知人と話していてのこと。
その人の勤め先で責任者が変わったのだそうな。
新しい人は人件費を削る人だ…と、仲間内では広まっており、
子育てママさんな面々はクビを切られたら困るね~と、
話題になったのだそうな。
ママさん達は、子供がらみの事情で休みを取りがちだからね。
そんなこんなで、始まった人件費の削減では…
学生のアルバイトから整理されたそうな…
聞けば、学生のアルバイトと主婦のパートで時給が同じ。
同じ時給なら、マニュアル対応の指示待ちの学生さんを置くより、
言われなくても汚れているところを掃除したり
困っている客に自ら声をかけられる
気働きのある主婦を置く方がいい、と、判断したらしい。
そこで問題。
主婦は子供が学校や幼稚園に行っている間に働いていて、
学生は学校が休みな日に働いている。
そこでの学生さんのリストラですから、土日の人手不足をどうするか…?
そう、子育てママさんな面々にも「土日に出てください」と指令が来た。
マジっすか?!
じゃ、どうすんの~?!
結局、ジジババに頼らざるを得なくなる。
でなければ、子供に鍵とお弁当を持たせておいて、お留守番……。
……
……
……
……
……
なんか、おかしくないか……
なんだか、うまく言えないんだけどね…
だって、主婦には子育てや家事という仕事もあるんだぞ…
その「気働き」とて、何で培ったか…といえば、
主婦としての「家事」や「育児」という仕事があってこそだぞ。
週末に子供を留守番させて働くのを当たり前としたら、
イマドキ言われている、子供の安全は誰が担うの~?
親が働いている間に何かあったらどうすんの?!
不審者情報が毎日のように入ってくる、この治安の悪い中で…。
子供が朝から日暮れまで、のっぱらで走り回っているのが
当たり前な『懐かしの昭和の頃』とは違うだろ!
子供は食い物だけあれば生きていけるって訳じゃないだろ~?
学校が休みな時くらい、親子の時間を作らせろよ!
それを甘えと言うのなら、少子化は解決しないぞ。
経済効率ばかりを見ていると、大事なことが抜け落ちるぞ!
そして、何のために働いているか! って言ったら、暮らしていくためだ!
我が子に少しでも良い物食わせたい、良い服を買ってやりたい
そして、やりたい!という習い事の一つでも、
金銭的な理由であきらめさせることを避けたいからだ!!
小渕優子、聞いてるか!!!
こんな経済効率最優先な社会じゃ、子供を産み育てたいと思う人が減るだろう!
それに、経済効率最優先で馬車馬のごとく働かされて、
身も心もゴリゴリと削られても、もらえる賃金は上がらない、
むしろ横這いなら安泰。
そんな中で妊娠・出産は明らかにマイナス扱い。
こんな現状で誰が子供を産みたいかね…
確かに、子育てや家事が「気働き」という「スキル」として、
本当に認められるんなら、それは励みになるでしょう…。
でも、それはどこまで「本当」なんでしょうかね…。
……
……
……
……
知人との会話でこんなことまで頭の中で膨らんだ私がいました。
ちょっと、いつもくすぶっている怒りにも、火がついちゃったかもな…