ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

果たさなければならない誓い

2020-10-07 22:20:00 | 解決策の正解スペイクリニック
和歌山県でのこと。
「殺処分ゼロ」を目指し、県行政が不妊去勢手術費用をクラウドファンディングで2800万円の寄付金を集めました。




しかし、全国から寄せられた浄財は、報奨金・自動車保険・火災保険料などに流用され、本来の目的である不妊去勢手術された猫は、たった8匹だけ。
かかった麻酔代は18万円という有り得ない金額。

しかも、その手術は経験のない行政獣医師によって行われていました。
無謀です、実験台にされたにも等しい。

その子たちは苦しみを抱えているのではないか。
今も生きながらえているのだろうか。





全く悪びれていません。
行政の獣医師にとって野良犬猫を救うことは正義ではありません。

理不尽な命の線引き、切り捨てられる命。
無策に投じられる大金、偽善の愛護なき収容施設やセンター。

殺されるために生まれ続ける無数の命。
これが、この国では建前上の正義となっているのです。

和歌山市動物愛護センターには、寄付金で購入された手術機器があり、その総額はナント800万円以上。



とくしまスペイクリニック開設プロジェクト
クラウドファンディング達成しました🎉
応援して下さった方々へ心より感謝申し上げます🙇‍♀️

より多くの人が、共に生きる未来について「知る」「考える」きっかけにして頂ければ幸いです。



徳島県スペイクリニックを開設するクラウドファンディングでは、初期費用の450万円が目標額です。

この金額で年間1000頭以上に不妊去勢手術することを目指します。


被災し彷徨う犬猫たちをノイヌ・ノネコと切り捨て、不妊去勢手術をするのは救済活動に非ずとした当時の災害時動物救援本部。

浮いた2億円が何に化けたのか?
見捨てられた命はどうなったのか?

🚨届かなかった小さな命への善意



国は、環境省は、
センターや保健所など行政機関は、
この国のほとんどの獣医師は、

世界的流れで共通認識である、
動物愛護の基本中の基本である、

繁殖制限対策を積極的にはしません。
金銭を労力を不妊去勢手術には使いません。

長いこと「殺すシステム」を許容し「救うシステム」を阻んできました。

「ひどい!」「許せない!」では変わりません。

行政に動物愛護を任せてはいけない。
二の轍を踏まない。

命に格差のない、殺処分される動物のいない未来は、私たち一人ひとりの手で切り開いていきます。



徳島始動しています。
県外獣医師の協力を得て37頭の猫に手術を。

日本には他の国とは異なり、飼い主のいるいないで命の線引きがあります。
獣医師を含む大半の国民が野良犬猫は「死んでも仕方ない」としているのが現状です。

飼い主から放たれ、遺棄され、増え続ける犬や猫を放置してきた責任の所在は、国にあり行政にあるのではないでしょうか。

その責任回避の方便が「飼い主が悪い」「餌やりが悪い」です。
これは解決策ではありません。

半世紀近く、ただ殺すだけの対処で事態は好転したのでしょうか。

保護譲渡でもありません。
何十年も野良犬猫問題は棚上げされ、私たちは過剰繁殖の戦禍の中にいます。

蛇口を閉めずに行われ続けたバケツリレーの器は底をついています。
国中に水が溢れ、それは出口をも失い滞り、人々の生活をも侵食していきます。

不妊去勢の徹底では追いつきません。
「早期高回転不妊去勢手術」でなければ、私たちは過剰繁殖のトンネルを抜け出せません。


国は行政は過剰繁殖を抑止する、一縷の望みである「不妊去勢ファースト」には手をつけません。

それどころか国一丸となり獣医師会も、民間でのアクションを封じ込めます。

なぜ全国の有志ある獣医師が集結し「徳島スペイクリニックプロジェクト」へ力添えしているのか。

なぜ愛護団体がリスクを背負いスペイクリニック設立に動いたのか。



阪神淡路大震災・東日本大震災の際、人間に切り捨てられ見殺しにされた命へ繰り返さないと誓いました😿

阪神淡路大震災後、場所がなく分離帯に埋葬された名もなき命…
福島の悲劇、無慈悲にも切り捨てられた無数の命…
ピースワンコで、過剰収容から穴だらけ血まみれになり息絶えても殺処分よりマシとされた命…
世界遺産のためにノネコとされ血税から駆除処分される命…

二度と繰り返したくないのです。
一刻も早く終わらせたいのです。
どうか お力添えを願います🙇‍♀️



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