南房総館山・なぎさの自然詩

メダイチドリと布袋石



今日拾ったイルカの耳骨と昨日のミスガイ。



今日の館山湾は朝のうち薄陽が射していましたが、昼頃から雨が降ったり止んだりの空模様でした。
雨の合間に海岸へ行くとチドリの鳴き声が聞こえ、その姿を探すとそれはメダイチドリでした。
潮風に吹かれて尾羽が揺れています。



1羽だけかなと思っていたら、更に2羽飛んで来ました。
台風後の海岸は砂が盛り上がっていて、その砂丘の向こう側からひょっこりとメダイチドリが顔を覗かせています。
浜を行ったり来たりと忙しそうに、食べ物を探していました。



他の鳥を探そうと砂浜を歩いているとイルカの耳骨が打ち上げられていました。
イルカの耳骨というのは、他の骨と比べると空洞が無く密度が高い様に思います。
そのため他の部位の骨は風化し易いけれど、耳骨は残り易いのかもしれません。
不思議に思うのは、どうしてこんなにイルカの耳骨が打ち上がるのかということです。
今でも東京湾にはイルカが迷い込んでしまう事がありますが、太古の昔から東京湾にはイルカがやって来て、太平洋に戻れずに力尽きたイルカがいたのかもしれないと思いました。
よく地震の前にはイルカが多数座礁してしまうと言われますが、そういうのも繰り返されてきたのかもと考えています。





ヒガンバナをイルカに捧げます。


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「漂着物」カテゴリーもっと見る