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ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

ブレーキが効かないピースワンコ

2019-09-23 21:55:40 | 2019 虐待収容ピースワンコ



ジャーナリスト樫原弘志氏による“衝撃”のピースワンコレポート。
■成犬4100頭収容可能、PWJ/ピースワンコ、神石高原町以外にも大規模シェルター 広島県書面回答から④
■PWJ/ピースワンコ対策、県の田中剛・健康福祉局長と入江嘉則・神石高原町長との協議内容明かさず、広島県書面回答から⑤
■野村證券がまもなく調査報告提出、広島県の「公民連携型」動物愛護センター、PFIで建設、2022年度開所目標

※「広島県書面回答シリーズ」①~③は下記にて ご案内しています。
■ピースワンコ樫原レポート



『ピースワンコ・ジャパンから当所へ届出されている最大収容頭数は,4,100頭です』

驚きを通り越して、あきれ果てました。

4桁頭数の愛護動物を人間が飼養管理するのは不可能であり、やってはいけないこと。
どんなに広大な土地に立派なシェルターを設けても。
お金や人員や愛情や努力を注いでも。

私たちがしなくてはならないのは、センターやシェルターに入って来る犬や猫を減らすこと。
殺処分されたり、保護しなければならない命を産ませ増やさないようにしなければなりません。

さらに、次の広島県動物愛護センターの回答に言葉を失います。

「収容可能頭数は成犬の頭数なので、子犬なら3頭分として換算。
つまり、成犬1066頭の施設なら子犬を最大3198頭まで、成犬4100頭の施設なら子犬を最大12300頭まで収容可能。

これから、犬を命あるものとしていないことが伺い知れます。
物扱い以下、単なる数字でしかありません。
だから、唯一無二の命を3個セットにするなど数合わせをしてしまうのです。



動物愛護センターの監視台帳や団体等譲渡施設一覧では、ピースワンコの収容可能頭数「1066頭」だったのが、約4倍の「4100頭」に膨れ上がったのはナゼなのでしょう。

樫原氏も文末にて問いかけています。
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いったい何を考えてかくも巨大な収容施設を作ったのでしょう。
その動機を知りたいところです。
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広島県は、動物愛護センターの移転計画に伴い、PPP/PFIの手法を使って整備・運用しようとしています。
※3年後、2022年度開所が目標。
※PPP(パブリックプライベートパートナーシップ)とは~
運営委託や指定管理など民間のノウハウや活力を取り入れ、行政サービス改革を進める公民連携

広島県新センターの委託調査先は、あの野村證券が落札しました。
おそらく、これがファクター。
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仕様書によると、新しい愛護センターは現在と同じ三原市本郷町内ですが、クルマで15分ほど離れた広島空港近くの県有地に整備します。
現在は山の中腹にあり不便ですが、空港の近くなら人が集まりやすく、魅力的な施設にすることができると考えたようです。

本館、運動場、動物ふれあい広場、駐車場に加え、民間事業者が整備・運営にあたる付帯施設(ペット用品売場、ドッグラン、カフェ、ペットホテルなど)も作ります。
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正気の沙汰ではありません。
これでは、まるでレジャーランド。
本来の愛護センターの意義や機能を失ってしまっています。
そして、かわいそうな犬たちは利用され続けられるのです。



広島県とピースワンコ(PWJ)は一蓮托生の暴走機関車。
誰も止めることは出来ない。
燃料がなくなるか、線路が途切れるか、終着点のないまま走り続けている。
動物福祉に泥をかけ、動物愛護を踏みにじった殺処分ゼロ狂騒の行き着く先はいかに。

~関連記事~
■ピースワンコ書類送検の結果について

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みなしご救援隊とピースワンコの隔たり

2019-09-17 20:40:22 | 2019 虐待収容ピースワンコ
2018年9月15日の記事を再投稿。

個人的に広島県は、ピースワンコの問題がクリアになり、指摘されている行政側の監督体制や規約順守が、再発防止を踏まえ強固なものになれば、立ち直せるのではないかと思っています。

それは「みなしご救援隊」の存在があるから。
リーダーシップを持つ団体があるのは強いです。
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すっかり、信用を失墜してしまった感のある「NPO法人 動物愛護団体」ですが、そのほとんどは公的な資金援助を受けず、皆さまからのご支援のみによって運営されています。



私がピースワンコに対して、注意喚起していたのは、子供たちがお小遣いで寄付することのないようにと考えたからです。
もうボロが出るのは、時間の問題でしたので。

テレビ番組の影響が強く、私たちがムツゴロウ王国へ憧れたように、将来はピースワンコみたいに犬を助けたいという声を多く聞きました。

そんな優しいお子さんに傷ついて欲しくなかったのです。



ピースワンコは、宣伝がハンパないため、寄付金を投じてしまうのは仕方ないと思います。

ただ、愛護団体はボランティアでもあるので、あんなに始終「金くれ」とは呼びかけません。
また「支援金がないと殺処分になる」など命を引き換えにもしません。

ピースワンコと同じ広島県で愛護活動をされている「みなしご救援隊」の中谷代表が、インタビューなどで支援を求めているのを見たことがないです。


🔻『ザ・ノンフィクション』の話題作が本(扶桑社刊)になりました!

先日放送された『犬と猫の向こう側』で、中谷さんは多頭飼育崩壊の現場に入って...まー大変なんてものじゃない。

近所の苦情を受け、飼い主を説得し、不妊手術の手配をして、飼育困難だったら終生預かりを。
これが100頭前後だから何日も通いつめてです。

中谷さんは、犬や猫だけではなく、孤立した飼い主や悪臭や鳴き声に悩む近隣住民、人間も救っているのです。

それでいて費用は「心づけ」って、菩薩さまだわ😻
それに感謝して多頭飼い主は、シェルターでボランティアを志願する...本当の社会貢献だと思いました。

私なぞには、天地が逆さになっても真似できやしません。
飼い主には小一時間ほど説教しなければ気が済まないし、手術や預かり代金も分割で絶対に払えと言っちゃう、たぶん。

中谷さんの毎日は、各地シェルターへの移動中が睡眠時間、朝ご飯は動物たちへの給仕があるから食べられないと...。
私が知っているボランティアの皆さんも、私財投げ打って時間削ってです。



広島市の殺処分ゼロ達成は、犬はピースワンコで、猫はみなしご救援隊がセンター引き出しをしています。
NPO法人 みなしご救援隊 応援&支援のお願い

よく勘違いされるそうですが、みなしご救援隊は、ふるさと納税とは関係がありません。

以下に、センターより猫全頭を引き受ける経緯と共に“ 私はプライド高き人間、そんなに簡単にお金に転びません ”と記載されています。
NPO法人 犬猫みなしご救援隊 代表ブログ
みなしご庵へようこそ


どこかと違って、公金を得るため殺処分ゼロに尽力しているワケではないんだよ、ということ。



アメリカでの獣医療経験の豊富な西山ゆう子先生の記事から抜粋させて頂きます。
ご参考にして下さい。

~寄付をする私たち市民が気を付けなくてはいけないこと~
米国の市民が動物愛護団体へ寄付をする時に自分で調べて納得する一般事項
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アメリカでは「飼い主の自己責任」として、不妊去勢手術をしない状態で譲渡していた団体が、結局は殺処分の増加に貢献しているという「社会責任」を問われ、今では、未手術状態で譲渡する団体は無くなっている。
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1/団体の過去3年から5年の年次会計報告
まず、人件費などの事務費と動物に使われている費用の割合を確認する。
さらに、動物に使われている費用のうち、医療費・維持費(フードなど)・トレーニング費の割合を確認する。

2/シェルター施設
実際に保護されている動物が住む、部屋やケージの大きさ、衛生状態。
あるいは、シェルターではなく、預かりボランテイアさんで生活している犬猫の数と割合。
インターネットよりは、実際に現地で確認するのが望ましい。

3/譲渡率
毎年、どのくらいの割合で、実際に譲渡されているか。

4/ 施設内で病死や老死した犬猫の詳しいケースレポート
手厚く看病されて病死したのか、医療費はかけず、朝行ったら、冷たくなっていたのか。
ちなみにアメリカでは、これらのケースレポートが出ていないと、寄付対象として、相手にされない。

5/譲渡対象者の基準
すなわち、シニアの方・共働きの方・子供のいる家庭などどうしているか。
また自宅まで赴いて審査するのか。

6/譲渡する時の犬猫の状態
不妊去勢手術を施行してから手渡しているか。
マイクロチップ・ワクチン接種・健康血液検査(犬のフィラリア/猫の白血病エイズ検査など)を行っているか、いないか。



私としては、遠くのピースワンコではなく、皆さんの地元で頑張っている団体やボランティアを是非とも応援して頂けたら嬉しい。

ペットのオーナーさんは、愛護団体に動物病院を紹介して貰ったり、トラブルを相談する機会もあるでしょう。

何より災害時、ペットに関する情報提供は、お住まいの地域の団体からが安心ですので。

有事の際、行政は人命優先です。
その中で、小さな命に向かい合ってくれるのは、近くのボランティアたちです。

また、これから保護犬猫を迎えようとお考えの方も、まずは周辺で開催されている譲渡会、各自治体の愛護センターから、出会いを探してみて下さい。

すぐそばに手を差し伸べられるのを待っている、幸せ未満の命があるのですから🍀


ピースワンコ樫原レポート1

2019-09-13 23:30:08 | 2019 虐待収容ピースワンコ
知って下さい。
広島県が抱えている深い闇。
寒空の下、ピースワンコの閉ざされたシェルターで震えている犬たちのこと。



ピースウィンズ・ジャパンが、書類送検された狂犬病予防法違反は起訴猶予、動物愛護法違反については嫌疑不十分により不起訴となりました。

不起訴の場合、犯罪ではないとされるのは「嫌疑なし」のみ。
「嫌疑不十分」ならば、疑われる余地はあるけれども、公判維持できないから裁判にしないだけ、無罪ではありません。
「起訴猶予」は、完全に犯罪行為と認められ
観察継続です。

PWJは、この結果を真摯に受け止め、大改善に取り組んで頂きたいと願います。

まずは、行方不明の800~1000頭について説明責任を果たすこと。
また収容施設非公開の(公開率9割を目指す)対策および収容頭数コントロール(繁殖制限の徹底・センターからの引き取り停止)などを明確に提示して欲しいと思います。

故にピースワンコが、もたらした殺処分ゼロ問題は、依然と何一つ解決されていません。

〈 処分結果を受けて樫原氏のコメント〉
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故意だったとまで証明できなかったり、違反状態を事後的とはいえ解消させようとしていたり、という点が考慮されたのでしょう。

PWJにとっても事実無根と胸を張れる処分ではないでしょう。
法律という、動物を扱うときに守られるべきルールの最低のラインに触れてしまった、あるいは触れそうだったこと自体が恥ずべきことのように思います。

法律に基づいて行われる殺処分からワンコを救う人たちは、法令順守状況をその都度公開することを含めて、もっと高い基準、高い志で正直に愚直に取り組んでいただきたいと思います。
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【ジャーナリスト樫原弘志氏のピースワンコ(PWJ)レポート リンク集】

これからの動物愛護、閉塞する動物福祉、保護譲渡の限界、そしてNPOの在り方、ふるさと納税の是非、自治体の過失と責任。

いろいろなことが、樫原氏の視点から浮き上がり見えてきます。
どうぞ ご一読下さいませ🐶

■ふるさと納税使うPWJ/ピースワンコは積極的に情報公開を 寄付低迷の背景に事業への疑念
■知事に宛てたピースウィンズ・ジャパン大西健丞代表理事の詫び状 広島県開示文書から

~樫原氏の鋭い質問に広島はどう答えたか~
■ピースワンコの全体像つかめず、県外施設調査できず 広島県書面回答から①
■責任逃れ図る県、狂犬病予防法違反で町が所管と弁明 広島県書面回答から②
■犬猫譲渡後の確認、縦割り報告漏れの危険 広島県書面回答から③
■ブレーキが効かないピースワンコ

~PWJと広島県行政のズブズブ共犯関係~
■「予防注射猶予の要望なし」県幹部へのPWJ直訴メールで広島県回答

~起訴猶予・不起訴からの考察~
■18/PWJ/ピースワンコの義務履行に監視が必要、広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n1581a6437cb4
■19/「システム崩壊を回避せよ」PWJ書類送検時に湯崎知事が指示 広島県開示文書からhttps://note.mu/kashiharahiroshi/n/n9176d30686b4

(本文より)
殺処分ゼロの継続といっても広島県単独での目標にこだわるあまり、国が定めた法令の義務違反を犯すのでは本末転倒です。

経験の浅いPWJが劇的な効果と大きな金額の寄付集めを狙って「殺処分ゼロ」を掲げた結果、当のPWJにも広島県、神石高原町にも大きなストレスが生じているのではないでしょうか。


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■ふるさと納税見直し、神石高原町の場合
■1/PWJとのわかれ道
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nec395cacf74b
■2/:PWJのずさんな死亡犬報告
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n49e7dea901d9
■3/PWJの要望検討、午前2時の部長指示 広島県開示文書から
■4/誓約書の点検怠る? PWJ監視甘い愛護センター
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nf44c78ce1e82
■5/公開済みも黒塗りに PWJ情報隠す
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n043d5d89b8d0
■6/激増するイヌ、過疎の町に大き過ぎるストレス 広島県公表資料から
■7/危機管理マニュアル作成をPWJに要望、神石高原町開示文書から
■8/PWJ譲渡報告書、ノーチェックで受領印 広島県開示資料から
■9/PWJへの犬譲渡、法令違反で2018年から抑制的に管理、広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n32bc4468bc4c
■10/既成事実を追認? 県、PWJピースワンコ庇う 広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n0fdb6c2e8bce
■11/NPO担当課「契約不履行でピースワンコ指導を」広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n33402b3ac95c
■12/ふるさと寄付、神石高原町の取り分もPWJに提供 広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/ne88013eb5535
■13/予防接種遅れ「悪質ではない」と神石高原町役場回答 広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nfff5f3c3cf62
■14/PWJから無人島の芸術支援NPOに貸付金 神石高原町開示文書
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nb3b9b6c1811b
■15/PWJへのイヌ譲渡を制限、起訴・登録取り消し回避狙う 広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n993074ffc92d
■16/「県も負担をして欲しい」狂犬病対策でPWJ 広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nd15d3edd6637
■17/容疑事実なしかと錯覚させる知事に回覧する報告書 広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n7e68dd81b137
■18/PWJ/ピースワンコの義務履行に監視が必要、広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n1581a6437cb4
■19/「システム崩壊を回避せよ」PWJ書類送検時に湯崎知事が指示 広島県開示文書から
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〇番外編1/不備な書類申請でもピースにワンコを引き渡し
〇番外編2/PWJへの指導は口頭のみ、文書で指示せぬ神石高原町
〇番外編3/PWJ、危機管理マニュアル作成を放置 神石高原町は文書で要請も検討へ

★PWJへの問い合わせ(8月27日送付) 
回答はまだありません/有料記事¥100
〇「予防注射猶予の要望なし」県幹部へのPWJ直訴メールで広島県回答
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n5751f892dfe7
〇ピースワンコの全体像つかめず、県外施設調査できず 広島県書面回答から①
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/na27db737ce29
〇責任逃れ図る県、狂犬病予防法違反で町が所管と弁明 広島県書面回答から②
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n5ac64c3b4908
〇犬猫譲渡後の確認、縦割り報告漏れの危険 広島県書面回答から③
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/ne8e042a9d2e5

▼知事に宛てたピースウィンズ・ジャパン大西健丞代表理事の詫び状 広島県開示文書から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n3d9aa0efd8a9
▼ふるさと納税使うPWJ/ピースワンコは積極的に情報公開を 寄付低迷の背景に事業への疑念
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nc393dfbfee77
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〈 神石高原町議会 情報公開シリーズ 〉
◉神1/県費補助要望?PWJの資金繰りに懸念 困惑する神石高原町議会
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nee128f636475
◉神2/PWJの犬舎増築、法令順守・環境対策は後回し 議会で2年前に応酬
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nb218a06077ba
◉神3/ふるさと納税からPWJ除外迫る声、町も指導限界 神石高原町議会議事録から
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/n976e8b2ccc7c
◉神4/保護犬管理・里犬養成・連携協定、PWJに期待する神石高原町役場
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nadc473fbae63
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〈 暴かれたPWJペテンの手口 〉
■日経・酒井綱一郎氏が顧問?PWJピースワンコの広報仕切るコンサルタント会社
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nc697012c9d38
■日経・酒井氏と顧問契約なし、PWJの広報会社が訂正・削除・謝罪
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nedf6c03a14a5
■「酒井氏はSPP顧問にあらず」日経が回答、PWJ問題への言及避ける
https://note.mu/kashiharahiroshi/n/nacd90addee28
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〈日経ソーシャルイニシアチブ賞 関連 〉
⦿大西氏の軌道修正を期待、ピースワンコ「急ぎ過ぎて失敗」と原田氏
⦿2013-16年に開催された日経ソーシャルイニシアチブ大賞ファイナリスト一覧表を眺めて思うこと



私たち動物愛護サイドから声を上げても、世間にはピースワンコ問題の深刻さが届きませんでした。
樫原氏がジャーナリストの心意気で風穴を開けて下さったと思います。

「note」に登録をして頂くとクリエーターへのサポート(¥100~)が出来ます。
真実を追求するためのバックアップを どうぞ宜しくお願い致します 🐶
【 樫原弘志 Waterside Laboratory LLC 】
https://note.mu/kashiharahiroshi

〈 ピースワンコ問題 時系列 〉
2016・4/ピースワンコ殺処分ゼロチャレンジ開始( 殺処分対象の犬全頭引き取り )
2017・3/ネットワーク公開質問状
2017・5・10/週刊新潮報道
2017・5・12/広島県センター職員などが神石高原町シェルターを視察
※但し非公開の第二とスコラ舎は見送り
2017・5/Dr.Jeff来日しPWJ施設来訪
※行方不明700頭が発覚
2017・6・13/健康福祉局長が大西建丞氏と共に施設見学
2017・6・25/狂犬病予防法違反で捜査

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ピースワンコ書類送検の結果について

2019-09-12 22:40:41 | 2019 虐待収容ピースワンコ
「日本の保護犬猫の未来を考えるネットワーク」から『ピースウインズジャパン書類送検の結果についてのご報告』です。

是非とも、一人でも多くの方に読んで頂き、周知して欲しいと願っています。

これからの動物愛護や殺処分ゼロ問題への取り組みだけではなく、私たち人間が動物たちと共に生きるために「どうすべきか」を考える転機になることを祈りつつ。

■ 告発内容等経過について
https://inunekonet.wixsite.com/openletter-pwj/single-post/2018/12/05criminalcomplaint
■【閲覧注意】ピースワンコ施設内部の写真



動物愛護法違反の疑いで、6月4日書類送検されていたピースウィンズジャパンですが、残念ながら9月5日、嫌疑不十分で不起訴処分となりました。

(「嫌疑不十分」とは、捜査の結果、犯罪の疑いはあるものの、裁判において有罪の証明をするのが困難と考えられることを指し、犯罪を認定する証拠がない場合の「嫌疑なし」の不起訴とは異なります)

今回、起訴にならなかった理由としては、被疑者が犯罪の故意を否認しており、他の証拠からも有罪認定に足る故意の証明が難しいと検察が考えたことによると思われます。

不起訴の判断を受け、早速ピースワンコジャパン側は、「容疑となる違法な事実が存在しないことを認めていただき不起訴となったと理解している」とのコメントを出しました。

しかし、PWJは警察から犬2頭の殺傷の容疑で送検されたのであり、不起訴の理由も上記のようなもので嫌疑なしではありませんから、この不起訴により違法な事実の存在がなかったと認められたわけではありませんし、司法判断で無罪となったわけではないのです。内部告発者による証拠写真も含め、これまでネットワークが提示してきた情報は全て事実であり、それは今後も変わりません。

今現在も同施設で800頭以上もの犬が行方不明になっており、これについてPWJは一切説明責任を果たしていないこと、収容犬の不妊手術の徹底が未だなされていないこと、施設改善が進んでいると言いながら、非公開施設が数多く存在することなど、数々の疑惑が残されたままです。

過剰収容により、満足に食べることも、安心して眠ることもできず、絶えず恐怖やストレスに晒されている犬たちが存在しないと言うのであれば、すべての施設を公開すべきではないでしょうか。

PWJに向けられた疑問を司法の場で明らかにする道を閉ざしてしまった検察の判断には大変疑問が残るところです。

検察は、PWJの狂犬病予防法違反については有罪立証するに足る証拠があるのに、政策的判断で起訴猶予とし、起訴しないという判断をしていることとも共通の姿勢が見られます。

このような判断では動物愛護法本来の精神は否定されてしまい、全国で殺処分ゼロを謳い、実態はネグレクト収容の数々の自称保護団体を適正に処罰することはできません。

厚さ6センチファイルで2冊以上もの署名が集まったにも関わらず、このような結果に終わったことは国民の意識と検察の判断の乖離を示すものであり大変遺憾ではありますが、一方で、今回の告発がPWJという団体への盲目的な信頼に疑義を生じさせ、動物の扱いに対する数々の疑問を世間に知らしめたことは非常に大きな意味があり、決して無駄ではなかったと確信しております。



PWJに限らず、殺処分ゼロを無理やり掲げ、需要と供給がまったく釣り合わないまま引き出しを続けていけば、いずれ多頭飼育崩壊は免れないでしょう。

そうなることを避けるため、私たちは相手の理性に訴えようと告発という形で警鐘を鳴らしてきましたが、残念ながら事の深刻さは検察にもPWJにも届きませんでした。

また、明らかに問題を認識していながら、表向きの殺処分ゼロを継続するため、ありとあらゆる便宜を図ってPWJをバックアップし、同団体への譲渡を続けてきた広島県および県知事の責任は極めて重大であることは言うまでもありません。

不起訴という結果がPWJの将来の破綻の後押しになりかねないことを危惧するとともに、共犯関係とも言える県の動向に今後も注視していきたいと思います。

なお、今回の件に関しましては、多くの方々から署名や情報提供、ご寄付等の多大なご協力、アドバイス等を頂き、誠にありがとうございました。

また、告発後、当団体とも情報共有をしながら、広島県等に情報開示請求を行い、現在も様々な問題提起を続けてくださっているジャーナリストの樫原弘志さんにも改めて御礼申し上げます。

樫原さんの一連の記事は下記から読めますので、ぜひこの問題の本質や根深さを知っていただくためにもご一読いただければ幸いです。

日本の保護犬猫の未来を考えるネットワーク

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■樫原弘志 Waterside Laboratory LLC
■ピースワンコ樫原レポート1
〈 樫原氏の記事リンク集 〉
https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/d7b3dc37b449571a28b0bff82bd6963b



私たち日本人は、動物をペット(伴侶)としてからの付き合いが まだ浅い。
動物愛護の歴史も他の先進国より短い。

だから、声の大きな方や 多くの人が良いとしている側に流されやすい面があります。

「動物というフィルター」からでしか意見できない雰囲気があります。

同じ命と言いながら、どこかで平等に扱うことを恥じるような傾向があります。

本当は、特別な主張や斬新な視点は必要ありません。
皆さんが、素直に心で感じたことが正しいのだと思います。

過疎が進む村に3000という有り得ない数の野犬を集め、繰り返し逸走させ、狂犬病予防も追いつかない。

10億円もの善意の支援を受けながら、不妊去勢を忌避し、死亡頭数どころか保護総数も明かさない。

過剰収容から管理は行き届かず、毎日のように噛み殺された遺体があるのに、センターから引き出しを続け、殺処分から救うと寄付を募る。

間違ってはいないのでしょうか?
“救ってくれてアリガトウ”なのですか?

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ピースワンコとズブズブ広島県

2019-09-09 22:30:06 | 2019 虐待収容ピースワンコ
ジャーナリスト樫原弘志氏のピースワンコレポート。
■19/「システム崩壊を回避せよ」PWJ書類送検時に湯崎知事が指示 広島県開示文書から



ピースワンコを支援されていた方
殺処分ゼロのために広島県から犬を引き出している保護団体
広島県民の皆さんは どのように感じるでしょうか。

┈┈┈┈┈(本文より)┈┈┈┈┈┈┈┈┈
これから先、広島県の責任は重大です。

PWJの法令順守状況を定期的に公表する必要があるでしょう。

緊急事態にどう備えるのか、危機管理マニュアル作りにも地域住民や動物愛護団体も交えた意見交換が必要になるはずです。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


広島県警が狂犬病予防法違反の疑いで、PWJ代表らを書類送検した翌日。

「システムが崩壊しないように県として取り組むこと」

「現状で問題がないことを世間に県が示す(PWJの信頼性を保つ)ためにも、定期的に抜き打ち検査をやることも考えてよいのではないか」

湯埼英彦広島県知事の言葉です。

この検査は、ピースワンコは問題なしとするデモストレーションでしかありません。
既に答えは用意されています。

「現時点では、動物愛護管理法及び狂犬病予防法の違反の事実は確認されておらず、引き続き動物愛護センターからの犬をの引渡を継続する」

調査方法は「町役場に電話して聞いた」であり、狂犬病予防法に基づく登録リストや注射済み票などは確認していません。

広島県知事は、殺処分ゼロではなく、もはやピースワンコ(PWJ)の動物愛護を騙った偽善ビジネス存続のために、犬を引渡しているに過ぎません。

これは立派な詐欺の共犯だと思います。

そして、ピースワンコをバックアップする目的で、他の団体への譲渡を増やしたのです。
センターから殺処分から救おうと必死に犬を引き出すことは、ピースワンコの下支えになってしまっています。



私は悔しい。
誰一人として、過剰収容でネグレクトされている犬のことは眼中にないから。

3000頭なんて…
餌も満足に食べられない、横になって眠れない、散歩へ行けるはずもない、名前なんか呼ばれない…
どうして皆んな 気にならないのだろう?

~関連記事~
■ピースワンコ樫原レポート
〈 樫原氏の全記事リンク集 〉
■ピースワンコ不起訴からの試練

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