環境＝グリーン＝植木鉢………てな安易なつなぎ方でこんな記事を…。
ニュースソースを貼るのが楽なのが、ブログの方なので、単にそれだけですが。
この問題、作る側の問題もあるけど、買う側・使う側の問題もあるかもよ。
たぶん、壁打ちテニスだよ
再生紙の官庁納入容認 配合率基準未満でも
再生紙偽装：さいたま市、購入用紙に配合率偽装 印刷物１００％印を消す対応 ／埼玉
ちなみに・・・さいたま市では一ヶ月でＡ４サイズで１７５万枚も使うのだそうな・・・
そのニュースソースも貼ろうと思ったが、見つからなくなったので・・・(アバウトだなぁ)
さて…
随分昔に(ザウルス出産直後辺り)テレ東でやっていた実験。
街頭でエコのアンケートをし、回答者に記念品一つをあげるのだが、この記念品がクセモノ。
回答者に好きな方を選ばせるのだが、選択肢の山二つ。
一つはありふれた白いトイレットペーパー。もう一つは無漂白の薄茶色のトイレットペーパー。
お好きな方を一つどうぞ～とすると、減っていくのは白い方。
アンケートには「洗い物や洗濯で洗剤を使いすぎない(計って使う)」とか
「牛乳パックはリサイクルに出す」とか「回収された新聞紙(古紙)が何に使われるか知っている」…なんて質問が並ぶ。
これらの質問に「yes」と答えた人が「漂白された白いペーパー」を持ち帰る姿を映しているのだ。
実に滑稽で恐ろしい実験だ。
お尻を拭いて水に流すだけの紙に、しかもタダでもらうのに、
白さを求めているんだ… そのことにもびっくりだった…
さて…
そんな人が多い社会で、子供の学習帳やお絵描き帳、
電話の脇に据えるメモ帳、自宅のＦＡＸ用紙、
スーパーやコンビニにあるコピー機の用紙やレシート、
郵送される各引き落とし先の明細書、地域の回覧板に挟まれた印刷物、
公民館や市役所前の掲示物、
果ては企業内で使われる掲示物、配布される資料、
放送局で使われている台本や進行表なども、
無漂白の茶色がかったり、灰色がかった紙を使うことを受け入れられるのだろうか…？
品質低下を理由に「再生紙利用100％」を偽るのもおかしいし、
ムリのある「グリーン法」の制定・運用もおかしいよ。
しかし、それよりなによりたいしたことに使いもしないのに、やたらと白い紙を使いたがるのは…どうなのよ？
なにより、新聞に挟まるチラシ、ここまで要らないよ～
コピー用紙が足りないって、その印刷物、そんなに必要ですか？
資源を大切に！ というなら、再資源化もいいけど使用量の減量化が先じゃないの？
本当に必要なものを出力・印刷しようよ～
なおかつ、よほどのカラー印刷じゃなければ無漂白紙を使えばいいんじゃないの？
違うのかな…？
おかしいかな…？
だって、幼稚園だって公立の小学校だって、配布物は藁半紙だよ…
やればできるんじゃない？
ひとまず、無漂白紙のノートやお絵かき帳、もっと売り出してくれよ～
大手の、学校や幼稚園と取引のある業者でさ～
そうすれば、もっと浸透するよ。
我が家は・・・買うよ。
