■ Yamasaki Hiro 氏 Facebook より
「官民ともに処分ゼロのトリックに加担」
名古屋市は、全ての外猫が飼い猫かも知れないという強引な論法で、動愛法35条の規定より独自作成の「要綱」を優先させ、ひたすら外猫の引き取りを拒否している。
問題を先送りしているし、間違いなく名古屋の未来は地獄である。
提訴されたら負けるだろうと複数の政令市のセンター長が言った。
これが全国の調子のいい政令市が処分数を大幅に減らしてきたトリックの一つだ。
そこに、何も知らない無知な全国の愛護市民が名古屋市にふるさと納税をしている。
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動物愛護センター発信の「ふるさと納税」だったら、信用しちゃいますよね。
私は、ミルクボランティアでハネていました。
繁殖制限が先でなければいけません。
ミルクボランティアを募らなくてもいいよう、子猫を産ませない手立てを考えなければなりません。
■ 殺処分ゼロより大切なこと
名古屋市の「外猫完全引き取り拒否」では、既に3年前から地元のボランティアが阿鼻叫喚の中にいました。
「TNR が済みました、地域猫としてお世話しています 」─ そこへ毎日のように新入りの野良猫がやって来たら…たぶん逃げ出します、私。
市で活動する愛護団体とボランティアが、センターに抗議しました。
作業が追いつかない、このままでは街は野良猫で溢れてしまう、と。
センター職員一同は「申し訳ない、ボランティアの皆さんには頭が上がらない」と涙ながらに平謝りだったそうです。
広島県のセンター職員は、ピースワンコへ犬たちを移動する時、地獄の輪禍へ送り出すことに心の傷を抱えるのではないでしょうか。
茨城県センターで、満杯収容の犬のお世話に疲弊し、相談の応答が出来ない日々を送っている職員は、何を想うのでしょうか。
一体全体なんなのでしょう、殺処分ゼロって。
最前線で関わる人も動物も幸せになっていない。
人々の意識も社会も向上しているとはいえない。
動物行政を司る人たちが、動物愛護のことを知らない。
愛護センターが、本来の機能を失っている。
意見や要望を提言するべき国民には、教育がなされていない。
かくして動物は搾取され続ける。
負のスパイラルに巻き込まれ犠牲となる命。
猫は犬と並び愛護動物の代表選手、私たちに身近な生き物。
「処分ありきの駆除」することを許したら、ますます動物たちの命は軽くなるのではないか。
その不安を次世代へ渡すことに、罪悪感はないのでしょうか?
国が行う「弱者切り捨て」を、我が事のように痛みと感じないのでしょうか?
現在我が国の猫は、管理頭数を越えているため、殺処分せざるを得ません。
これを回避するためには「不妊去勢手術の徹底」が最優先される絶対条件です。
これは飼い主のいるいないに関わらずです。
野良猫への TNR は、殺処分を減らす(野良猫対策)ために行政が率先して行うべきだと思っています。
そこまで手が回らず後手になっているのを、見るにみかねて肩代わりしているのだという気持ちもあります。
所有者のいない猫へ不妊去勢手術は、皆さんの「なんか嫌」「責任を負いたくないから」の個人的な感情から否定できることではないのです。
現実、地域猫を行政と協働で進めたり、住民の認知が高いエリアからトラブルは減少し、殺処分ゼロになっています。
それを非人道的だという獣医師がいる…。
自らは何もせずに TNR 反対という自称ボランティアがいる…。
動物たちを苦しめることに対して 息を吐くように「仕方ない」と打ち捨てる人たちがいる…。
これでは、動物行政は利権の巣窟となり、動物愛護は停滞し、いつまでも動物たちは便利な支配できるモノ扱いのままではないですか?
~関連記事~
■ 殺処分ゼロは誰のため/ピースワンコ
■ 殺処分ゼロは誰のため/茨城県の現状
【 ねこてん 公式HP 】
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