2019/7/9の記事に加筆し再投稿。
動物愛護も「地産地消」というお話です。
✨利権と圧力
動物行政の在り方は、自治体によって異なること。
下記の3箇所は、それぞれバイアスがかかっているため入口対策が疎かになっています。
⭐動物たちの明けない夜
✨トラブルも地産地消
ペットのことは、飼い主が住民である地域の問題として捉えます。
飼い主のいない猫に関しては、地域から排出されていますから、住民が主体となり地域猫活動で管理します。
✨レスキューも地産地消
紫友会のように越境し、地元と連携しない保護活動は、トラブルの元になるため ご法度とされています。
⭐紫友会がアンフェアな理由
✨ぐるぐる譲渡
野犬が多い地域間で行われています。
沖縄の犬を広島の団体が輸送して保護、さらに兵庫へ預かりに出し、東京の里親へ送るようなケース。
登録や狂犬病予防を始め不妊去勢手術などのアフターフォローがされているのか?
脱走や事故の際にサポートは可能なのか?
チョイと前まで、地産地消が保護譲渡活動の原則でした。
タイトルを「越境譲渡を断る勇気」と迷いました。
一度手を染めたら止めれない、しかも周囲に汚染していくという、まるで薬物のような地域外譲渡。
これは、殺処分ゼロの弊害の一つです。
🔴ケース1/ピースワンコ
愛護センターに収容された犬を引き出して保護、それを県外で譲渡するスタイル。
「行政はピースに手のかかる野犬を押し付けてヒドイ」と耳にしますが、ピースの引き受けは「仕入れ」です。
在庫確保(殺処分ゼロ)をしないと収入(ふるさと納税)が懐に入らなくなります。
ですから「殺処分から全てを救っているピースワンコありがとう」は、まんまと術中にハマっていることになります。
「同情するなら金をくれ」商法。
ピースワンコの問題の核心は、寄付金を得るために、政治力を使って、野犬をヤミクモに掻き集めていること。
そのため過剰収容になり、ネグレクト状態におかれた犬たちがリンチで死傷したり、パルボが蔓延したり、狂犬病予防法違反をしても「殺処分から たくさん救っているから仕方ない」と開き直っています。
ピースワンコは広島県以外に東京・神奈川・奈良・岡山に譲渡センターを設けています。
✴ピースワンコに関して都民の皆さまへ
広島から排出された野犬なのですから、広島で問題解決にあたらなければなりません。
そうしなければ、受け皿が広がるだけ。
いつまでも、蛇口は閉まりません。
いつまでも、センターから犬は運ばれてきます。
いつまでも、ピースワンコは寄付を募り続けます。
🔴ケース2/茨城県
殺処分ゼロ条約が施行されたがためにドグラマグラに陥っている茨城。
考えられる全ての出口対策を講じても、センターには100頭超えの犬が収容されています。
ここは広島と違い、茨城県以外の保護団体が引き出しを行っています。
🔻県外の団体登録不可の自治体もある。
これも越境譲渡なのです。
すっかり、茨城は地産他消を当て込んじゃっています。
出口を探すのに血眼で、入口のドアは開きっぱなし。
主に東京都の保護団体が、セッセッと茨城県の犬猫を引き出しています。
東京センターだって、引取り拒否やっているのに💧
行政機関と地域住民を繋ぎ、地元のセンターの風通しを良くすることも愛護団体の役目です。
動物行政は自治体ごと、そして人と動物の共生を目指すならば、地域からがセオリー。
でも、地域外引き出しは、止められない止まらない。
なぜならば、入口対策しなければ出口を塞ぐことは出来ないから。
茨城が負のスパイラルから抜け出すのは容易ではありません。
🔴番外/奄美ノネコ
このケースは複雑怪奇。
殺処分ありきの計画のため、捕らえられた猫たちが命を繋ぐ方法は島を出ることのみ。
捕獲されてから1週間が期限。
まるで蜘蛛の糸を手繰るようです。
「ノネコ管理計画」自体が間違っているのだと思います。
奄美大島内で譲渡を見込める頭数を保護し、あとは TNR するべき。
地域内保護→地域内譲渡!
越境譲渡は無責任。
越境譲渡に頼らない対策を。
保護譲渡は、動物愛護活動の本幹ではありません。
あらゆるトラブルの解決策にもなりません。
保護をしなければならない動物をなくすことこそが、今 課せられた私たち人間の使命です。
~関連記事~
✴奄美ノネコ院内集会/海を渡る猫
✴殺処分ゼロがための越境譲渡
✴出口を見失う保護譲渡拡大
✴ピースワンコの野犬保護ビジネス
【 ねこてん 公式HP 】
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まるで蜘蛛の糸を手繰るようです。
「ノネコ管理計画」自体が間違っているのだと思います。
奄美大島内で譲渡を見込める頭数を保護し、あとは TNR するべき。
地域内保護→地域内譲渡!
越境譲渡は無責任。
越境譲渡に頼らない対策を。
保護譲渡は、動物愛護活動の本幹ではありません。
あらゆるトラブルの解決策にもなりません。
保護をしなければならない動物をなくすことこそが、今 課せられた私たち人間の使命です。
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