2019/8/5 の記事を再投稿。
「守りたい気持ちを知って貰うこと」
ねりまねこさんのブログから。
最後に、こう締めくくられていました。
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先生方も打つ手が無くて
苦悩されている様子でした。
いったいどうしたらいいのでしょうね。
苦悩されている様子でした。
いったいどうしたらいいのでしょうね。
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先生方の悩みは、TNRでオールクリア出来ますよ。
森林の猫は殺さずゼロへ。
島民の意識も向上、放し飼いも規制なしで減少。
島外譲渡に頼らず地産地消、共生共存モデルとなります。
奪ったら命は戻りません。
愛護団体と協働でTNRを進めれば、可能性は無限に広がります。
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個々の生死ではなく
種の保全、生態系を回復させる
自然を残すという
広い視野で考えている
猫愛護の人達は、
目の前の一匹一匹の個体を見ている。
視点のレベルが違い
議論がかみあわないので
考え方を整理した方がいい
自然を残すという
広い視野で考えている
猫愛護の人達は、
目の前の一匹一匹の個体を見ている。
視点のレベルが違い
議論がかみあわないので
考え方を整理した方がいい
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いいえ、おそらく外猫を根絶したいという方向は同じなはず。
どうして齟齬が生まれ、論争になるのでしょうか。
駆除と共存。
愛護動物から、定義なく殺処分ありきで外したのが、まずかったと思います。
野良猫の愛護活動は、共存しながら減らしていく正解に辿り着き、成果も現れています。
歴史があり、成熟しているのです。
対立せずに連携すれば、とっくに脅威は沈静化していたと思います。
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どうしたら社会を変えていけるのか、
2015年から、4年かけて
各地でシンポジウムや勉強会を続け
書籍を出版したが、伝えたい相手に届かない。
2015年から、4年かけて
各地でシンポジウムや勉強会を続け
書籍を出版したが、伝えたい相手に届かない。
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動物に関して、社会を変えたいと望んだら、人を変えなければ、その意識を変えなければなりません。
そうするには時間がかかります。
猫を飼っている、関わったことがある人以外は、猫の問題に無関心、それが普通です。
そのものに知識がないから、対応も分からない、だから当事者内で解消すべきであり、立ち入らないのが賢い選択だとされています。
国は国民を、法は人間を護ることを第一義としています。
責任を負ってくれる飼い主がいる猫に、国や法は、人に付随するものとして保障をしてくれる部分もあります。
人の保護下から放たれた野良猫は、多くの人にとって路傍の石でしかありません。
野良猫が どうなろうと、人々の生活に、人間の生死に、深く影響は及ぼさないからです。
基本的に我が国は、野良猫を生かすためにはお金を使いません。
奄美のような駆除処分でも、国が税金を野良猫へ投入するのは珍しいのです。
(通常の殺処分は自治体に委ねられています)
人間社会にメリットがあるということ、それは世界遺産登録なのでしょう。
屋外の過酷な環境で生きざるを得ない野良猫を「かわいそうだ、何とかしたい」と言うと捨てた人が悪いのだから、私たちには関係ないのだと諭されました。
ペットへの避妊去勢手術を薦めて歩きました。
捨てられたり、保健所に持ち込まれるのは、乳飲み子がほとんどだったからです。
「一生に一度の手術で救える命があります」知って欲しい、でも話を聞いて貰うこと自体が難しい。
避妊去勢の重要性を説くのに長い年月を費やしました。
そのうちに悪者は、捨てる人から、野良猫にエサをあげる人へ変化します。
人間同士が争う度、猫は嫌われ追いやられました。
不幸な望まれない命を増やさないため、野良猫にも不妊去勢手術(TNR)を行い、住民争議を軽減する地域猫活動を。
一人でも多くの人に知って頂けるよう広報しています。
TNR は動物愛護活動、獣医さんのご協力が不可欠。
地域猫活動は市民運動、だから自治体との協働が可能。
要は野良猫問題は地域で解決、ネコのことを分からない方もネコ嫌いの方も含めて、参加して頂けるような形になっています。
猫が、一代限りの命を全うするよう見守ると同時に、安全な“ 餌やり(給餌)”が出来る環境の確保もあります。
手術を済ませたら“ この子は地域猫ですよ ”とアナウンスします。
住民の理解を徐々に得ていきます。
これが浸透することで、外暮らし猫への意識が変わっていきます。
これを「先行TNR」といい、愛護側では推奨しています。
住民全員が賛同してからだと、猫の繁殖スピードに追いつかず、労力や費用が嵩みます。
あくまでも不妊去勢手術が大前提、野良猫を減らすためが一番の目的。
動物愛護は知ることから。
守りたい気持ちを知って頂く、野良猫が少なくなるために何が必要か考えて欲しいから。
野良猫は「不妊去勢手術」をすることで減らせます。
住民間トラブルも減ります。
迷惑餌やり行為も減ります。
虐待される子も減ります。
放し飼い猫も減ります。
保護しなければならない猫も減ります。
猫さん皆んなにオウチがあり、人間も平穏を手に入れ、やがて社会も豊かに変わっていく。
これからも伝えていきたいと思います😊🍀
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