ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

311から学ぶペットの災害対策

2019-11-16 20:25:00 | ペット災害情報&防災対策


お気に入りの場所で寝ている猫がいて、世話を繰り返す、そんな日常が続くことの幸せをあらためて実感させられる、10回目の3月11日。

🔴同行避難
東日本大震災では、たくさんの犬や猫たちが被災地に取り残されました。
連れて逃げられたとしても避難所へ入れず、預け先を探さなくてはなりませんでした。

大震災をきっかけに「同行避難」が呼びかけられ、2016 年の熊本地震では、多くのペットが共に避難することよって命が救われています。

環境省は 2013 年にガイドラインを策定。
飼い主がペットと同行避難することを原則とし、自治体には受け入れ可能な避難所へできるだけ誘導するよう推奨しています。

「震災時のペットの避難について」を確認しておきましょう。

同行避難
災害時に飼い主がペットを連れて一緒に避難すること。
避難所でペットと一緒に過ごせるかどうかは、各自治体や避難所の判断に任されている。
環境省のガイドラインにて推奨。
同伴避難
ペットと一緒に避難し、かつ避難所で一緒に過ごすことを指す。

🔴マイクロチップ
必ずしも在宅中であるとは限りません。
また、猫はパニックになって逃げ出してしまうかもしれません。
離ればなれになってしまった時に「マイクロチップ」を装着していれば、再会できる確率は高くなります。
🐾マイクロチップ体験記

🔴避難袋
犬&猫用も常備して下さいね🐶🐱

折りたたみ式ケージ
✳ペットシーツ
✳いつものフード
✳ハーネス&リード




有事の際は、人命第一です。
ペットの命を守るのは、飼い主さんしかいません。

あの日の絶望を思い出し、思わず両掌を見つめてしまいます。
手を差し伸べたくても届かない無力感は、生涯忘れようがない...合掌🙏

〈 追記 〉
ペットの災害対策は、東北大震災の教訓をもとに作成されたため、台風による水害を想定していない自治体が多いとのこと。

各地に甚大な被害をもたらした台風19号の際には、ペットを避難所で受け入れられず混乱が起きました。

是非、お住いの自治体に同行避難可能な場所と注意点を問合せしてみて下さい🙇‍♀️

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