ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

殺処分の現実

2017-11-03 21:20:11 | 殺処分され続ける命のこと

私が台風も選挙もハロウィンもスルーで、どうして猫猫猫言っているか申しますと…(*´ω`)ゞ
ロングロングアゴー、午後6時のNEWSで特集された「殺処分の実態ルポ」を見てしまったことから始まります。

全く不意打ちだったのでショックが大きく、悲しみ・恨み・裏切り・不安・葛藤・後悔...ありとあらゆる負の感情に苛まれ苦しみました。

最後に残ったのは、希望とは真逆の「憤り」でした。
しかも「人間は残酷だ!」という見事なブーメラン。
私が現在、活動している原動力は「悲憤慷慨」だったりしています。

まずは現実を知って頂き、伝えて欲しいと切実に願います。

愛護センターへ持ち込まれる犬猫の約6割は、殺処分されます。
決して安らかに逝くわけではありません。
多くはCO2による窒息死で殺され、生ゴミ同様に焼却処分されます。

殺処分される猫の15%は、飼い主による飼育放棄で持ち込まれています。
他は所有者のいない猫ですね。
野良猫もまた人間の『無知』『無関心』『無責任』から生まれているのだと思います。

今この時も飼い主に捨てられ愛護センターへ送られてくる犬猫がいます。
人の手によって傷つき失われていく命が1日あたり150匹。


ナゼ私がニュース番組の数分で、人生を変えるような衝撃を受けたのでしょう。
それは、翌日に処分される犬たちが映し出されたから。
怯え震えている子、番犬の習性なのか吠える子、悟っているような無表情な子...
皆の瞳が、救いを求めているような、何かを探しているような。
「あ、飼い主を待っているんだ」と感じてしまったのが、深いトラウマになっています。

皆さんが過ごしているこの瞬間にも、処分される部屋に閉じ込められながら、一途に迎えを待ち、苦しみ息絶えるまで飼い主のことを思い続けている動物たちがいるのです。

「ある犬のはなし」~殺処分ゼロを願って~
動画紙芝居Ver.
絵本Ver.
「私の国 2017」
これから大人になる君たちへ (ФωФ)

【 ねこてん 公式HP 】

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