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兄との栗拾い

2012-04-18 10:54:01 | Weblog
『昔は家で食べる為ではなく』

カチ栗にして売る為の栗拾い、カチ栗の作り方、天火で干すと皮と実が離れるように成る実が硬くなる前に皮をむく、手作業、むいた実をカリカリに成るまで干して出来上がり。
思い出は沢山有るのですが一番凄かったので、だいたい栗拾いの頃は台風シーズンが多いです。その時も風台風でした。雨は降らない山道を朝暗いうちに弁当を背負い兄とあの開墾の畑のそばまで行くのですが、片道が一時間半も掛けて来るので、ここまでは誰も来ないと思いながら、どこに栗木があるか解らないので、その場所に付いてから栗の木を探すのでした。今考えると怖く無かったのかと思います。古木に山葡萄のツルが巻きつき実が沢山付いていました。熊が食べたみたいに折れた枝が、まだ新しい折った後があった、直ぐそばに熊が居るような気がするほど怖かったです。
裏山は大木が多くて、それも国有林ですので100年位の樹木が殆どでした。栗の木もだからかなり枝が広がり下草も少なく意外に栗が拾いやすくなっていた。でも栗の実が落ちるのはほんの2、3日きりありません。タイミングが難しいのです。でもその日のために下草が刈って有る木に巡り合えたのです。誰かがやっぱりタイミングを計り下草まで刈って待っていたのでしょう。でも私達は多分嵐の中を行った事が、そのタイミングの良さに遭遇したのでしょう。木の大きさが二人で抱えるほどの大木でしたから、その木の下に、栗のいがをまじえて、むしろに干してあるように落ちていたのでした。夢中で拾い余り沢山あったので、兄貴と一回に運びきれずに開墾小屋まで分けて運びました。後にも先にもこんな栗拾いはした事がありません。


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