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東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

ピースワンコの野犬保護ビジネス

2018-10-30 21:45:03 | 2018 偽善団体ピースワンコ


野良猫の命が、金銭に換えられると知ったのは、最近のこと。

毛皮や実験道具にする猫捕り業者
排除目的の始末を請け負う便利屋

「なんで、なんのために」
「どうして、そんなことを」
マンガみたいに数日後に覚醒するとかではなかったです。

何年もの間、思考が受け付けない状態でした。
“ やめて ”や“ 許せない ”ではなく、そんなことあるなんて信じられませんでした。

それぐらい動物の命を救済する人たちと搾取するサイドには、明確な線引きがされていたように思います。



〇 ピースワンコは動物愛護団体ではない

動物愛護を装った「野犬ビジネス」を生業としているグループです。
私たち日本人は、性善説に則っていますから“ まさか! ”ですよね。
ピースワンコの失敗から見えるもの

しかし、そろそろ現実を直視しなくてはならないと思います。
ピースワンコの蛮行をこのまま見過ごせないと法改正の動きがあります。

以下、公益財団法人Evaさん Facebookから。
理事長の杉本彩さんが「動物愛護議員連盟の第6回条文化作業」に参加した際のレポートより抜粋させて頂きます。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〈 団体譲渡する場合 〉

● 都道府県の登録
● 登録時の飼養施設の検査
● 譲渡基準
● 不妊・去勢手術の義務化規定

団体譲渡に関しては、全国で多くの問題点を耳にします。
本来なら動物愛護団体に移動させた行政がしっかりと把握しマネジメントしていくべきです。

里親情報、不妊・去勢手術書類の提出が規約にあったとしても書類を提出しなくても黙認するところもあります。

また、獣医師免許のない県登録ボランティアによる治療行為も見られたり、県から譲渡した不妊・去勢手術をしていない犬を逃走させている団体もあります。

狂犬病予接接種が未接種で警察の捜査が入った団体もあります。
同じ県内であっても各施設を比較すると、大きく内容が異なります。
Eva [活動報告] 議連 第6回条文化作業
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



〇 保護&譲渡は儲かる?

もしも、一刻も早く数多くの小さな命を救いたいと保護譲渡活動をしたならば、これは大変に効率が悪く負荷が大きいと解るでしょう。

保護譲渡と「事前不妊手術」+「終生飼養」、それから「生体販売の窓口を塞ぐ」はセットで行わなければ蛇口を閉められません。

でも、それを全く意に介さず、命ではなくモノと扱うのならば、容易く救え、簡単に譲渡が可能なのです。

引き取り屋が、猫捕りが、そうであるように。
需要があり儲かるのでしょう。
人は見たくないものを消し去ることに、金銭を支払うのです。

殺処分ゼロを謳い、保護活動のマネゴトをすれば、寄付金が入るとピースワンコが証明をしてしまいました。
そこに目をつける輩もいるということです。
ご注意を!



〇 譲渡拡大の必要性

ブレーメンパークはハイリスクローリターンだと思います。

首都園に野犬はいません。
行政の譲渡会では犬に関しては、里親様を選択する側で、さらに子犬はその中から抽選です。

猫の譲渡会は、年間30回以上開催だと参加保護猫スカスカになる時期があります。

皆さん、ココで焦っては元も子もありません。
地域密着型で、いずれは保護する子がいなくなるよう、終生のおウチを丁寧にコツコツと探してあげましょうよ。

動物愛護活動を真っ向から否定するピースワンコを、私たち愛護を考える者が率先して糺弾しなければならないのでは?

せめて同じ土俵に立つべきではないと思います。
自分で自らの首を絞めることになりかねません。
ピースワンコの越境譲渡という火の粉



〇 次なる手は闇処分か!?

寄付するのも支援するのも自由です。
ですが今、皆さんが出来ることは、実情を把握しピースワンコへNOを示すことではないでしょうか。

現在、ピースワンコに囚われた犬たちの多くは助かりません。
人の都合によって翻弄され、ピースワンコに利用された悲しい命を増やさないことこそが肝要ではないでしょうか。

● 現在約 3,000 頭収容
● 年間1,000 頭以上を引取り
● 公開されている施設は全体の1割程度

昨年5月、不妊手術をしない偽善団体と報じられた際に、過剰収容から「犬同士のリンチ」「パルボなど感染症蔓延」「シェルター内での繁殖」が起こる懸念を多くの人が口にしていました。

その通りになったワケです。
ですが、ピースワンコには屁でもありません。

たぶん、リンチも繁殖も感染症も継続している...
収容施設も人員も医療も追いつかないまま...

隠蔽して何事も無かったかのように引取りを続けています。

ナゼでしょう。
数字だけの「殺処分0」運動は、資金を得られるから?
野犬の命に対して、責任を持たなくても咎は負わないから?

~関連記事~
デイリー新潮
過去には滝川クリステルとイベントも
獣医師が告発する「ピースワンコ」の偽善

■ デイリー新潮
犬“殺処分ゼロ”を掲げるNPO
保護犬に不妊・去勢手術せず 
杉本彩も「動物愛護ではない」

■ 杉本彩さんオフィシャルブログ
「週刊新潮」掲載のピースワンコ・ジャパンの記事について
日本の保護犬猫ために
ピースワンコへの公開質問状


内部告発されたピースワンコの欺瞞1
内部告発されたピースワンコの欺瞞2
動愛法改正シンポジウム/ピースワンコ
ピースワンコ支援者への返信

#ピースワンコジャパン#週刊新潮#殺処分ゼロ
#動物虐待#多頭飼育崩壊#ふるさと納税#PWJ
#ピースウィンズ・ジャパン#広島#大西純子
#セカオワ#ブレーメン#幕張メッセ#譲渡会

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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「お墨付き」 (住吉さくら)
2018-10-30 22:33:21
nekoten2015さん、こんばんは。

私は今回のお話で、「とある科学の超電磁砲S」の御坂美琴の言葉を想い出しました。
美琴はこんな事を言っていました。
「屋内外で行われている非人道的な実験の数々を学園都市上層部が承知していないはずはない。」
あの「実験」の事です。

ピースワンコがどれだけ非難されても堂々としていられる理由の一つは、大きな「合法団体」からの「お墨付き」があるからだと想います。

ピースワンコは広島県からの「お墨付き」を得ている事で偽善を「善行」だと想わせる事ができるのです。

言う間でもなく、ピースワンコと広島県の結びつきは利害関係でしかありません。
偽物の「殺処分0」を目指している広島県と、犬の命を換金して金儲けをするピースワンコ。
利害が一致しているから結びつきました。
そして「広島県」という「合法団体」がピースワンコにお墨付きを与えた事で、ピースワンコはより平気で犬を殺す事ができるようになりました。

日本人は他の民族より「組織」、「知名度」、「信用」をずっと重視する民族です。
「広島県が認めているのだからピースワンコはいい団体」と盲目的に想っている人はたくさんいると想います。

この問題を考える人みんなに、「広島県が認めているのだから」などと想わずに、「本当にいい事なの?」と想ってほしいですね。
返信する
Re:「お墨付き」 (nekoten2015)
2018-10-30 23:35:57
さくらさん、いつもあがとうございます *˙︶˙*)ノ"
冷静に命を見つめている姿勢は素晴らしい!です。
皆んなが、さくらさんのような心持ちだとHappy なのに (*´ェ`*)ポッ

ピースワンコは全然わからないですね。
最初、週刊誌に報じられた時点で、通常ならば引取りストップです。
その後、警察の捜査が入ってもスルー。
今回の内部告発で、ようやくと思いきや平常運転ですから。
何がナンだか...広島県議会では腫れ物に触るような扱いです。

スゴイ圧力があるのだと思います。
そういうドロドロしたものと動物愛護って無縁だったから(意見を聞いて貰うのが大変で無視され続けてきた)気持ちが悪くて仕方ないです。

さらに擁護や支援している人って地元の人ではないらしいとも伝わってきています。
闇深過ぎ (>д<*)コワイ...と思いながらも記事にしているので、さくらさんの後押しはメチャ嬉しいです。
(*´︶`*)♡Thanks!
返信する
利害 (住吉さくら)
2018-10-31 15:53:52
nekoten2015さん、こんにちは。

「擁護や支援している人って地元の人ではないらしいとも伝わってきています。」
これはたぶん本当です。

例えば在日米軍の基地問題。
沖縄で反基地活動をしている人の殆どは、沖縄以外の人だそうです。
そして、それどころか日本語を介さない人までたくさんいるそうです。

沖縄でもそれ以外でも、米兵がおこなった悪行は数限りありませんが、それでも基地がある街の人の殆どは、反基地活動をおこなっていません。
活動をおこなうには莫大な量のお金、労力、時間がかかるからです。
また、基地がある街は、それで経済的は発展をしてきましたし、今もそれで支えられています。
なので、地元の人が反基地活動をおこなう事は少ないのです。
また、反基地活動をおこなっている人には日当まで支払われているとまで言われています。
反基地活動をおこなっている人は、自分に利益があるからその活動をおこなっているのだと想います。

ピースワンコの問題もたぶん同じです。
お金を払っているだけの人は別かもしれませんが、擁護活動をおこなっている人は、それで何らかの利益を得ているのではないでしょうか?。
擁護活動をおこなっている人たちは、もしかしたらピースワンコがお金で雇った人たちかもしれません。
また、広島県がピースワンコにお墨付きを与えている限り、ピースワンコを支援する事は信用を得る事に繋がります。
特に企業など、組織はピースワンコを支援している事を自分たちの宣伝に使うでしょうし、もしかしたらピースワンコを支援している人は、ピースワンコを支援している組織の人が多いのかもしれませんね。

・・・もしかしたら・・・ピースワンコとそれを支援している人たちが日本の経済発展を支える大きな力になっているのかもしれない・・・
・・・そして・・・それは日本の経済が犬たちの血・・・命を犠牲にして支えられているという事・・・
・・・私はそう想いました・・・
返信する
Re:利害 (nekoten2015)
2018-10-31 22:34:41
さくらさん、いつも鋭いご意見をありがとう!
そう、基地問題と似ているかもしれません。

言われて気がつきました。
ピースワンコはダーティ。
金銭と恐喝...裏社会の手段を用いて、政治力を振りがざしているのが、私は我慢ならないのだと。

さくらさんが仰る通りで、地元は力を行使されるから頭が上がらない。
外側は利益供与をし、シンパでガッチリ固めている。

動物愛護なんて非力だから、太刀打ちできないのが現状みたいです。
利用されている命を思うと悲しい。
でも、さくらさんが理解してくれて、声を届けてくれたのは嬉しい。
マジ救われましたよー、感謝 m(*_ _)m
返信する
・・・もしかしたら・・・ (住吉さくら)
2018-11-01 14:37:03
nekoten2015さん、こんにちは。

昨日のコメントを書き込ませていただいた後、気が付いた事があります。
もしかしたら、ピースワンコは日本政府が「お墨付き」を与えているのかもしれないという事です。
もしかしたら、これは世界規模の問題なのかもしれません。

ピースワンコは外国への支援をおこなっているNPOが母体。
という事は当然政治が関係してきます。

例えばODA。
日本政府が散々非難されてきた理由の一つです。

外国に支援する事は、一部の人たちからは賞賛されますが、一部の人たちからは非難されます。
「まず自分の国の事のために働きなさい」という事です。

日本政府もあまり大々的に外国への支援をおこなう事はできません。
そこで役に立つのがNPOです。

日本政府が直接支援しない代わりにNPOに支援させる。
もちろん日本政府も相手の国の政府もそれを知っています。
国家間の事で、それも学校を建てたりする等の大きな事業の事を当事国の政府が知らないなんて事はありません。

日本政府にとってはカネが浮くと同時に相手国からの信頼を得る事もできる。
一石二鳥です。

もしかしたら、日本政府が広島県にピースワンコとの提携を要求したのかもしれません。
また、日本政府は他の都道府県にも協力を要求したのかもしれません。
なぜなら越境譲渡が簡単に、それも大々的におこなわれているからです。
ピースワンコの問題が日本政府の要求によるもであれば、あの越境譲渡もよりおこないやすいと想います。
越境譲渡には他の都道府県にある施設などを使用する必要がありますし、さらに越境譲渡した犬の登録も必要です。
なので許可を得るのはその分難しくなるはずですが、それがここまで大々的にできるという事は、それぞれの都道府県が協力しているはずと想いました。

・・・この問題は・・・もの凄く深い闇でできているのだと想います・・・
返信する
Re:・・・もしかしたら・・・ (nekoten2015)
2018-11-01 22:24:32
いつもありがとうございます、さくらさん。
相変わらず、鋭いですね。

ピースワンコの母体は「ピースウィンズ・ジャパン」というNGO。
ココへ殺処分ゼロのため、ふるさと納税を利用した善意の寄付が入ります。
ピースウィンズ・ジャパンの収益は50億以上とも言われています。

ナゼ?そんなに金銭を得られるのか
ナゼ?ピースワンコへ直接に支援金が渡らないのか

疎い私でも政治との利益供与があると想像します。
本当に犬たちの幸せを願っている多くの人たちは、もう気がついているはず。

しかし、今さら支援がなくなっても、やっていけるシステムなんです。
愛護団体が束になっても、浅田美代子さんが杉本彩さんが働きかけても動かせない政治力を持っているのですから。

暴力団に目をつけられた一般市民という感じでしょうかね。
せめて、子供たちだけは巻き込まれないようにと願ってやみません。
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