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ピースワンコと日経の危うい関係

2019-08-27 22:10:53 | 2019 虐待収容ピースワンコ


ピースウィンズ・ジャパンへ切り込むジャーナリスト樫原弘志氏のスクープ!

■日経・酒井綱一郎氏が顧問?PWJピースワンコの広報仕切るコンサルタント会社
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nc697012c9d38
■日経・酒井氏と顧問契約なし、PWJの広報会社が訂正・削除・謝罪
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nedf6c03a14a5

ピースワンコの広報コンサルタントが、契約していない日本経済新聞社の役員名を、会社顧問としてHPに虚偽記載していたことを認めました。

問題の焦点は、ピースワンコの母体であるPWJと日経の間に「利益相反」があったのかどうか。

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日経本社は日経BP社に対し、記事が掲載された経緯や便宜供与の有無を徹底的に調べさせる必要があるでしょう。

「顧問」に忖度して、PWJ代表の大西健丞氏をはじめクライアントたちの提灯記事を書いたりしていないか、しっかり検証して欲しいと思います。

もし、私が日経社長だったら、このコンサルタント会社を出入り禁止にするでしょう。
「顧問」と呼ばれてニヤついていた人物、酒井綱一郎氏にも自発的な辞任を期待します。
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顧問とされていた酒井氏は、日本経済新聞出版社副社長、PWJが2016年に受賞した日経ソーシャルイニシアチブ大賞の実務責任者でもありました。



ピースワンコ、そして殺処分ゼロの問題は、私たち動物愛護サイドから、ガンガン警鐘を鳴らしても、なかなか世間に聞き届けられませんでした。

それに反して、定期的に上がるピースワンコの提灯記事。
忸怩たる思い。
認知され支援が広がれば、苦しみ絶望に落とされる動物たちが増えていくからです。

暴走機関車をウチワあおいで止めようとしている感覚がしていました。
動物愛護で社会は動かせないのか、藻掻くような日々。

数ヶ月前まで日本経済新聞の記者だった樫原氏。
『 日経の文化が、広告収入と読者の減少で壊れつつあるように思えてなりません 』としながらも、古巣へ真相究明ため直訴するのは覚悟のいることだろうと思います。

記事に幾度も『動物愛護管理法違反などの容疑で広島県警から2度書類送検されたPWJ』と出てきます。

この事実をピースワンコも、広島県も、関わる人全てが、甘く捉えているように思います。
覆い隠し沈静化を待とうとしている気がしてなりません。
命が、多くの生死がかかっているのに。

今日私は、真のジャーナリストがいると知らされました。
この告発が、動物愛護を正す突破口になると信じています。



~樫原弘志氏のピースワンコ・レポート~

■開示文書から紐解くピースワンコ
🔻1~5+番外編1
https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/6dfb8877a8459938c4ef1ee46cfa0a0d
■ピースワンコと神石高原町
🔻6
https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/8593eafcf1519c52f5c64fd12671a654
〇番外編2/PWJへの指導は口頭のみ、文書で指示せぬ神石高原町
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n4e61625be3f9
〇7/危機管理マニュアル作成をPWJに要望、神石高原町開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/ndf23c55c5e65
〇8/PWJ譲渡報告書、ノーチェックで受領印 広島県開示資料から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/ne0f7625dd27d

〈 神石高原町議会 情報公開シリーズ 〉

◉神1/県費補助要望?PWJの資金繰りに懸念 困惑する神石高原町議会
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nee128f636475
◉神2/PWJの犬舎増築、法令順守・環境対策は後回し 議会で2年前に応酬
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nb218a06077ba
◉神3/ふるさと納税からPWJ除外迫る声、町も指導限界 神石高原町議会議事録から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n976e8b2ccc7c
◉神4/保護犬管理・里犬養成・連携協定、PWJに期待する神石高原町役場
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nadc473fbae63

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サスペンスホラー・ピースワンコ

2019-08-18 22:45:20 | 2019 虐待収容ピースワンコ


ジャーナリスト樫原弘志氏のピースワンコ・レポートのリンク集です。

開示文書から紐解くピースワンコ
🔻1~5+番外編1
ピースワンコと神石高原町
🔻6

番外編2/PWJへの指導は口頭のみ、文書で指示せぬ神石高原町
7/危機管理マニュアル作成をPWJに要望、神石高原町開示文書から
8/PWJ譲渡報告書、ノーチェックで受領印 広島県開示資料から



以下は情報公開シリーズ「神石高原町議会 議事録」から。
率直に興味深い、読み入ってしまいました。

突然、過疎の町に「殺処分ゼロ」を掲げたNPOが、保護犬の収容施設を構えました。
アッという間に、犬は何千頭と膨れ上がります。

運営費は、ふるさと納税頼り。
犬の脱走…2つの書類送検と度重なる不祥事。

「このままでよいのか」「どうするんだ」ジリジリとした焦りが伝わります。

災害などで野犬が大量に逃走したら?
資金繰りがつかなくなったら犬たちは?

その間にも増え続ける犬たち…「もう どこかに行って欲しい」と現実逃避する場面もあります。
まるで一つの町が侵食されていくよう。

神1/県費補助要望?PWJの資金繰りに懸念 困惑する神石高原町議会

県の施設から引き取ってるのに,引き取り料も何ももろうてないんですよ。
自主的にピースウィンズ・ジャパンさんが全部あそこから持って帰っとるんですよね。

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ピースウィンズ・ジャパンさんも,ここに私たちは過密になるぐらいなら引き取りを制限すべきだという意見も聞きましたが,引き取りをやめた瞬間,犬たちがガス室に送られ,殺されてしまうと。
ですから,できるだけそういうことが起きないように,全部引き取るんだというふうにしっかり書いてあります。
ですけども,ガス室に送らざるを得ない犬もやっぱりいるわけですよ。

神2/PWJの犬舎増築、法令順守・環境対策は後回し 議会で2年前に応酬

もうこれ以上増やすのはやめてもらえませんかということを言うとるんです。

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この収容施設をどうかほかのところへ,土地を算段されて,どうぞ近くというか,家の近くというか,ここへつくってくださいというようなことはされんのんですか,町としてです。もう神石地区はいいですから。

神3/ふるさと納税からPWJ除外迫る声、町も指導限界 神石高原町議会議事録から

私らは別に頼んであれだけの犬を収容してくださいというて言うた覚えもないし,あの方が勝手にそれがええ思うてやりょうてんでしょうけど,そうだったら町もある程度の権限というかあれを持っとかんと,やりたい放題やられますよ。

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私は謝罪の一言でもあってもいいと思うんです。それがないというのはどうなんですか。
ちょっと常識が外れとると私は思います。

神4/保護犬管理・里犬養成・連携協定、PWJに期待する神石高原町役場

ピースワンコがやめましたと言うたときには,その犬だけは町が引き取ってこにゃいけんのです。
という理屈にならんですか,理屈上。ですから,殺処分ゼロというても将来的に負担がかかってくるんじゃないかというのが言いたいんです。

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私たちのまちは,高齢化率が高いです。
過疎化が進んでいます。
動物福祉も大事ですが,高齢者福祉のほうがもっともっと大事じゃないでしょうか。



神石高原町は、ピースワンコに対して何ら権限を持っていなかったが故に、この顛末となってしまいました。

「殺処分ゼロ」によって、動物保護団体が量産されています。
これからは、NPO及び動物保護シェルターへの規約や罰則が、自治体ごと必要になるのではないでしょうか。

ピースワンコには、幾度も引き返すタイミングがありました。
なのに「殺処分ゼロ」を目指す魔力に取り憑かれたモンスターへ。

“まやかし”で数字が減っても、決して人も犬も町も豊かにはならないのです。

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ピースワンコと神石高原町

2019-08-09 22:10:36 | 2019 虐待収容ピースワンコ



樫原弘志氏のピースワンコ レポート第6弾。
■ 激増するイヌ 過疎の町に大き過ぎるストレス

ピースワンコ問題に関わる人々が、あえて触れないゾーンに視点を向けて下さいました。

なぜ我々が、ピースワンコに依存する神石高原町へ責任を言及しないのか。
それは、やがて『 夏草や兵ものどもが夢の跡』となるだろう…樫原氏と同じ懸念からです。

私も蟻地獄に嵌ったようなものだと同情を禁じ得ません。
神石高原町は、PWJの言いなりになるしか道はないのです。
酷似しているのがバブル景気でしょうか。
最盛期の流れに抗うことは至難の業でした。

そろそろ終焉へと動き出しています。
広げた風呂敷を畳まなくてはならないのはPWJの大西健丞、その人でしょう。
ここは、しっかり注視したいと思います。



動物愛護からは、ピースワンコの二の轍を踏まないをように どうしたらよいかを学ばなければなりません。
よく知り深く考え、教訓していかなければなりません。
私は、それが失われた命に報いることではないかと思っています。

殺処分ゼロ・巨大シェルター・越境譲渡拡大・全国展開 そして不幸な動物のいない世界…愛護活動に携わたった者ならば一度は夢見るでしょう。

この理想を叶えるには、全体の頭数が多過ぎるのです。
これを過剰繁殖といいます。

まずは 殺処分せざるを得ない命を、保護しなければならない動物を、減らしていかなければなりません。

そのために「不妊去勢手術の徹底」を進める、動物医療が身近になる環境を整えていく―。
これが中心にドンとなければ、ピースワンコのような過剰収容となり、パンクしてしまいます。



犬猫の健康な命を奪わなければならない…
野良犬猫が迷惑やトラブルになってしまう…
動物虐待が後を絶たず社会が荒んでいく…

保護譲渡を発展させる前、
適正飼養のルール作りを要望する前、

不妊去勢によって頭数を減らし、
人間の動物に対する意識を変え、
小さな命を慈しむ世の中していく―
ピースワンコの悲劇を繰り返さないために。

~関連記事~
■ 開示文書から紐解くピースワンコ
■ 死因は殺処分ゼロ
■ これからピースワンコは

開示文書から紐解くピースワンコ

2019-08-07 21:30:27 | 2019 虐待収容ピースワンコ


動物愛護外からピースワンコ問題を経済ジャーナリスト樫原弘志氏が切り込んで下さいました。
■ふるさと納税見直し、神石高原町の場合
■1/PWJとのわかれ道
■2/PWJのずさんな死亡犬報告
■3/PWJの要望検討 午前2時の部長指示
■4/誓約書の点検怠る? PWJ監視甘い愛護センター
■番外編/不備な書類申請でもピースにワンコを引き渡しhttps://note.mu/kashiharahiroshi/n/n7d1638a9ae89
■5/公開済みも黒塗りに PWJ情報隠すhttps://note.mu/kashiharahiroshi/n/n043d5d89b8d0

社会問題として提起して頂き、有り難いです。
私に出来ることは、誤りに気がつき、世間に注意喚起することまで。

動物愛護の世界は、とにかく正しい知識を広げること。
動物たちにも命があると知って貰う、その声なき声を届けること。

ピースワンコは、疑問視する声( 不適切な管理体制・過剰収容によるネグレクトなど)を徹底的に撥ねつけ、そして隠蔽。

皆さんに、見えないところで犬たちは苦しんでいるのです。
「なんとかしなければ!」
でも、全く手が出せないという状態。



その中で、行政の対応に腑に落ちないことが多々ありました。
今回の広島県開示文書から、点と線が繋がったように受け止めています。

〇 2年半以上前より、既にピースワンコでは狂犬病予防が追いつかなかったこと。

〇 私たちが監督する立場にあるとした愛護センターではなく、ピースは県庁幹部と直接協議していたこと。

〇 県側もPWJも、その場をやり過ごすことや責任のタライ回ししか考えず、改善ではなく収束を望んでいること。

狂犬病予防接種に対応が出来ないということは、保護収容施設として成り立っていないのです。
当然、避妊去勢手術も、バルボ発生時の対処も怪しい、犬同士のケンカ死傷についてピースは認めています。

こうなったら、金銭や努力とか熱意での解決は不可能。
今いる頭数を減らすこと、生き物を3千なんて人が管理するのは無理。



譲渡を必死になって進めても、それ以上の野犬が、センターへセンターからピースワンコに運ばれてくるのです。

おそらく、ずっと際限なく。
おそらく、PWJは受け入れ続けます。

だから、ピースワンコへ譲渡(引渡し)停止を一刻も早くと求めています。
これから、不幸な命を増やさないためです。

しかし、この決断を下すと殺処分再開を避けて通れません。

そのため、動物愛護側からピースワンコへNOとする動きは大きくなりませんでした。
そのため、行政側はジョーカーを引きたくないばかりに、PWJに協力せざるを得ないのでしょう。

「殺処分される命を減らしたい」希望とピースワンコが書類送検された案件は、別々に捉えるべきではないか、樫原氏レポートによって、あらためて突きつけられたように思います。

~関連記事~
■ これからピースワンコは


死因は殺処分ゼロ

2019-08-03 22:35:16 | 2019 虐待収容ピースワンコ
樫原弘志氏、ジャーナリスト視点からのピースワンコ問題。
■ PWJのずさんな死亡犬報告



今回は神石高原町開示資料より、ピースワンコ神石高原町シェルターにて、登録後に死んでしまった犬の頭数などが明らかになりました。

私としては殺処分を免れながら、ナゼ死に至ったのか、個々の詳細な死亡理由を教えて欲しいと思いました。
これは動物愛護の立場から。
それはマイナスされた数ではなく、一つひとつ唯一無二の命だから。

常々に思うのですが、どうしてピースワンコは保護総数や死亡した頭数を隠すのでしょうか。
現在は譲渡数しか解りません。

ふるさと納税による支援で運営しているのですから、公示する義務があると思います。



「殺処分ゼロ」を目指すと動物の命は、人間にとって数字になっちゃう。
殺処分でなければさえOK!
ゼロにさえすればGood!

センターから頭数制限なしに引き取り、収容後は適正管理して貰えず野垂れ死させる…でも自然死、殺処分じゃなくて万々歳。

過剰収容でネグレクト状態におかれた犬たちが、リンチで死傷したり、バルボが蔓延したりしても「仕方ない」ことなのでしょうか。
一生懸命、殺処分ゼロにしているから「不可抗力」ですか。



ずっと小さい頃から私は、野良犬や野良猫も同じ命あるものと接して欲しいと願っていました。

どうしたら、嫌われないかな?
どうしたら、虐められないかな?
とうしたら、命を奪われないかな?

数を減らすことが重要だと知りました。
そのためには、産み増やさないことと知りました。
増やさないようにするには、避妊去勢手術をしなければならないと知りました。
一生に一度だけ犬猫に手術をするだけで、不幸な命は少なくなると知りました。

頭数が減少すれば、皆んな大切にしてくれるはず。
望まれない命も、生きたいのだと解ってくれるはず。
軽く扱われていた命は、きっと格差がなくなるはず。

その結果として「殺処分ゼロ」になればいいなと思っています。



殺処分ゼロを目標にしたら、犠牲となる命があります。
殺処分だけを回避すれば、悲しみ苦しむ命は多くなります。

殺処分ゼロを掲げ、多額の寄付金を集めたピースワンコ。
その施設で命を落とした犬たちの死因は「殺処分ゼロ」なのかもしれません。