南房総館山・なぎさの自然詩

大潮ビーチコーミング


今日は大潮なので潮が引いて広くなった砂浜を、ビーチコーミングをしながら歩きます。
海は台風の影響で波が力強くなっています。
海岸では波の音が大きく、時折高い波が打ち寄せていました。
しばらく歩くと、嬉しい事にイルカの耳骨を見つけました。
赤いナデシコガイと白いタケノコガイの仲間も一緒に拾いました。


こんな風に貝殻や石ころに混じって打ち上げられていました。
真ん中の穴の空いたような黒っぽい石が布袋石とも呼ばれるイルカの耳骨です。


ビーチコーミングで見つけた丸くて不思議な物体は砂茶碗と呼ばれるもので、タマガイ科の貝の卵嚢だそうです。
南房総では夏の間に見かけるのですが、海底にあった卵嚢が激しい波でかき混ぜられて海中に放り出されてしまったと思われます。
一見すると砂の塊に見えますが、小さな卵は砂に覆われ水分蒸発や衝撃から守られているそうです。

干上がった磯ではハシブトガラスの幼鳥が採餌していました。
全部で5羽いたので家族だったのかもしれません。


ふと空を見るとくっきりとしたハロ。
下ばかり見ていたので気づきませんした。


そして大きな入道雲も。
どこかでゲリラ豪雨が降っているのかもしれません。
三浦半島の方角を見ると更に濃い雨雲があり、雨が振っているのが分かりました。
ほんの数十km離れた場所での天気が見えた事が、あらためて空と海は繋がっていると実感しました。






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