学年末、ということもあり、我が子等の通う学校でも、一年の締めの保護者会があった。
そこで聞いた、話。
来年度から予算削減のため、英語の授業に使う副読本が支給されなくなる、とのこと。
つきましては、来年度にこの学年になる子供たちのために
今年度、使った副読本を学校へ寄付してほしい、とのこと。
今年の子供たちは分かりやすいカラー印刷の副読本があるのに
来年の子供たちにはそれが整わないのは忍びない、との話。
物を大事にはしようとするがガサツな我が子。
正直、表紙はすすけてますよ(笑)
ましてや、書き込みや切り取りを前提としたドリル式の副読本。
思いっきり…疲れてますよ(爆)
寄付は構わないが、来年、再来年とこれを使う羽目になるお子さんに申し訳ないくらい…
閑話休題
授業時間が来年度から増えます、そうな。
その説明も受けてきました。
来年度からは開校記念日も県民の日も通常授業をするそうな。
おまけに冬休みが2日ほど短くなって、春から秋までは終業時刻が一コマ分長くなるんだと。
学習指導要項の見直しに伴うものだそうだが…
なんとも付け焼き刃感が漂うよなぁ…
現場の先生、現場を指揮する自治体もかなり考えた結果なんだろうなぁ。
てか、なんでこんなにムリクリなやり方するんだろう。
あの無駄に長い夏休みを減らそうよ~
2週間くらい縮めたら、一コマ分長く…などという半端なことは要らなくなるし、働く母達も一安心だよ。
というと…必ず言われる。
夏場は暑いんでなかなか学習が進まないんです…
だったら、公立の小中学校にもエアコンをつけましょうよ。
本当に効率良く学習させるんなら、断然、日の長い季節を選ぶべきだよ。
あの無駄に長い夏休みにエアコン利いた学習塾でお勉強出来る子供ばかりじゃないですよ。
で、タイトルの『本当に 必要ですか?』ですが
世の子育て中のお母様方。
今、予算審議真っ只中の子供手当。
本当に 必要ですか?
今まで無料支給してきたのに、前の学年の子たちのお古の副読本でしか、
お勉強出来ない子を作ってしまったり、
気の緩む(怠け者も犯罪も増える)夏休みを温存し、
本当の学習時間や学習環境を整えようともしない、
いや、整えたくても無い袖は振れない、で手をこまねいている現場を生み出していたり、
なんてことになっているところにきちんと財源が回るようにしてくれればいいのに。と思いませんか?
予算削減で教員の非正規雇用率が上がっている、副業しなけりゃ暮らせない…。などと聞くと、呆れてモノも言えない。
ましてや、学校の環境安定のためにスクールカウンセラー置く。などと言いながら
そのスクールカウンセラーも予算の都合で派遣や非正規雇用…などという笑えない事態もあったりして…。
公的事業が公としての体を為していない。
その必要な予算も生み出せないくせに、なにが子供手当だよ…と悪態つきたくなるのは私だけだろうか。
学校の先生ばかりに学校のなにもかもをさせているのも歪みの一因。
学内の危ない行為や不審な侵入者には警備会社やそれこそ警察が対応すればいい。
教育、教育の場。という言葉に寄りかかりすぎた。
人として外れた行為や犯罪には、立ち向かうのは『教育者』ではない。と思うのだかなぁ…
それに『お巡りさん』は悪い人を捕まえるだけが仕事じゃない。
市民の平穏で安全な暮らしを支えるのが仕事なんだ。
すぐそばで、それが実感できることこそ、本当の学習材料とも思う。
そのための予算見直しも必要だと思うんだけどなぁ…
どうでしょ?