」(吉田知子著) 岸本佐知子さんが「気になる部分」でこの本を 「1999年のベスト」として紹介していたので読んでみた。 表題の「箱の夫」の薄気味悪さはよかった。 岸本さんも言っていたように 奇妙な出来事が日常の細々したことと 同列で語られていることが怖い。 他7編もすべてシュールな作品。 でも、読み進めているうちにそのシュールさに慣れてきて 新鮮味が薄れてしまった。 この方は主婦な . . . Read more

「最高の医療をうけるための患者学」

2007年08月02日 | 読む
「最高の医療をうけるための患者学」(上野直人著) 乳がん関連の本やニュースでたびたび拝見し 気になっていたMDアンダーソンがんセンター 上野先生の 著書を読んでみた。 乳がんになったときを例に挙げ「最高の医療」を受けるための ハウツーが9つのステップに分けて説明されている。 具体的でとてもわかりやすい。 ただ、日本の病院でこれらすべてを実行すると 「うざい患者」だと思われる恐れがあるように . . . Read more

「健康問答」

2007年07月06日 | 読む
父の病気のことでいろいろ調べていたとき 帯津良一先生の名前をやたら目にし、 その考えに共感できるところが多かったので ベストセラーになっているこれを読んでみた。              すごく大雑把にまとめると 神経質に一つのことに凝り固まらず、 いろんなことをほどほどにやってみるのがよい ということ。 今の私にタイムリーに心に響いたのは 「笑いは本当に元気の源か」という章。    明るく . . . Read more

「ガンをつくる心 治す心」

2007年05月16日 | 読む
「ガンをつくる心 治す心」土橋重隆著 を図書館で斜め読み。{/book/} 病気には生き方や心が深く関係していること、 治すにはこれまでの考え方や生活を改めること、 ということは他の本と同じだけど、この著者(医師)は 「同じような心理的ストレスを持っていた人には 同じがんが、同じ部位に発生する」 と部位別に特徴を述べている。 . . . Read more