南房総館山・なぎさの自然詩

旅鳥とミスガイの生体

8月2日にこの海岸で出逢ったメダイチドリとキアシシギに又逢えるかと思って出掛けました。
すると同じ場所に小さな群れを作り、磯で休んでいました。


今日はメダイチドリ6羽とキアシシギ1羽で前回よりも小さな群れでした。
キアシシギが端っこにいるのが控えめな感じで、異種なのを気にしているようにも見えました。

穏やかな館山湾にも台風のうねりが入って来ています。
昨夜の満潮時の波打ち際だった場所は植生ギリギリの所まで波が被った後が残されていました。
普段の大潮の時よりもずっと潮が満ちているようでしたので、台風上陸と大潮が同時になると海岸の地形が変わってしまうかもしれません。


台風の影響で波が高く力強くなってきている為に、生きているミスガイが打ち上げられてしまっていました。
自力では海へ戻ることが出来ないので潮溜まりにリリースしました。


海水の中でミスガイの青く縁取られた体がヒラヒラとして、とても綺麗でした。
しばらく観察していたらハゼの仲間がミスガイに近づいて来ました。
ミスガイが突然現れたので驚いたのかもしれません。

朝の海岸は誰一人居なくてとても静かで、出逢った海鳥もゆったりと思い思いに過ごしていました。
ビーチコーミングでは綺麗な貝殻もほとんどありませんでしたが、貸し切りの海岸を歩きとても贅沢な時間でした。




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