ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

愛されなかった子たちの「虹の橋」

2019-11-25 21:55:00 | Over the Rainbow Bridge🌈
2018/4/17の記事を再投稿。

虹の橋で ~at the Rainbow Bridge~

天国と地球を結び付けている橋があります。
さまざまな色で出来ているので、虹の橋と呼ばれています。



虹の橋の手前に、青々とした緑の草で覆われる丘や谷があります。
人間に愛されていたペットは、永遠の眠りにつくと、この場所に来るのです。

ここは食べ物や水が豊富で、春のような陽気です。
年老いて弱った動物は若返ります。
不自由な身体になった子は、元気になります。
彼らはいつでも、お互いに楽しく遊んでいます。

最愛の人と再会し、その胸に抱かれ橋を渡り、天国へ連れ添い向かう日を待っているのです。



しかし、橋の近くに皆と違う様子の子がいます。
それは飢え苦しみ、いじめられ、愛されなかった動物たちでした。

彼らは、一匹または一匹と大切な人と虹の橋を渡って行く他の動物たちを、羨ましそうに切なげに眺めています。

彼らには、特別な人は誰もいなかったのです。
生きている間に、そんな人物は一人として、現れなかったのです。

ある日、橋に続く道のそばで誰かが立っていることに、動物たちは気が付きました。
その人物もまた、飼い主とペットの再会を哀愁をもって見つめています。

彼は生きている間、寄り添うペットがいなかった者です。
実はこの人も、いじめられたり、飢えに苦しんだり、苦労を重ね、愛を受けたことはありませんでした。



たたずんでいる彼へ、愛情を受けたことのない一匹のペットが近づいてきました。
なぜ、彼が一人ぼっちなのか不思議がっているのです。
そして、愛されたことのないペットと愛されたことのない人物が、互いに接近するにつれ、奇跡が起きました。

彼らこそ、 一緒になるべくして生まれた特別な人であり、その最愛のペットだったのです。
本来は生きている時に、縁があるはずだった運命の動物と人間が、天国に行く前に巡り会えました。

やっと今、虹の橋の端で彼らの魂は出会い、寂しさと悲しみは消え去りました。
二人の友は最初の最後で、ようやく相思相愛になれたのです。

彼らは伴い、虹の橋を渡って行き、もう永遠に離れることはありません。

Author Unknown



もうひとつの虹の橋のお話です。
ペットは亡くなった後、幸せに暮らしていて、いつか自分が来るのを待っていてくれるという「虹の橋」のストーリー。
虹の橋
虹の橋~雨降り地区~

虹の橋たもとで、待つ人が誰もいない子もいます。
捨てられたり、虐待されたりして、誰にも愛されず『大切な人』を持っていなかった動物たち。

─不妊手術をして貰えなかったお母さんから望まれずに生まれ、おっぱいを飲むことしかしないうちに奪われた命。

─臭いから、うるさいから、いうことを聞かないから、面倒だからと殺処分された命。

─捨てられて「お家に帰りたい」と彷徨い、車に轢かれてしまった命。

─ペットショップで売れ残り、死ぬまで狭い檻の中で、ただ生かされているだけの命。

─幾度も熱湯を浴びせられ、バーナー焼かれ、笑われながら殺された命。



あの子たちの魂は浮かばれるのだろうか…
天国へ辿り着けたかな…
出会いがあり、可愛がられているのかしら…

きっと、心優しい人の「ごめんね」の涙と「天国では幸せに」という願いから生まれた詩なのでしょうね。

その想いが動物を愛すること、愛されることの素晴らしさを知っている人々の胸に響き、伝わっていったのだと思います🌈💖

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ピースワンコの処分へ不服申立て

2019-11-24 21:10:00 | 2019 虐待収容ピースワンコ
日本の保護犬猫の未来を考えるネットワーク
より

お知らせの後に、ツイートされていました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私たちはもう少し頑張ってみることにしました。
降りることは簡単です...それはいつでもできること。
やれることできること...行方不明の800頭あまりの犬たちのために、殺処分ゼロの弊害の陰で喘ぐ犬猫たちのために。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



慚愧に堪えないのは、何一つ改善への道筋が示されていないこと。
現在、犬たちが どのような環境で過ごしているのか皆目見当もつかないこと。

ピースワンコと広島県は、不起訴処分だから現状維持でOKと考えているのでしょうか。

これは刑事告発なのです。
知名度があり、億という公金による支援を受けているNPO動物保護団体が、動愛法違反(動物虐待)及び狂犬病予防法違反の罪で書類送検されたのです。

きちんと説明責任を果たすべきです。

生死不明800の命について教えて下さい。
十把一絡げに「仕方ない」で済ませないで下さい。

殺処分から救った かけがえのない“命”ではないのですか。

あらためて、世間にも問いたいと思います。
人間の身勝手から生まれた野良犬や野良猫。

目の前から消えれば、気にならないのですか。
尊厳が奪われても、生きているだけマシですか。

搾取され軽んじられる命に対して、私たち人間に責任はないのでしょうか?

~関連記事~
■ピースワンコ書類送検の結果について
■死因は殺処分ゼロ
■ピースワンコ不起訴からの試練
■ピースワンコとズブズブ広島県

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猫の膀胱炎を再発させないために

2019-11-23 23:10:00 | 元気✧サポート
2018/9/11の記事を再投稿。
「下部尿路疾患を再発させないために」

前日の最高気温から、いきなりマイナス10℃急降下。

シニア猫さんや持病のある子は、寒暖差のストレスにより体調を崩しがちなため要注意⚠

特に血尿や膀胱炎などの下部尿路疾患は、繰り返されるため症状が現れやすくなります。



花姫さまが血尿に😱

酷暑がストレスになっているはず。
これから秋へ寒暖差で体調を崩しがちですので、 トイレの回数や食欲などをチェックしてあげて下さいね。

花ちゃんは生後8ヵ月から血尿歴4回目。
病院で検査をするとストルバイトは、ほとんど(1~2石)ありません。
尿pH は8~10、血液検査も正常値。
🌷プリンセス花の尿石ケアフード図鑑

このように原因がはっきりしない頻尿&血尿症状を『特発性膀胱炎』といいます。

コレ厄介なのは「再発を繰り返す」こと。
また尿路結石や腎臓病を引き起こすリスクが高くなります。



動物病院から頂いたリーフレットから。
【下部尿路疾患を再発させないために今日からできる6つの約束】
下部尿路疾患(FLUTD)とは、頻尿・血尿・膀胱炎・尿路結石 etc です。

1/食事とオヤツに気をつける
🔻おしっこの量を増やすためウェットフードを。
ウェットタイプの水分量はドライフードの約15倍💧
🔻結石の材料となるカルシウム・マグネシウムを多く含む「じゃこ」「煮干」「のり」を含むオヤツは避けて下さい。


ロイヤルカナン pH コントロール パウチ

2/水を飲ませるよう工夫する
🔻立ち寄りやすい or 静かな場所に循環式給水器を設置。
🔻お気に入りの容器を見つけてあげる。



今はファウンテン型が人気です🐾
給水器&水入れあれこれ

3/おしっこを我慢させない
🔻こまめな掃除で清潔に!
留守番時間が長いや多頭飼育の場合はトイレの数を増やす。
🔻猫さんの身体の1.5倍サイズのゆったり大きなトイレが理想的。


食器棚前が花ちゃんトイレ、トホホ💦
でもシーツだから尿の濃さが解ります👍


4/遊びも大切
🔻捕食行動を満たし、ストレス発散のために毎日(数分でも)遊んであげましょう。
🔻元気度の確認にもなりますよ😽


花ちゃんの日課「ヒザから退かない攻撃」

5/太らせないよう体重管理
🔻肥満による運動不足は、水を飲む機会を減らし、結石をつくりやすくしてしまいます。


花は pHコントロール&cd(治療食)を好みません😥
症状が治まったらベッツプランの「pHケア(維持効果)」を試してみたいと思います。


6/定期的に通院する
🔻投薬や食事療法を止めてしまうと再発することがあります。
🔻獣医師の指示のもと、定期的に通院しましょう。


私のこと母猫と思っているみたい。
まーほぼ正解だけど...アハハうふふ😚

花姫さまは、環境によるストレスが多大に影響していると思われます。

保護猫さんが嫌いなの。
花ちゃんだけを可愛がって欲しいのね💗

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譲渡会とペットショップの違い

2019-11-22 22:50:00 | そうだ 里親、なろう。


🔴「買う」と「飼う」

ペットショップとの違いを一言で伝えるならば「お客さまではございません」ということ。

さまざまな人の手で繋いだ命を、アンカーである里親様へバトンタッチする「出会いの場」だとお考え下さい。

数年前までは「コレいくら?」といきなり聞かれたり、「あの子とこの子を頂くワ」と貰ってやる感満々の人もいましたけれども。

ペットショップと最も異なる点は、命を救うか犠牲にするか。

保護猫1匹を家族に迎えて頂いたら、また次に困っている子を保護することが出来ます。
私個人は、里親様も動物愛護ボランティアの一員だと受け止めています。

ペットショップは1匹購入すると、またパピーミルで生産され、負の連鎖に加担することになってしまいます。



🔴目的は「蛇口を閉める」こと

おかしな話ですが、愛護団体&ボランティアは「譲渡会を開催しなくてもよい状況」を目指しています。

「今、保護している猫はいないんですよ、すいません」という日を願っているのです☺

キーポイントは不妊去勢手術。

必ず「保護経緯」を聞いて下さい。
“ペットのおうち”など里親募集サイトでも掲示項目があります。

猫の場合は、ほとんどTNR活動での保護だと思います。
あとは遺棄・多頭飼育崩壊でしょうか。

自家繁殖やペットショップから引取りは怪しい🙀

譲渡前不妊手術についてもチェックを!
地域猫としてリリースが可能ですので、圧倒的に子猫が多いです。
そのため、未だ手術が出来ないケースもあります。


この不妊去勢手術に関して、シドロモドロなボランティアは信頼に値しないでしょう。
ピースワンコの越境譲渡という火の粉



🔴譲渡条件ってナンであるの?

ズバリ⭐一択「終生飼養」のため。
手を差し伸べられた命が、再び手放されるようなことがあってはなりませんから。

50歳代まで
✳ 家族の同意
✳アルバイト・パート不可
✳ペット可住居
✳完全室内飼い

これらは終生飼養のために必要だろうとされる事項なのです。

「単身男性お断り」としている団体もあり、厳し過ぎるとの声があります。

セーフティネットがある方は交渉してみて下さい。

60歳のひとり暮らしだけれども、自分が飼育不可能になったら娘に託せる、とか
派遣社員を10年続けていて、年収は安定している、とか
ペット可の住まいへ転居する予定だ、とかですね。

“ねこてん”では、約7割単身者の方に命のバトンを引き継いで頂きました。
里親様皆さんへ「何かあったら、ご連絡下さい」としています。

ペットショップではないので、譲った後は知りません、その命に責任は負いません...ということは無いです。



🔴地域の命から

出来るだけ、近隣で開催されている譲渡会へ足をお運び下さい。
また、地元の愛護センターや団体の情報収集からスタートすることをお薦めします。

猫は移動によるストレスがあります。
それもあって、会場開催時間が4~5時間程度になっているのです。

気になる子がいるけれども、都合が合わない際は、ドシドシ問い合わせてみて下さいね。

皆んな、幸せになる ご縁を望んでいます。
「ウチの子になる?」と声をかけてくれるのを待っています💗

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紫友会にモラルはあったのか?

2019-11-20 23:05:00 | 虚飾の紫友会
山路徹さん、間違っています!
この過ちは、人を深く傷つけ、動物愛護活動にもダメージが及びます。
■山路徹氏Facebook

HGA48新メンバーの零ちゃんは飼い主から虐待を受けていました。
飼い主さんは、ご病気を患っていました。
蹴り上げた一場面をTwitterで拡散され、ニュースになった経緯があります。
警察は不問に処しました。
動画を見た多くの愛犬家は、暴行は継続的ではなかっただろうと言っています。

愛護団体が救出し病院に救急搬送しましたが容態は最悪で関係者も絶句するほどだったそうです。
所有権の移管なく、センターの介入なく、老犬を京都から広島まで強奪が真実。

保護直後に勝手に名前をつけ、「容態は最悪で関係者も絶句するほど」の預かった命をマスコミに晒し、他人の犬で寄付金集めをしました。

二度と不幸にしてはいけないと、保護主さん自ら里親になり、その後3ヶ月半、幸せな思い出をたくさん作って16歳で虹の橋を渡りました。
「私の犬にしたい」
そのために、飼い主さんを悪者に仕立て煽りました。
コメント欄には「金で所有権を買え」「飼い主を殺してあげる」など最早レスキューとはかけ離れた文言が並びました。

ラブラドールが、この年数を生きるのは珍しいそう。
飼い主さんには、16年一緒に過ごして来た歴史があります。

是非とも、愛護活動に携わっているならば、想像して欲しいと思います。
一方的に悪者にされ、家族を奪われ、追い込まれた気の毒な飼い主さんの心の痛みを💧


🔻他所さまの飼い犬に勝手に名前を付ける
🔻飼い主の承諾なしにテレビに出る
🔻他人の所有物で寄付金を集める

強制保護されたラブラドールの件

どうでしょうか?
おそらく、紫友会が持ち合わせていなかったのは、道徳的な観念ではなく知識でしょう。
犬の所有権について無知な なんちゃって保護団体。
血眼になって体裁を取り繕わず、反省し勉強して欲しいと思います。

スカスカ正義のヒロインを持ち上げてしまった方々はチャンスです。
これを機にレベルアップして下さい。



ペットは民法上「物」です。
だから、ペットは飼い主(=所有者)の所有物。
人間の所有権を守るためにあるのが法律です。
ペットの所有権について

「生きているのに」と言われても、ココを変えるのは超難度。
「動物も命」と一文を書き加えるだけではなく、法律全体を改定しなくてはならなくなります。

最も顕著な勘違いは迷子動物の保護。
落し物扱いなので、必ず警察へ届けなくてはなりません。
(虐待だ思われる動物についても同じ )
迷子犬猫 啓発ポスター集

それを受けて、保護するか保健所に引き渡す かは警察が判断します。

所有権が放棄されない状態であれば ─

「捨てられたのかもしれない」
「あのままでは殺されるかもしれない」
「保健所へ連れていくと殺処分になる」

第三者の感情や思い込みで断罪することは出来ません。



法治国家なのだから、ラブラドールは返還が法遵守となります。
迷子も飼い主の元に帰れるような対処を第一義にしなければなりません。

今回の件、真っ当な愛護活動をしている人ならば、京都から広島へ連れて行くようなことはしません。

かわいそうなペットの動画アップ→ SNS 拡散 →強奪→いいぞもっとやれ!

煽るような言動に終始した紫友会は、批難されてしかるべきです。
動物愛護についての正解な情報を伝えなければ、社会は収拾がつかなくなります。



動物愛護の世界は狭く、その活動をする私たちはマイノリティ。
犬猫だけを見ていたら、社会は変えられません。

「北海道のフォレスト監禁事件」は、結果的にはレスキューとなりましたが、飼い主に殺意があっても膠着状態が続きました。
ノルウェージャン虐待監禁事件

そして多頭飼育崩壊、適正飼養を逸脱していてもアニマルホーダーから、所有権放棄させるのは稀です。
そのため、ニュースになるのは強制撤退の際だと思います。
アニマルホーダーという病気

これから増えると思われる単身高齢者家庭でのネグレクト。
認知症の場合、所有権の移管は かなり難航します。

現在は、飼い主である人に寄り添い、家庭の問題に手を差し伸べることでしか動物虐待は防げないし、動物たちも助けられません。

ペットの問題は人間の問題そして社会の問題なのです。

動物と人間の共生、これは法律改正や行政、まして愛護団体頼みでは成し得ません。
人間の意識が変わり、社会の仕組みが変わらないと、いつまで経っても動物問題は解消されません。

皆さんに、動物の現状と対する社会のあり方を知って貰うことが、共生への一歩だと思っています🐶